東京マーケット・サマリー 2024年8月28日午後 6:11
■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値
＜外為市場＞
ドル／円
ユーロ／ドル
ユーロ／円
午後５時現在
144.55／144.56
1.1156／1.1157
161.27／161.28
ＮＹ午後５時
143.94／143.97
1.1184／1.1185
161.00／161.03
午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１４４円半ばで推移している。売られ過ぎた反動で買い戻されたほか、実需の買いに支えられ、強含んだ。買い一巡後は、米国時間に発表されるエヌビディア決算の内容を見極めようと様子見姿勢が強まった。
＜株式市場＞
終値
前日比
寄り付き
安値／高値
日経平均
38371.76
83.14
38221.38
38,141.49─38,399.91
ＴＯＰＩＸ
2692.12
11.32
2675.22
2,671.08─2,692.12
プライム指数
1385.54
5.87
1377.21
1,374.75─1,385.54
スタンダード指数
1243.26
-5.46
1248.34
1,240.99─1,248.50
グロース指数
848.70
-17.89
863.43
845.76─863.75
グロース250指数
664.64
-15.66
677.26
661.80─677.51
東証出来高(万株)
137271
東証売買代金(億円)
32680.74
東京株式市場で日経平均は、前営業日比８３円１４銭高の３万８３７１円７６銭と２日続伸して取引を終えた。米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算発表を控えて様子見姿勢が強まり、方向感を欠いた。商いは薄く、売買代金は今年３番目の少なさだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが６００銘柄（３６％）、値下がりは９８９銘柄（６０％）、変わらずは５７銘柄（３％）だった。
＜短期金融市場＞
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先（24年9月限）
───
3カ月物ＴＢ
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．２２７％になった。前営業日（０．２２７％）から横ばい。「引き続きビッドサイドの調達ニーズはしっかりだった」（国内金融機関）との声が聞かれた。
＜円債市場＞
国債先物・24年9月限
144.64
(-0.12)
安値─高値
144.60─144.80
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.890％
(+0.015)
安値─高値
0.890─0.885％
国債先物中心限月９月限は前営業日比１２銭安の１４４円６４銭と続落して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比１．５ｂｐ上昇の０．８９０％。注目された日銀の氷見野良三副総裁の発言機会は波乱なく通過した。
＜スワップ市場・気配＞
2年物
0.55─0.45
3年物
0.61─0.51
4年物
0.65─0.55
5年物
0.70─0.60
7年物
0.81─0.71
10年物
1.01─0.91
日経平均は８３円高と続伸、取引終了にかけ上げ幅拡大の場面も＝２８日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/08/28 15:34
２８日後場は日経平均株価が、前日比８３円１４銭高の３万８３７１円７６銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）が、同１１．３２ポイント高の２６９２．１２ポイントとそろって続伸して取引を終えた。前場は為替市場で円高が進んだことが嫌気され、下落する場面もみられた。売り一巡後は手がかり材料難のなか、為替相場の落ち着きもあり下げ幅を縮小。現地２８日の米エヌビディアの決算発表を控え、積極的な売買は限られているなか、後場に入り上げ転換。弱含む場面もみられたが取引終了間際の１５時には、日経平均が同１１１円２９銭高の３万８３９９円９１銭を付けるなど、高値圏で取引を終えた。
東証プライム市場の出来高は１３億７２７１万株。売買代金は３兆２６８０億円できのう２７日（３兆２３０９億円）に次ぎ、今年に入り３番目の少なさだった。騰落銘柄数は値上がりが６００銘柄に対し、値下がりは９８９銘柄と値下がりの方が多く、変わらずは５７銘柄だった。
業種別では、全３３業種のうち１６業種が上昇、１７業種が下落した。デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株や、ソニーＧ<6758>、アドバンテス<6857>などの電気機器株が上昇。第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、エーザイ<4523>、第一三共<4568>などの医薬品株も高い。東精密<7729>、ＨＯＹＡ<7741>などの精密機器株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も堅調。楽天グループ<4755>、リクルートＨ<6098>などのサービス株や、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株もしっかり。一方、王子ＨＤ<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株が下落した。
個別では、ミガロＨＤ<5535>、山洋電<6516>、平田機工<6258>、日本空調<4658>、一工薬<4461>などが上昇。半面、北越コーポ<3865>、セレス<3696>、ファイバーＧ<9450>、ＦＩＧ<4392>、ＮＳＳＯＬ<2327>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,105.00 +10.29 +0.49% -0.30% +16.89% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,850.33 +11.85 +0.64% -0.51% +21.03% 15:00
日経平均株価
38,371.76 +83.14 +0.22% +1.87% +19.28% 15:15
日経500平均
3,320.99 +4.61 +0.14% +1.91% +12.33% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,692.12 +11.32 +0.42% -0.27% +17.06% 15:00
日経300指数
577.65 +2.73 +0.47% -0.19% +18.83% 15:15
東証REIT指数
1,789.38 -1.65 -0.09% +4.62% -5.21% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,397.25 +11.09 +0.80% -1.16% +22.33% 15:00
東証グロース市場250指数
664.64 -15.66 -2.30% +3.38% -11.15% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,022.76 -10.64 -0.35% +0.05% +12.21% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,687.76 +2.79 +0.10% +0.22% +9.51% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,740.24 +11.22 +0.41% +0.49% +18.80% 15:00
日経平均
現在値 38,371.76↓ (24/08/28 15:15)
前日比 +83.14 (+0.22％)
始値 38,221.38 (09:00) 前日終値 38,288.62 (24/08/27)
高値 38,399.91 (15:00) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 38,141.49 (09:22) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は続伸、アドバンテストやトヨタが2銘柄で約83円分押し上げ 16:19 配信
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり109銘柄、変わらず3銘柄となった。
27日の米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は9.98ドル高（＋0.02％）の41250.50ドル、ナスダックは29.05ポイント高（＋0.16％）の17754.82、S&P500は8.96ポイント高（＋0.16％）の5625.80で取引を終了した。長期金利の上昇で寄り付き後、下落。その後、8月消費者信頼感指数が予想外に改善したため相場も回復した。AIに必要な半導体製造メーカーのエヌビディアの決算発表を28日に控え期待感にハイテクが上昇に転じ、相場を支援。終盤にかけてダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。
米国株は小幅上昇したものの、為替が前日比で円高ドル安に振れたことから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。小幅安でスタートした日経平均は、目立った売買は観測されず、前日終値水準での小動きに終始。日経平均、TOPIXはともに切り返したが、エヌビディア決算発表を前に積極的な売買は手控えられた。
大引けの日経平均は前日比83.14円高（＋0.22％）の38371.76円となった。東証プライム市場の売買高は13億7271万株。売買代金は3兆2680億円。業種別では、輸送用機器、電気機器、保険業、医薬品、精密機器などが上昇した一方、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉱業、金属製品、水産・農林業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は36％、対して値下がり銘柄は60％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約66円押し上げた。同2位はトヨタ<7203>となり、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、京セラ<6971>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約41円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、TDK<6762>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、日東電<6988>などがつづいた。
日経平均株価 38371.76(+83.14)
値上がり銘柄数 113(寄与度+237.34)
値下がり銘柄数 109(寄与度-154.20)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 6381 256 66.95
<7203> トヨタ自動車 2747 103 16.75
<6920> レーザーテック 28735 1155 15.10
<4568> 第一三共 5980 146 14.32
<6758> ソニーG 14095 315 10.30
<9433> KDDI 4886 40 7.85
<6971> 京セラ 1756 26 6.80
<7741> HOYA 20750 380 6.21
<9735> セコム 10695 140 4.58
<5803> フジクラ 3989 138 4.51
<6902> デンソー 2249 31 3.99
<6146> ディスコ 42250 600 3.92
<6098> リクルートHD 8899 36 3.53
<4578> 大塚HD 8639 97 3.17
<4021> 日産化学 5015 94 3.07
<8766> 東京海上HD 5395 61 2.99
<7735> SCREEN 11085 220 2.88
<4755> 楽天グループ 1029 87 2.83
<6501> 日立製作所 3455 85 2.78
