東京 港区 ビル解体工事現場で外壁落下 警備員死亡 | NHK 2024年9月2日 17時57分
2日午前、東京 港区のビルの解体工事現場で、外壁が落下して下にいた警備員の頭にあたる事故があり、警備員は病院に搬送されましたが死亡しました。警視庁が詳しい状況を調べています。
2日午前9時半ごろ、港区芝大門のビルの解体工事現場で「建物の上から物が落下