<8015> 豊田通商 2711 25 2.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 46200 -420 -41.19
<9984> ソフトバンクG 8345 -196 -38.44
<6762> TDK 9487 -105 -10.30
<4704> トレンドマイクロ 8636 -171 -5.59
<6367> ダイキン工業 18550 -135 -4.41
<6954> ファナック 4208 -24 -3.92
<6988> 日東電工 11650 -100 -3.27
<7974> 任天堂 7967 -81 -2.65
<6273> SMC 66390 -770 -2.52
<4324> 電通グループ 4519 -75 -2.45
<4911> 資生堂 3343 -71 -2.32
<3382> 7＆iHD 2100 -22 -2.16
<5019> 出光興産 1056 -29.5 -1.93
<7733> オリンパス 2679 -13 -1.70
<2413> エムスリー 1437 -19.5 -1.53
<3092> ZOZO 4756 -39 -1.27
<4063> 信越化 6447 -7 -1.14
<1721> コムシスHD 3192 -35 -1.14
<8035> 東エレク 26190 -10 -0.98
<3099> 三越伊勢丹HD 2158 -29.5 -0.96
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,692.12↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +11.32 (+0.42％)
始値 2,675.22 (09:00) 前日終値 2,680.80 (24/08/27)
高値 2,692.12 (15:00) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,671.08 (09:32) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング：パルプ・紙が下落率トップ 15:36 配信
パルプ・紙が下落率トップ。そのほか石油・石炭製品、鉱業、金属製品、水産・農林業なども下落。一方、輸送用機器が上昇率トップ。そのほか電気機器、保険業、医薬品、精密機器なども上昇。
業種名／現在値／前日比（％）
1. 輸送用機器 ／ 4,377.57 ／ 2.19
2. 電気機器 ／ 4,689.31 ／ 0.98
3. 保険業 ／ 2,507.79 ／ 0.98
4. 医薬品 ／ 4,174.52 ／ 0.95
5. 精密機器 ／ 12,837.49 ／ 0.90
6. ゴム製品 ／ 4,169.42 ／ 0.72
7. サービス業 ／ 3,185.12 ／ 0.64
8. 銀行業 ／ 314.52 ／ 0.48
9. 非鉄金属 ／ 1,420.54 ／ 0.34
10. 証券業 ／ 570.44 ／ 0.25
11. 食料品 ／ 2,262.91 ／ 0.25
12. 鉄鋼 ／ 742.92 ／ 0.18
13. ガラス・土石製品 ／ 1,391.02 ／ 0.07
14. 不動産業 ／ 2,045.23 ／ 0.05
15. その他製品 ／ 5,213.92 ／ 0.05
16. 卸売業 ／ 3,712.46 ／ 0.03
17. 倉庫・運輸関連業 ／ 2,936.02 ／ -0.03
18. 繊維業 ／ 684.24 ／ -0.06
19. 機械 ／ 3,037.99 ／ -0.09
20. 建設業 ／ 1,770.14 ／ -0.18
21. 化学工業 ／ 2,620.38 ／ -0.19
22. 情報・通信業 ／ 5,852.85 ／ -0.23
23. 陸運業 ／ 1,964.9 ／ -0.24
24. 電力・ガス業 ／ 552.17 ／ -0.25
25. その他金融業 ／ 1,059.5 ／ -0.27
26. 海運業 ／ 1,813.4 ／ -0.39
27. 空運業 ／ 219.9 ／ -0.43
28. 小売業 ／ 1,838.64 ／ -0.44
29. 水産・農林業 ／ 585.98 ／ -1.09
30. 金属製品 ／ 1,393.7 ／ -1.10
31. 鉱業 ／ 632.68 ／ -1.43
32. 石油・石炭製品 ／ 1,898.12 ／ -1.51
33. パルプ・紙 ／ 519.7 ／ -4.71
業種別（東証株価指数33業種）
JPX日経インデックス400
現在値 24,680.19↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +91.17 (+0.37％)
始値 24,523.25 (09:00) 前日終値 24,589.02 (24/08/27)
高値 24,680.19 (15:00) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 24,487.78 (09:25) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,385.54↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +5.87 (+0.43％)
始値 1,377.21 (09:00) 前日終値 1,379.67 (24/08/27)
高値 1,385.54 (15:00) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,374.75 (09:32) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,243.26↑ (24/08/28 15:00)
前日比 -5.46 (-0.44％)
始値 1,248.34 (09:00) 前日終値 1,248.72 (24/08/27)
高値 1,248.50 (09:01) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,240.99 (12:51) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 848.70↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -17.89 (-2.06％)
始値 863.43 (09:00) 前日終値 866.59 (24/08/27)
高値 863.75 (09:00) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 845.76 (12:51) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロ－ス市場250指数は5日ぶりに反落、200日線到達で上げ一服／グロース市況 17:30 配信
東証グロース市場指数：－17.89 ()
出来高2億6866万株：
売買代金1353億円：
東証グロース市場250指数：－15.66 ()
出来高1億1343万株：
売買代金968億円：
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに5日ぶりに反落。値上がり銘柄数は165、値下り銘柄数は385、変わらずは29。 27日の米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は9.98ドル高（＋0.02％）の41250.50ドル、ナスダックは29.05ポイント高（＋0.16％）の17754.82、S&P500は8.96ポイント高（＋0.16％）の5625.80で取引を終了した。長期金利の上昇で寄り付き後、下落。その後、8月消費者信頼感指数が予想外に改善したため相場も回復した。AIに必要な半導体製造メーカーのエヌビディアの決算発表を28日に控え期待感にハイテクが上昇に転じ、相場を支援。終盤にかけてダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。 米国株しっかりも、足元の上昇に対する反動などが先行し、グロース市場はやや売り優勢で取引を開始した。グロース市場250指数は、200日移動平均線に頭を抑えられたこともあり、ジーエヌアイグループ<2160>など時価総額が大きい主力株を中心に利益確定の流れが強まった。 個別では、アストロスケールHD<186A>、QPS研究所<5595>、ispace<9348>の宇宙関連銘柄が急落したほか、時価総額上位銘柄ではジーエヌアイグループ、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>が下げた。値下がり率上位には、PSS<7707>、クリングルファーマ<4884>、オキサイド<6521>がランクイン。 一方、位置情報機能を活用したゲームアプリが引き続き材料視されてドリコム<3793>が2日連続でストップ高。時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、アドベンチャー<6030>、セーフィー<4375>が買われた。値上がり率上位には、ファンペップ<4881>、ビーマップ<4316>、地盤ネットHD<6072>がランクイン。 なお、東証グロース市場コア指数採用銘柄では、ジーエヌアイグループ、フリー、弁護士ドットコム、ispaceのほか、ライフネット生命<7157>などが売られた。
グロース250
現在値 664.64↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -15.66 (-2.30％)
始値 677.26 (09:00) 前日終値 680.30 (24/08/27)
高値 677.51 (09:00) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 661.80 (12:51) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,789.38↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -1.65 (-0.09％)
始値 1,785.10 (09:00) 前日終値 1,791.03 (24/08/27)
高値 1,799.30 (13:13) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,783.83 (09:00) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 22.47↓ (24/08/28 15:20)
前日比 -1.18 (-4.99％)
始値 23.45 (09:00) 前日終値 23.65 (24/08/27)
高値 23.73 (09:05) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 22.47 (15:16) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI：低下、株価底堅く警戒感が緩和 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は28日、前日比-1.18（低下率4.99％）の22.47と低下した。なお、高値は23.73、安値は22.47。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、上昇幅は小幅にとどまり、東京市場の手掛かり材料とはなりにくい中、日経225先物は午前は概ね小幅安水準での推移となり、午後は上げに転じるなど、底堅い動きとなった。市場では今日の米株式市場の通常取引終了後に予定されている米エヌビディアの決算発表待ちといった雰囲気があったが、今日は株価の下値が堅いことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に緩和。日経VIは昨日の水準近辺を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,300.00 +260.00 08/27
大証ラージ(夜間) 38,230.00 -70.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 38,215 -85 38,300 38,370 38,535 38,155 177,082 06:00
大証ミニ 24年10月限 37,995 -45 38,040 38,145 38,285 37,915 3,950 06:00
大証ミニ 24年11月限 38,045 -5 38,050 38,145 38,285 37,950 94 05:02
大証ラージ 24年09月限 38,230 -70 38,300 38,370 38,530 38,160 7,126 06:00
大証ラージ 24年12月限 38,050 -10 38,060 38,130 38,320 37,960 130 05:45
大証ラージ 25年03月限 38,100 +100 38,000 38,000 38,100 38,000 3 02:27
日経平均先物
現在値 38,230.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -70.00 (-0.18％)
高値 38,530.00 (17:45) 始値 38,370.00 (16:30)
安値 38,160.00 (22:04) 前日終値 38,300.00 (24/08/27)
TOPIX先物
現在値 2,677.50↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -3.00 (-0.11％)
高値 2,699.50 (17:40) 始値 2,685.00 (16:30)
安値 2,677.00 (22:04) 前日終値 2,680.50 (24/08/27)
JPX日経400先物
現在値 24,430.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -150.00 (-0.61％)
高値 24,755.00 (17:41) 始値 24,600.00 (16:30)
安値 24,430.00 (06:00) 前日終値 24,580.00 (24/08/27)
グロース250先物
現在値 675.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -2.00 (-0.30％)
高値 684.00 (17:40) 始値 680.00 (16:30)
安値 674.00 (05:44) 前日終値 677.00 (24/08/27)
NYダウ先物 円建
現在値 41,350.00↑ (24/08/28 06:00)
前日比 +28.00 (+0.07％)
高値 41,378.00 (17:06) 始値 41,341.00 (16:30)
安値 41,180.00 (22:04) 前日終値 41,322.00 (24/08/27)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,245.00↓ (24/08/27 15:59 CST)
前日比 +210.00 (+0.55％)
高値 38,540.00 始値 37,970.00
安値 37,850.00 前日終値 38,035.00 (24/08/26)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) ＄=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME￥ 24年09月限 38,245 +210 38,035 18,948 05:59
CME＄ 24年09月限 38,275 +210 38,065 8,634 05:59
CME￥ 24年12月限 38,150 +315 37,835 9 00:08
CME＄ 24年12月限 38,080 +50 38,030 13 22:07
SGX日経平均先物
現在値 38,295.00↑ (24/08/28 05:06 SGT)
前日比 +45.00 (+0.12％)
高値 38,535.00 始値 38,280.00
安値 38,155.00 前日終値 38,250.00 (24/08/27)
日経先物 SGXSGX futures
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 38,250 0 38,015 0 0
SGX 2024/09(夜間) 38,295 +45 38,250 38,280 38,535 38,155 7,285
SGX 2024/12(日中) 38,010 0 37,770 0 0
SGX 2024/12(夜間) 38,070 +60 38,010 38,070 38,070 38,070 13
長期国債先物
現在値 144.740↓ (24/08/28 05:55)
前日比 -0.020 (-0.01％)
高値 144.810 (16:53) 始値 144.740 (15:30)
安値 144.610 (21:36) 前日終値 144.760 (24/08/27)
28日の日本国債市場概況：債券先物は144円64銭で終了 16:30 配信
＜円債市場＞
長期国債先物2024年9月限
寄付144円76銭 高値144円80銭 安値144円60銭 引け144円64銭
売買高総計16282枚
2年 463回 0.369％
5年 171回 0.503％
10年 375回 0.889％
20年 189回 1.686％
債券先物9月限は、144円76銭で取引を開始。氷見野日銀副総裁の「経済・物価見通しの実現確度が高まれば、金融緩和の度合いを調整していくのが基本姿勢」との発言を受けて売りが優勢になったとみられ、144円80銭から144円60銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
＜米国債概況＞
2年債は3.86％、10年債は3.82％、30年債は4.11％近辺で推移。
債券利回りは2年債が低下。（気配値）
＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.27％、英国債は3.98％、オーストラリア10年債は3.93％、NZ10年債は4.24％。（気配値）
日本国債3年
年利回り 0.388 (24/08/28 02:05)
前日比 +0.005
日本国債5年
年利回り 0.502 (24/08/28 04:00)
前日比 +0.005
日本国債10年
年利回り 0.879 (24/08/28 02:05)
前日比 -0.002
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,837.43 -11.30 -0.40% -1.85% -8.43% 17:29
中国 上海A株指数
2,973.93 -11.85 -0.40% -1.86% -8.45% 17:29
中国 深ｾﾝA株指数
1,561.97 +0.20 +0.01% -4.84% -21.43% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,078.82 -24.94 -0.31% -6.03% -21.05% 16:00
中国 上海B株指数
227.97 -0.01 -0.01% -2.09% -9.35% 17:29
中国 深ｾﾝB株指数
1,048.87 -13.61 -1.28% -6.21% -8.29% 16:00
中国 上海50A株指数
2,336.15 -14.27 -0.61% -0.81% -7.23% 17:29
中国 上海180A株指数
7,386.75 -40.59 -0.55% -2.08% -8.32% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,397.71 -9.56 -0.40% -1.85% -8.43% 17:29
中国 創業板指数
1,531.45 +0.71 +0.05% -7.72% -25.66% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,286.50 -18.83 -0.57% -3.60% -12.42% 16:00
中国 深ｾﾝ総合指数
1,493.59 +0.16 +0.01% -4.84% -21.41% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,692.45 -182.22 -1.02% +3.94% -2.42% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,225.99 -80.37 -1.27% +3.58% -0.32% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,560.61 -60.51 -1.67% -0.38% +0.94% 17:08
韓国総合株価指数 2,689.83 +0.58 +0.02% -1.54% +5.76% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 81,785.56 +73.80 +0.09% +0.56% +26.00% 19:59
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 25,052.35 +34.60 +0.14% +0.88% +29.80% 19:59
加権指数 22,370.66 +185.66 +0.84% +1.14% +35.50% 15:30
S&P/ASX200指数 8,071.44 +0.28 +0.00% +1.90% +12.73% 15:53
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,470.59 +19.49 +0.16% +0.98% +8.64% 14:46
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,675.24 +22.95 +1.39% +3.87% +16.01% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,658.88 +60.99 +0.80% +5.09% +10.65% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,391.03 -7.44 -0.22% -1.03% +5.52% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,365.72 +1.41 +0.10% +4.48% -12.62% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,281.44 +0.88 +0.07% +3.17% +6.63% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,958.01 -15.40 -0.22% +3.45% +12.94% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年8月28日午後 8:00
中国株式市場はＣＳＩ３００指数が３営業日続落し、香港株も反落して引けた。飲料メーカーや外食関連企業の中間決算が期待外れの内容となったことでデフレリスクが意識され、地合いが悪化した。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は１１．３０１９ポイント（０．４０％）安の２８３７．４２９３。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数(.CSI300), opens new tab終値は１８．８３８ポイント（０．５７％）安の３２８６．４９６。
酒造大手の山西杏花村汾酒厂(600809.SS), opens new tabは第２・四半期の利益が前期比６０％減少したことから５．８％安となった。酒造株(.CSI399997), opens new tabは３％下落した。
金融株(.CSI300FS), opens new tabは０．５１％、生活必需品株(.CSI000912), opens new tabは１．４９％それぞれ下落した。不動産指数(.CSI000952), opens new tabは１．４３％安、ヘルスケア関連株(.CSI300HC), opens new tabも０．３７％安となった。
ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は１８２．２２ポイント（１．０２％）安の１万７６９２．４５。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）(.HSCE), opens new tab終値は８０．３７ポイント（１．２７％）安の６２２５．９９。
中国の飲料メーカー、農夫山泉(9633.HK), opens new tabは１０％下落しハンセン指数を押し下げた。
エネルギー株(.HSCIE), opens new tabは０．６％下落し、ＩＴ（情報技術）株(.HSCIIT), opens new tabは１．６６％値下がりした。金融株(.HSNF), opens new tabは０．５１％安、不動産株は０．９５％安。
中国の電子商取引（ＥＣ）大手アリババ(9988.HK), opens new tabは１％下落した。
テクノロジー株(.HSTECH), opens new tabは１．６％安。
ソウル株式市場は小幅ながら４営業日ぶりに反発して引けた。一時下落したものの、自動車株と半導体株の上昇で切り返した。
自動車株は現代自動車が新たな販売台数目標などを発表したことを受けて買われ、半導体株は米エヌビディアの決算発表を前に上げた。
総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）は０．０２％高で終了。一時０．６６％安まで下落した。
現代自動車は４．６５％高。世界の年間販売台数目標を上方修正したことが好感された。傘下の起亜自動車は２．７５％高。 もっと見る
半導体大手のサムスン電子と同業のＳＫハイニックスは、一時下落した後にそれぞれ０．７９％高、２．４６％高で終了した。大信証券のアナリストは「エヌビディアの決算発表に向けて楽観と警戒感が交錯している」と分析した。
その他の主力銘柄は、バイオ製薬株が上昇した半面、電子商取引（ｅコマース）関連株は２％超下落した。
取引された９３７銘柄のうち、上昇は２６０銘柄、下落は６２８銘柄。
海外勢は３４００億ウォン（約２億５４１８万ドル）相当の売り越し。
シドニー株式市場は、ほぼ横ばいで引けた。金融株の上昇が、商品（コモディティー）関連株の下落で相殺された。
７月のオーストラリア消費者物価指数（ＣＰＩ）は、伸び率が前年同月比３．５％と、前月の３．８％を下回った。市場予想の３．４％を若干上回ったことから、市場が織り込む豪準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）が１１月に利下げ転換する確率は５８％から４８．４％に低下した。
鉱業株指数は１．１％安。中国の鉄鋼需要を示す指標発表を前に、投資家が警戒姿勢を取った。フォーテスキューは通期決算が増益となったものの、株価は１％下落した。
エネルギー株指数は１．４％安。サントスが０．７％、ウッドサイド・エナジーが１．２％、それぞれ下げた。
一方、金融株指数は０．８％高。四大銀行の一角を占めるウエストパック銀行は１．１％上昇した。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2837.4293
- 11.3019
- 0.40
2844.3269
2852.5621
2830.9615
(.SSEC)
前営業日終値
2848.7312
中国
ＣＳＩ３００指数
3286.496
-18.838
-0.57
3298.909
3305.350
3274.588
(.CSI300)
前営業日終値
3305.334
香港
ハンセン指数
17692.45
-182.22
-1.02
17847.99
17879.01
17659.29
(.HSI)
前営業日終値
17874.67
香港
ハンセン中国株指数
6225.99
-80.37
-1.27
6290.09
6300.39
6204.02
(.HSCE)
前営業日終値
6306.36
韓国
総合株価指数
2689.83
+0.58
+0.02
2690.59
2695.51
2671.59
(.KS11)
前営業日終値
2689.25
台湾
加権指数
22370.66
+185.66
+0.84
22210.57
22370.66
22108.86
(.TWII)
前営業日終値
22185.00
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
8071.40
+0.20
0.00
8071.20
8071.40
8008.90
(.AXJO)
前営業日終値
8071.20
シンガポール
ＳＴ指数
3391.03
-7.44
-0.22
3398.25
3400.45
3373.19
(.STI)
前営業日終値
3398.47
マレーシア
総合株価指数
1675.24
+22.95
+1.39
1657.77
1681.37
1657.77
(.KLSE)
前営業日終値
1652.29
インドネシア
総合株価指数
7658.875
+60.994
+0.80
7604.327
7672.287
7581.05
(.JKSE)
前営業日終値
7597.881
フィリピン
総合株価指数
6958.01
-15.40
-0.22
6985.56
7016.04
6958.01
(.PSI)
前営業日終値
6973.41
ベトナム
ＶＮ指数
1281.44
+0.88
+0.07
1280.56
1285.72
1276.90
(.VNI)
前営業日終値
1280.56
タイ
ＳＥＴ指数
1365.72
+1.41
+0.10
1361.59
1370.67
1356.51
(.SETI)
前営業日終値
1364.31
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
81785.56
+73.80
+0.09
81779.84
82039.26
81578.32
(.BSESN)
前営業日終値
81711.76
インド
ＮＳＥ指数
25052.35
+34.60
+0.14
25030.80
25129.60
24964.65
(.NSEI)
前営業日終値
25017.75
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.16% 12,470.60 +19.49H:12,475.07L:12,394.4308/28
[CFD] 日本 日経平均 38,332.90 日経比:-38▼0.10%H:38,441L:38,28920:43
中国 上海Ｂ株 ▼0.01% 227.97 -0.01H:228.67L:227.3608/28
中国 上海Ａ株 ▼0.40% 2,973.93 -11.85H:2,989.78L:2,967.1408/28
中国 深セン成分 ▼0.31% 8,078.82 -24.94H:8,098.31L:8,036.4008/28
中国 深センＢ株 ▼1.28% 1,048.87 -13.62H:1,063.67L:1,038.3708/28
中国 深センＡ株 ▲0.01% 1,561.97 +0.20H:1,568.95L:1,553.3408/28
[CFD] HangSeng サンデー 17,742.80 指数比:+50▲0.28%H:17,926L:17,64920:43
香港 レッドチップ指数 ▼1.73% 3,558.64 -62.48H:3,621.13L:3,544.3617:00
28日の中国本土市場概況：上海総合0.4％安で続落、自動車株に売り 16:50 配信
28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比11.30ポイント（0.40％）安の2837.43ポイントと続落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、中国と西側諸国の関係悪化が引き続き重しとなっている。中国製EV（電気自動車）を巡っては、カナダ政府が新たな関税を課すと発表し、欧州連合（EU）も追加関税の最終案を公表。米国も輸入関税を引き上げる予定だ。中国政府は猛反発し、対抗措置を打ち出す姿勢を示している。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数（PMI、国家統計局などが集計）が発表される予定。市場コンセンサス予想では、製造業PMIが7月の49.4から8月の49.5に、非製造業PMIが7月の50.2から8月の50.0に変動する見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、自動車の下げが目立つ。安徽江淮汽車集団（600418/SH）が6.5％安、北汽藍谷新能源科技（600733/SH）が5.4％安、長城汽車（601633/SH）と東風汽車（600006/SH）がそろって1.8％安、上海汽車集団（600104/SH）が1.6％安で引けた。
酒造株もさえない。山西杏花村フェン酒（600809/SH）が5.8％安、舎得酒業（600702/SH）が2.2％安、四川水井坊（600779/SH）と安徽金種子酒業 (600199/SH）がそろって1.8％安、貴州茅台酒（600519/SH）が1.1％安で取引を終えた。銀行株、エネルギー株、医薬株、不動産株、半導体株、運輸株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。華電国際電力（600027/SH）が4.9％、国電電力発展（600795/SH）が1.5％、中国核能電力（601985/SH）が1.2％、華能国際電力（600011/SH）が1.1％ずつ上昇した。軍事関連株、インフラ関連株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント（0.01％）安の227.97ポイント、深センB株指数が13.62ポイント（1.28％）安の1048.87ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
28日の香港市場概況:ハンセン1.0％安で3日ぶり反落、農夫山泉10％下落 18:00 配信
28日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比182.22ポイント（1.02％）安の17692.45ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）が80.37ポイント（1.27％）安の6225.99ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は993億3010万香港ドルとなっている（27日は919億2260万香港ドル）。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国と西側諸国の関係悪化や中国の景気先行きが不安視されているほか、米半導体大手エヌビディアの決算動向も気がかり材料となった。AI（人工知能）ブームをリードするエヌビディアは28日の米市場引け後（日本時間29日）、四半期決算を報告する。ハンセン指数は前日まで続伸し、約1カ月半ぶりの高値水準を更新していたとあって、利食い売りも出やすかった。主要企業の決算報告が香港で終盤に入る中、業績不振の銘柄が急落したことも全体相場の重しとなっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉（9633/HK）が10.4％安、中国政府系の華潤電力HD（836/HK）が5.4％安、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD（2313/HK）が5.2％安と下げが目立った。農夫山泉については、販売の伸び悩みが懸念されている。同社の中間決算では、増収率が8.4％にとどまり、2023年通期の28.4％から急減速した。申洲国際は昼に発表した中間決算は37.8％増益と堅調だったが、好感する買いは限定的。株価は後場から下げ幅を拡大させた。
セクター別では、中国の不動産が安い。華潤置地（1109/HK）が5.2％、中国海外発展（688/HK）が4.6％、万科企業（2202/HK）が4.1％、旭輝（884/HK）が3.3％ずつ下落した。中国海外発展が昼に報告した中間決算は23％減益。そのうえで、配当の減額方針を示した。
セメントや鉄鋼の素材セクターもさえない。中国建材（3323/HK）が6.7％安、安徽海螺水泥（安徽コンチセメント：914/HK）が3.3％安、華潤水泥HD（1313/HK）が1.9％安、鞍鋼（347/HK）が3.5％安、馬鞍山鋼鉄（323/HK）が1.9％安で引けた。中国建材が公表した中間決算は赤字に転落。安徽コンチセメントの中間業績は48％減益だった。
半面、医薬品開発受託機関（CRO）など創薬支援関連の銘柄群は物色される。来凱医薬（2105/HK）が4.2％高、康龍化成（北京）新薬技術（3759/HK）が3.4％高、薬明合聯生物技術（2268/HK）が2.2％高で取引を終えた。
他の個別株動向では、江蘇省拠点の翰森製薬集団（ハンソー・ファーマシューティカル・グループ：3692/HK）が13.1％高。同社の中間決算は利益倍増のうえ、配当の大幅増額も予定した（前年同期は0.0707香港ドル、今回は0.2010香港ドル）。ほか、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品（2020/HK）が4.5％高。同社の中間決算は63％増益となり、配当の増額方針も示した。あわせて自社株買い計画も明らかにしている。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.40％安の2837.43ポイントで取引を終了した。自動車株が安い。酒造株、銀行株、エネルギー株、医薬株、不動産株、半導体株、運輸株なども売られた。半面、発電株は高い。軍事関連株、インフラ関連株の一角も買われた。
亜州リサーチ(株）
■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値
＜外為市場＞
ドル／円
ユーロ／ドル
ユーロ／円
午後５時現在
144.55／144.56
1.1156／1.1157
161.27／161.28
ＮＹ午後５時
143.94／143.97
1.1184／1.1185
161.00／161.03
午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１４４円半ばで推移している。売られ過ぎた反動で買い戻されたほか、実需の買いに支えられ、強含んだ。買い一巡後は、米国時間に発表されるエヌビディア決算の内容を見極めようと様子見姿勢が強まった。
＜株式市場＞
終値
前日比
寄り付き
安値／高値
日経平均
38371.76
83.14
38221.38
38,141.49─38,399.91
ＴＯＰＩＸ
2692.12
11.32
2675.22
2,671.08─2,692.12
プライム指数
1385.54
5.87
1377.21
1,374.75─1,385.54
スタンダード指数
1243.26
-5.46
1248.34
1,240.99─1,248.50
グロース指数
848.70
-17.89
863.43
845.76─863.75
グロース250指数
664.64
-15.66
677.26
661.80─677.51
東証出来高(万株)
137271
東証売買代金(億円)
32680.74
東京株式市場で日経平均は、前営業日比８３円１４銭高の３万８３７１円７６銭と２日続伸して取引を終えた。米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの決算発表を控えて様子見姿勢が強まり、方向感を欠いた。商いは薄く、売買代金は今年３番目の少なさだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが６００銘柄（３６％）、値下がりは９８９銘柄（６０％）、変わらずは５７銘柄（３％）だった。
＜短期金融市場＞
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.227
ユーロ円金先（24年9月限）
───
3カ月物ＴＢ
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．２２７％になった。前営業日（０．２２７％）から横ばい。「引き続きビッドサイドの調達ニーズはしっかりだった」（国内金融機関）との声が聞かれた。
＜円債市場＞
国債先物・24年9月限
144.64
(-0.12)
安値─高値
144.60─144.80
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.890％
(+0.015)
安値─高値
0.890─0.885％
国債先物中心限月９月限は前営業日比１２銭安の１４４円６４銭と続落して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比１．５ｂｐ上昇の０．８９０％。注目された日銀の氷見野良三副総裁の発言機会は波乱なく通過した。
＜スワップ市場・気配＞
2年物
0.55─0.45
3年物
0.61─0.51
4年物
0.65─0.55
5年物
0.70─0.60
7年物
0.81─0.71
10年物
1.01─0.91
日経平均は８３円高と続伸、取引終了にかけ上げ幅拡大の場面も＝２８日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/08/28 15:34
２８日後場は日経平均株価が、前日比８３円１４銭高の３万８３７１円７６銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）が、同１１．３２ポイント高の２６９２．１２ポイントとそろって続伸して取引を終えた。前場は為替市場で円高が進んだことが嫌気され、下落する場面もみられた。売り一巡後は手がかり材料難のなか、為替相場の落ち着きもあり下げ幅を縮小。現地２８日の米エヌビディアの決算発表を控え、積極的な売買は限られているなか、後場に入り上げ転換。弱含む場面もみられたが取引終了間際の１５時には、日経平均が同１１１円２９銭高の３万８３９９円９１銭を付けるなど、高値圏で取引を終えた。
東証プライム市場の出来高は１３億７２７１万株。売買代金は３兆２６８０億円できのう２７日（３兆２３０９億円）に次ぎ、今年に入り３番目の少なさだった。騰落銘柄数は値上がりが６００銘柄に対し、値下がりは９８９銘柄と値下がりの方が多く、変わらずは５７銘柄だった。
業種別では、全３３業種のうち１６業種が上昇、１７業種が下落した。デンソー<6902>、トヨタ<7203>などの輸送用機器株や、ソニーＧ<6758>、アドバンテス<6857>などの電気機器株が上昇。第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、エーザイ<4523>、第一三共<4568>などの医薬品株も高い。東精密<7729>、ＨＯＹＡ<7741>などの精密機器株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も堅調。楽天グループ<4755>、リクルートＨ<6098>などのサービス株や、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株もしっかり。一方、王子ＨＤ<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株が下落した。
個別では、ミガロＨＤ<5535>、山洋電<6516>、平田機工<6258>、日本空調<4658>、一工薬<4461>などが上昇。半面、北越コーポ<3865>、セレス<3696>、ファイバーＧ<9450>、ＦＩＧ<4392>、ＮＳＳＯＬ<2327>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,105.00 +10.29 +0.49% -0.30% +16.89% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,850.33 +11.85 +0.64% -0.51% +21.03% 15:00
日経平均株価
38,371.76 +83.14 +0.22% +1.87% +19.28% 15:15
日経500平均
3,320.99 +4.61 +0.14% +1.91% +12.33% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,692.12 +11.32 +0.42% -0.27% +17.06% 15:00
日経300指数
577.65 +2.73 +0.47% -0.19% +18.83% 15:15
東証REIT指数
1,789.38 -1.65 -0.09% +4.62% -5.21% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,397.25 +11.09 +0.80% -1.16% +22.33% 15:00
東証グロース市場250指数
664.64 -15.66 -2.30% +3.38% -11.15% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,022.76 -10.64 -0.35% +0.05% +12.21% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,687.76 +2.79 +0.10% +0.22% +9.51% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,740.24 +11.22 +0.41% +0.49% +18.80% 15:00
日経平均
現在値 38,371.76↓ (24/08/28 15:15)
前日比 +83.14 (+0.22％)
始値 38,221.38 (09:00) 前日終値 38,288.62 (24/08/27)
高値 38,399.91 (15:00) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 38,141.49 (09:22) 年初来安値 31,156.12 (24/08/05)
日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は続伸、アドバンテストやトヨタが2銘柄で約83円分押し上げ 16:19 配信
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり109銘柄、変わらず3銘柄となった。
27日の米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は9.98ドル高（＋0.02％）の41250.50ドル、ナスダックは29.05ポイント高（＋0.16％）の17754.82、S&P500は8.96ポイント高（＋0.16％）の5625.80で取引を終了した。長期金利の上昇で寄り付き後、下落。その後、8月消費者信頼感指数が予想外に改善したため相場も回復した。AIに必要な半導体製造メーカーのエヌビディアの決算発表を28日に控え期待感にハイテクが上昇に転じ、相場を支援。終盤にかけてダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。
米国株は小幅上昇したものの、為替が前日比で円高ドル安に振れたことから、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。小幅安でスタートした日経平均は、目立った売買は観測されず、前日終値水準での小動きに終始。日経平均、TOPIXはともに切り返したが、エヌビディア決算発表を前に積極的な売買は手控えられた。
大引けの日経平均は前日比83.14円高（＋0.22％）の38371.76円となった。東証プライム市場の売買高は13億7271万株。売買代金は3兆2680億円。業種別では、輸送用機器、電気機器、保険業、医薬品、精密機器などが上昇した一方、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉱業、金属製品、水産・農林業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は36％、対して値下がり銘柄は60％となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約66円押し上げた。同2位はトヨタ<7203>となり、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、京セラ<6971>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約41円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、TDK<6762>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、日東電<6988>などがつづいた。
日経平均株価 38371.76(+83.14)
値上がり銘柄数 113(寄与度+237.34)
値下がり銘柄数 109(寄与度-154.20)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 6381 256 66.95
<7203> トヨタ自動車 2747 103 16.75
<6920> レーザーテック 28735 1155 15.10
<4568> 第一三共 5980 146 14.32
<6758> ソニーG 14095 315 10.30
<9433> KDDI 4886 40 7.85
<6971> 京セラ 1756 26 6.80
<7741> HOYA 20750 380 6.21
<9735> セコム 10695 140 4.58
<5803> フジクラ 3989 138 4.51
<6902> デンソー 2249 31 3.99
<6146> ディスコ 42250 600 3.92
<6098> リクルートHD 8899 36 3.53
<4578> 大塚HD 8639 97 3.17
<4021> 日産化学 5015 94 3.07
<8766> 東京海上HD 5395 61 2.99
<7735> SCREEN 11085 220 2.88
<4755> 楽天グループ 1029 87 2.83
<6501> 日立製作所 3455 85 2.78
<8015> 豊田通商 2711 25 2.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 46200 -420 -41.19
<9984> ソフトバンクG 8345 -196 -38.44
<6762> TDK 9487 -105 -10.30
<4704> トレンドマイクロ 8636 -171 -5.59
<6367> ダイキン工業 18550 -135 -4.41
<6954> ファナック 4208 -24 -3.92
<6988> 日東電工 11650 -100 -3.27
<7974> 任天堂 7967 -81 -2.65
<6273> SMC 66390 -770 -2.52
<4324> 電通グループ 4519 -75 -2.45
<4911> 資生堂 3343 -71 -2.32
<3382> 7＆iHD 2100 -22 -2.16
<5019> 出光興産 1056 -29.5 -1.93
<7733> オリンパス 2679 -13 -1.70
<2413> エムスリー 1437 -19.5 -1.53
<3092> ZOZO 4756 -39 -1.27
<4063> 信越化 6447 -7 -1.14
<1721> コムシスHD 3192 -35 -1.14
<8035> 東エレク 26190 -10 -0.98
<3099> 三越伊勢丹HD 2158 -29.5 -0.96
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,692.12↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +11.32 (+0.42％)
始値 2,675.22 (09:00) 前日終値 2,680.80 (24/08/27)
高値 2,692.12 (15:00) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,671.08 (09:32) 年初来安値 2,206.73 (24/08/05)
東証業種別ランキング：パルプ・紙が下落率トップ 15:36 配信
パルプ・紙が下落率トップ。そのほか石油・石炭製品、鉱業、金属製品、水産・農林業なども下落。一方、輸送用機器が上昇率トップ。そのほか電気機器、保険業、医薬品、精密機器なども上昇。
業種名／現在値／前日比（％）
1. 輸送用機器 ／ 4,377.57 ／ 2.19
2. 電気機器 ／ 4,689.31 ／ 0.98
3. 保険業 ／ 2,507.79 ／ 0.98
4. 医薬品 ／ 4,174.52 ／ 0.95
5. 精密機器 ／ 12,837.49 ／ 0.90
6. ゴム製品 ／ 4,169.42 ／ 0.72
7. サービス業 ／ 3,185.12 ／ 0.64
8. 銀行業 ／ 314.52 ／ 0.48
9. 非鉄金属 ／ 1,420.54 ／ 0.34
10. 証券業 ／ 570.44 ／ 0.25
11. 食料品 ／ 2,262.91 ／ 0.25
12. 鉄鋼 ／ 742.92 ／ 0.18
13. ガラス・土石製品 ／ 1,391.02 ／ 0.07
14. 不動産業 ／ 2,045.23 ／ 0.05
15. その他製品 ／ 5,213.92 ／ 0.05
16. 卸売業 ／ 3,712.46 ／ 0.03
17. 倉庫・運輸関連業 ／ 2,936.02 ／ -0.03
18. 繊維業 ／ 684.24 ／ -0.06
19. 機械 ／ 3,037.99 ／ -0.09
20. 建設業 ／ 1,770.14 ／ -0.18
21. 化学工業 ／ 2,620.38 ／ -0.19
22. 情報・通信業 ／ 5,852.85 ／ -0.23
23. 陸運業 ／ 1,964.9 ／ -0.24
24. 電力・ガス業 ／ 552.17 ／ -0.25
25. その他金融業 ／ 1,059.5 ／ -0.27
26. 海運業 ／ 1,813.4 ／ -0.39
27. 空運業 ／ 219.9 ／ -0.43
28. 小売業 ／ 1,838.64 ／ -0.44
29. 水産・農林業 ／ 585.98 ／ -1.09
30. 金属製品 ／ 1,393.7 ／ -1.10
31. 鉱業 ／ 632.68 ／ -1.43
32. 石油・石炭製品 ／ 1,898.12 ／ -1.51
33. パルプ・紙 ／ 519.7 ／ -4.71
業種別（東証株価指数33業種）
JPX日経インデックス400
現在値 24,680.19↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +91.17 (+0.37％)
始値 24,523.25 (09:00) 前日終値 24,589.02 (24/08/27)
高値 24,680.19 (15:00) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 24,487.78 (09:25) 年初来安値 20,186.59 (24/08/05)
東証プライム市場指数
現在値 1,385.54↑ (24/08/28 15:00)
前日比 +5.87 (+0.43％)
始値 1,377.21 (09:00) 前日終値 1,379.67 (24/08/27)
高値 1,385.54 (15:00) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,374.75 (09:32) 年初来安値 1,135.86 (24/08/05)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,243.26↑ (24/08/28 15:00)
前日比 -5.46 (-0.44％)
始値 1,248.34 (09:00) 前日終値 1,248.72 (24/08/27)
高値 1,248.50 (09:01) 年初来高値 1,298.95 (24/07/17)
安値 1,240.99 (12:51) 年初来安値 1,049.75 (24/08/05)
東証グロース市場指数
現在値 848.70↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -17.89 (-2.06％)
始値 863.43 (09:00) 前日終値 866.59 (24/08/27)
高値 863.75 (09:00) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 845.76 (12:51) 年初来安値 624.93 (24/08/05)
東証グロ－ス市場250指数は5日ぶりに反落、200日線到達で上げ一服／グロース市況 17:30 配信
東証グロース市場指数：－17.89 ()
出来高2億6866万株：
売買代金1353億円：
東証グロース市場250指数：－15.66 ()
出来高1億1343万株：
売買代金968億円：
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに5日ぶりに反落。値上がり銘柄数は165、値下り銘柄数は385、変わらずは29。 27日の米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は9.98ドル高（＋0.02％）の41250.50ドル、ナスダックは29.05ポイント高（＋0.16％）の17754.82、S&P500は8.96ポイント高（＋0.16％）の5625.80で取引を終了した。長期金利の上昇で寄り付き後、下落。その後、8月消費者信頼感指数が予想外に改善したため相場も回復した。AIに必要な半導体製造メーカーのエヌビディアの決算発表を28日に控え期待感にハイテクが上昇に転じ、相場を支援。終盤にかけてダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。 米国株しっかりも、足元の上昇に対する反動などが先行し、グロース市場はやや売り優勢で取引を開始した。グロース市場250指数は、200日移動平均線に頭を抑えられたこともあり、ジーエヌアイグループ<2160>など時価総額が大きい主力株を中心に利益確定の流れが強まった。 個別では、アストロスケールHD<186A>、QPS研究所<5595>、ispace<9348>の宇宙関連銘柄が急落したほか、時価総額上位銘柄ではジーエヌアイグループ、フリー<4478>、弁護士ドットコム<6027>が下げた。値下がり率上位には、PSS<7707>、クリングルファーマ<4884>、オキサイド<6521>がランクイン。 一方、位置情報機能を活用したゲームアプリが引き続き材料視されてドリコム<3793>が2日連続でストップ高。時価総額上位銘柄では、GMOフィナンシャルゲート<4051>、アドベンチャー<6030>、セーフィー<4375>が買われた。値上がり率上位には、ファンペップ<4881>、ビーマップ<4316>、地盤ネットHD<6072>がランクイン。 なお、東証グロース市場コア指数採用銘柄では、ジーエヌアイグループ、フリー、弁護士ドットコム、ispaceのほか、ライフネット生命<7157>などが売られた。
グロース250
現在値 664.64↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -15.66 (-2.30％)
始値 677.26 (09:00) 前日終値 680.30 (24/08/27)
高値 677.51 (09:00) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 661.80 (12:51) 年初来安値 482.29 (24/08/05)
東証REIT指数
現在値 1,789.38↓ (24/08/28 15:00)
前日比 -1.65 (-0.09％)
始値 1,785.10 (09:00) 前日終値 1,791.03 (24/08/27)
高値 1,799.30 (13:13) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,783.83 (09:00) 年初来安値 1,618.96 (24/08/05)
日経平均VI
現在値 22.47↓ (24/08/28 15:20)
前日比 -1.18 (-4.99％)
始値 23.45 (09:00) 前日終値 23.65 (24/08/27)
高値 23.73 (09:05) 年初来高値 85.38 (24/08/05)
安値 22.47 (15:16) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI：低下、株価底堅く警戒感が緩和 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は28日、前日比-1.18（低下率4.99％）の22.47と低下した。なお、高値は23.73、安値は22.47。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、上昇幅は小幅にとどまり、東京市場の手掛かり材料とはなりにくい中、日経225先物は午前は概ね小幅安水準での推移となり、午後は上げに転じるなど、底堅い動きとなった。市場では今日の米株式市場の通常取引終了後に予定されている米エヌビディアの決算発表待ちといった雰囲気があったが、今日は株価の下値が堅いことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に緩和。日経VIは昨日の水準近辺を下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,300.00 +260.00 08/27
大証ラージ(夜間) 38,230.00 -70.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年09月限 38,215 -85 38,300 38,370 38,535 38,155 177,082 06:00
大証ミニ 24年10月限 37,995 -45 38,040 38,145 38,285 37,915 3,950 06:00
大証ミニ 24年11月限 38,045 -5 38,050 38,145 38,285 37,950 94 05:02
大証ラージ 24年09月限 38,230 -70 38,300 38,370 38,530 38,160 7,126 06:00
大証ラージ 24年12月限 38,050 -10 38,060 38,130 38,320 37,960 130 05:45
大証ラージ 25年03月限 38,100 +100 38,000 38,000 38,100 38,000 3 02:27
日経平均先物
現在値 38,230.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -70.00 (-0.18％)
高値 38,530.00 (17:45) 始値 38,370.00 (16:30)
安値 38,160.00 (22:04) 前日終値 38,300.00 (24/08/27)
TOPIX先物
現在値 2,677.50↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -3.00 (-0.11％)
高値 2,699.50 (17:40) 始値 2,685.00 (16:30)
安値 2,677.00 (22:04) 前日終値 2,680.50 (24/08/27)
JPX日経400先物
現在値 24,430.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -150.00 (-0.61％)
高値 24,755.00 (17:41) 始値 24,600.00 (16:30)
安値 24,430.00 (06:00) 前日終値 24,580.00 (24/08/27)
グロース250先物
現在値 675.00↓ (24/08/28 06:00)
前日比 -2.00 (-0.30％)
高値 684.00 (17:40) 始値 680.00 (16:30)
安値 674.00 (05:44) 前日終値 677.00 (24/08/27)
NYダウ先物 円建
現在値 41,350.00↑ (24/08/28 06:00)
前日比 +28.00 (+0.07％)
高値 41,378.00 (17:06) 始値 41,341.00 (16:30)
安値 41,180.00 (22:04) 前日終値 41,322.00 (24/08/27)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,245.00↓ (24/08/27 15:59 CST)
前日比 +210.00 (+0.55％)
高値 38,540.00 始値 37,970.00
安値 37,850.00 前日終値 38,035.00 (24/08/26)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) ＄=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME￥ 24年09月限 38,245 +210 38,035 18,948 05:59
CME＄ 24年09月限 38,275 +210 38,065 8,634 05:59
CME￥ 24年12月限 38,150 +315 37,835 9 00:08
CME＄ 24年12月限 38,080 +50 38,030 13 22:07
SGX日経平均先物
現在値 38,295.00↑ (24/08/28 05:06 SGT)
前日比 +45.00 (+0.12％)
高値 38,535.00 始値 38,280.00
安値 38,155.00 前日終値 38,250.00 (24/08/27)
日経先物 SGXSGX futures
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 38,250 0 38,015 0 0
SGX 2024/09(夜間) 38,295 +45 38,250 38,280 38,535 38,155 7,285
SGX 2024/12(日中) 38,010 0 37,770 0 0
SGX 2024/12(夜間) 38,070 +60 38,010 38,070 38,070 38,070 13
長期国債先物
現在値 144.740↓ (24/08/28 05:55)
前日比 -0.020 (-0.01％)
高値 144.810 (16:53) 始値 144.740 (15:30)
安値 144.610 (21:36) 前日終値 144.760 (24/08/27)
28日の日本国債市場概況：債券先物は144円64銭で終了 16:30 配信
＜円債市場＞
長期国債先物2024年9月限
寄付144円76銭 高値144円80銭 安値144円60銭 引け144円64銭
売買高総計16282枚
2年 463回 0.369％
5年 171回 0.503％
10年 375回 0.889％
20年 189回 1.686％
債券先物9月限は、144円76銭で取引を開始。氷見野日銀副総裁の「経済・物価見通しの実現確度が高まれば、金融緩和の度合いを調整していくのが基本姿勢」との発言を受けて売りが優勢になったとみられ、144円80銭から144円60銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
＜米国債概況＞
2年債は3.86％、10年債は3.82％、30年債は4.11％近辺で推移。
債券利回りは2年債が低下。（気配値）
＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.27％、英国債は3.98％、オーストラリア10年債は3.93％、NZ10年債は4.24％。（気配値）
日本国債3年
年利回り 0.388 (24/08/28 02:05)
前日比 +0.005
日本国債5年
年利回り 0.502 (24/08/28 04:00)
前日比 +0.005
日本国債10年
年利回り 0.879 (24/08/28 02:05)
前日比 -0.002
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,837.43 -11.30 -0.40% -1.85% -8.43% 17:29
中国 上海A株指数
2,973.93 -11.85 -0.40% -1.86% -8.45% 17:29
中国 深ｾﾝA株指数
1,561.97 +0.20 +0.01% -4.84% -21.43% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,078.82 -24.94 -0.31% -6.03% -21.05% 16:00
中国 上海B株指数
227.97 -0.01 -0.01% -2.09% -9.35% 17:29
中国 深ｾﾝB株指数
1,048.87 -13.61 -1.28% -6.21% -8.29% 16:00
中国 上海50A株指数
2,336.15 -14.27 -0.61% -0.81% -7.23% 17:29
中国 上海180A株指数
7,386.75 -40.59 -0.55% -2.08% -8.32% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,397.71 -9.56 -0.40% -1.85% -8.43% 17:29
中国 創業板指数
1,531.45 +0.71 +0.05% -7.72% -25.66% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,286.50 -18.83 -0.57% -3.60% -12.42% 16:00
中国 深ｾﾝ総合指数
1,493.59 +0.16 +0.01% -4.84% -21.41% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,692.45 -182.22 -1.02% +3.94% -2.42% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,225.99 -80.37 -1.27% +3.58% -0.32% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,560.61 -60.51 -1.67% -0.38% +0.94% 17:08
韓国総合株価指数 2,689.83 +0.58 +0.02% -1.54% +5.76% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 81,785.56 +73.80 +0.09% +0.56% +26.00% 19:59
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 25,052.35 +34.60 +0.14% +0.88% +29.80% 19:59
加権指数 22,370.66 +185.66 +0.84% +1.14% +35.50% 15:30
S&P/ASX200指数 8,071.44 +0.28 +0.00% +1.90% +12.73% 15:53
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,470.59 +19.49 +0.16% +0.98% +8.64% 14:46
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,675.24 +22.95 +1.39% +3.87% +16.01% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,658.88 +60.99 +0.80% +5.09% +10.65% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,391.03 -7.44 -0.22% -1.03% +5.52% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,365.72 +1.41 +0.10% +4.48% -12.62% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,281.44 +0.88 +0.07% +3.17% +6.63% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,958.01 -15.40 -0.22% +3.45% +12.94% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年8月28日午後 8:00
中国株式市場はＣＳＩ３００指数が３営業日続落し、香港株も反落して引けた。飲料メーカーや外食関連企業の中間決算が期待外れの内容となったことでデフレリスクが意識され、地合いが悪化した。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は１１．３０１９ポイント（０．４０％）安の２８３７．４２９３。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数(.CSI300), opens new tab終値は１８．８３８ポイント（０．５７％）安の３２８６．４９６。
酒造大手の山西杏花村汾酒厂(600809.SS), opens new tabは第２・四半期の利益が前期比６０％減少したことから５．８％安となった。酒造株(.CSI399997), opens new tabは３％下落した。
金融株(.CSI300FS), opens new tabは０．５１％、生活必需品株(.CSI000912), opens new tabは１．４９％それぞれ下落した。不動産指数(.CSI000952), opens new tabは１．４３％安、ヘルスケア関連株(.CSI300HC), opens new tabも０．３７％安となった。
ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は１８２．２２ポイント（１．０２％）安の１万７６９２．４５。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）(.HSCE), opens new tab終値は８０．３７ポイント（１．２７％）安の６２２５．９９。
中国の飲料メーカー、農夫山泉(9633.HK), opens new tabは１０％下落しハンセン指数を押し下げた。
エネルギー株(.HSCIE), opens new tabは０．６％下落し、ＩＴ（情報技術）株(.HSCIIT), opens new tabは１．６６％値下がりした。金融株(.HSNF), opens new tabは０．５１％安、不動産株は０．９５％安。
中国の電子商取引（ＥＣ）大手アリババ(9988.HK), opens new tabは１％下落した。
テクノロジー株(.HSTECH), opens new tabは１．６％安。
ソウル株式市場は小幅ながら４営業日ぶりに反発して引けた。一時下落したものの、自動車株と半導体株の上昇で切り返した。
自動車株は現代自動車が新たな販売台数目標などを発表したことを受けて買われ、半導体株は米エヌビディアの決算発表を前に上げた。
総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）は０．０２％高で終了。一時０．６６％安まで下落した。
現代自動車は４．６５％高。世界の年間販売台数目標を上方修正したことが好感された。傘下の起亜自動車は２．７５％高。 もっと見る
半導体大手のサムスン電子と同業のＳＫハイニックスは、一時下落した後にそれぞれ０．７９％高、２．４６％高で終了した。大信証券のアナリストは「エヌビディアの決算発表に向けて楽観と警戒感が交錯している」と分析した。
その他の主力銘柄は、バイオ製薬株が上昇した半面、電子商取引（ｅコマース）関連株は２％超下落した。
取引された９３７銘柄のうち、上昇は２６０銘柄、下落は６２８銘柄。
海外勢は３４００億ウォン（約２億５４１８万ドル）相当の売り越し。
シドニー株式市場は、ほぼ横ばいで引けた。金融株の上昇が、商品（コモディティー）関連株の下落で相殺された。
７月のオーストラリア消費者物価指数（ＣＰＩ）は、伸び率が前年同月比３．５％と、前月の３．８％を下回った。市場予想の３．４％を若干上回ったことから、市場が織り込む豪準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）が１１月に利下げ転換する確率は５８％から４８．４％に低下した。
鉱業株指数は１．１％安。中国の鉄鋼需要を示す指標発表を前に、投資家が警戒姿勢を取った。フォーテスキューは通期決算が増益となったものの、株価は１％下落した。
エネルギー株指数は１．４％安。サントスが０．７％、ウッドサイド・エナジーが１．２％、それぞれ下げた。
一方、金融株指数は０．８％高。四大銀行の一角を占めるウエストパック銀行は１．１％上昇した。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2837.4293
- 11.3019
- 0.40
2844.3269
2852.5621
2830.9615
(.SSEC)
前営業日終値
2848.7312
中国
ＣＳＩ３００指数
3286.496
-18.838
-0.57
3298.909
3305.350
3274.588
(.CSI300)
前営業日終値
3305.334
香港
ハンセン指数
17692.45
-182.22
-1.02
17847.99
17879.01
17659.29
(.HSI)
前営業日終値
17874.67
香港
ハンセン中国株指数
6225.99
-80.37
-1.27
6290.09
6300.39
6204.02
(.HSCE)
前営業日終値
6306.36
韓国
総合株価指数
2689.83
+0.58
+0.02
2690.59
2695.51
2671.59
(.KS11)
前営業日終値
2689.25
台湾
加権指数
22370.66
+185.66
+0.84
22210.57
22370.66
22108.86
(.TWII)
前営業日終値
22185.00
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
8071.40
+0.20
0.00
8071.20
8071.40
8008.90
(.AXJO)
前営業日終値
8071.20
シンガポール
ＳＴ指数
3391.03
-7.44
-0.22
3398.25
3400.45
3373.19
(.STI)
前営業日終値
3398.47
マレーシア
総合株価指数
1675.24
+22.95
+1.39
1657.77
1681.37
1657.77
(.KLSE)
前営業日終値
1652.29
インドネシア
総合株価指数
7658.875
+60.994
+0.80
7604.327
7672.287
7581.05
(.JKSE)
前営業日終値
7597.881
フィリピン
総合株価指数
6958.01
-15.40
-0.22
6985.56
7016.04
6958.01
(.PSI)
前営業日終値
6973.41
ベトナム
ＶＮ指数
1281.44
+0.88
+0.07
1280.56
1285.72
1276.90
(.VNI)
前営業日終値
1280.56
タイ
ＳＥＴ指数
1365.72
+1.41
+0.10
1361.59
1370.67
1356.51
(.SETI)
前営業日終値
1364.31
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
81785.56
+73.80
+0.09
81779.84
82039.26
81578.32
(.BSESN)
前営業日終値
81711.76
インド
ＮＳＥ指数
25052.35
+34.60
+0.14
25030.80
25129.60
24964.65
(.NSEI)
前営業日終値
25017.75
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.16% 12,470.60 +19.49H:12,475.07L:12,394.4308/28
[CFD] 日本 日経平均 38,332.90 日経比:-38▼0.10%H:38,441L:38,28920:43
中国 上海Ｂ株 ▼0.01% 227.97 -0.01H:228.67L:227.3608/28
中国 上海Ａ株 ▼0.40% 2,973.93 -11.85H:2,989.78L:2,967.1408/28
中国 深セン成分 ▼0.31% 8,078.82 -24.94H:8,098.31L:8,036.4008/28
中国 深センＢ株 ▼1.28% 1,048.87 -13.62H:1,063.67L:1,038.3708/28
中国 深センＡ株 ▲0.01% 1,561.97 +0.20H:1,568.95L:1,553.3408/28
[CFD] HangSeng サンデー 17,742.80 指数比:+50▲0.28%H:17,926L:17,64920:43
香港 レッドチップ指数 ▼1.73% 3,558.64 -62.48H:3,621.13L:3,544.3617:00
28日の中国本土市場概況：上海総合0.4％安で続落、自動車株に売り 16:50 配信
28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比11.30ポイント（0.40％）安の2837.43ポイントと続落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、中国と西側諸国の関係悪化が引き続き重しとなっている。中国製EV（電気自動車）を巡っては、カナダ政府が新たな関税を課すと発表し、欧州連合（EU）も追加関税の最終案を公表。米国も輸入関税を引き上げる予定だ。中国政府は猛反発し、対抗措置を打ち出す姿勢を示している。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数（PMI、国家統計局などが集計）が発表される予定。市場コンセンサス予想では、製造業PMIが7月の49.4から8月の49.5に、非製造業PMIが7月の50.2から8月の50.0に変動する見通しだ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、自動車の下げが目立つ。安徽江淮汽車集団（600418/SH）が6.5％安、北汽藍谷新能源科技（600733/SH）が5.4％安、長城汽車（601633/SH）と東風汽車（600006/SH）がそろって1.8％安、上海汽車集団（600104/SH）が1.6％安で引けた。
酒造株もさえない。山西杏花村フェン酒（600809/SH）が5.8％安、舎得酒業（600702/SH）が2.2％安、四川水井坊（600779/SH）と安徽金種子酒業 (600199/SH）がそろって1.8％安、貴州茅台酒（600519/SH）が1.1％安で取引を終えた。銀行株、エネルギー株、医薬株、不動産株、半導体株、運輸株なども売られている。
半面、発電株はしっかり。華電国際電力（600027/SH）が4.9％、国電電力発展（600795/SH）が1.5％、中国核能電力（601985/SH）が1.2％、華能国際電力（600011/SH）が1.1％ずつ上昇した。軍事関連株、インフラ関連株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント（0.01％）安の227.97ポイント、深センB株指数が13.62ポイント（1.28％）安の1048.87ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
28日の香港市場概況:ハンセン1.0％安で3日ぶり反落、農夫山泉10％下落 18:00 配信
28日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比182.22ポイント（1.02％）安の17692.45ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）が80.37ポイント（1.27％）安の6225.99ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は993億3010万香港ドルとなっている（27日は919億2260万香港ドル）。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国と西側諸国の関係悪化や中国の景気先行きが不安視されているほか、米半導体大手エヌビディアの決算動向も気がかり材料となった。AI（人工知能）ブームをリードするエヌビディアは28日の米市場引け後（日本時間29日）、四半期決算を報告する。ハンセン指数は前日まで続伸し、約1カ月半ぶりの高値水準を更新していたとあって、利食い売りも出やすかった。主要企業の決算報告が香港で終盤に入る中、業績不振の銘柄が急落したことも全体相場の重しとなっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国ミネラルウォーター最大手の農夫山泉（9633/HK）が10.4％安、中国政府系の華潤電力HD（836/HK）が5.4％安、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD（2313/HK）が5.2％安と下げが目立った。農夫山泉については、販売の伸び悩みが懸念されている。同社の中間決算では、増収率が8.4％にとどまり、2023年通期の28.4％から急減速した。申洲国際は昼に発表した中間決算は37.8％増益と堅調だったが、好感する買いは限定的。株価は後場から下げ幅を拡大させた。
セクター別では、中国の不動産が安い。華潤置地（1109/HK）が5.2％、中国海外発展（688/HK）が4.6％、万科企業（2202/HK）が4.1％、旭輝（884/HK）が3.3％ずつ下落した。中国海外発展が昼に報告した中間決算は23％減益。そのうえで、配当の減額方針を示した。
セメントや鉄鋼の素材セクターもさえない。中国建材（3323/HK）が6.7％安、安徽海螺水泥（安徽コンチセメント：914/HK）が3.3％安、華潤水泥HD（1313/HK）が1.9％安、鞍鋼（347/HK）が3.5％安、馬鞍山鋼鉄（323/HK）が1.9％安で引けた。中国建材が公表した中間決算は赤字に転落。安徽コンチセメントの中間業績は48％減益だった。
半面、医薬品開発受託機関（CRO）など創薬支援関連の銘柄群は物色される。来凱医薬（2105/HK）が4.2％高、康龍化成（北京）新薬技術（3759/HK）が3.4％高、薬明合聯生物技術（2268/HK）が2.2％高で取引を終えた。
他の個別株動向では、江蘇省拠点の翰森製薬集団（ハンソー・ファーマシューティカル・グループ：3692/HK）が13.1％高。同社の中間決算は利益倍増のうえ、配当の大幅増額も予定した（前年同期は0.0707香港ドル、今回は0.2010香港ドル）。ほか、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品（2020/HK）が4.5％高。同社の中間決算は63％増益となり、配当の増額方針も示した。あわせて自社株買い計画も明らかにしている。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.40％安の2837.43ポイントで取引を終了した。自動車株が安い。酒造株、銀行株、エネルギー株、医薬株、不動産株、半導体株、運輸株なども売られた。半面、発電株は高い。軍事関連株、インフラ関連株の一角も買われた。
亜州リサーチ(株）
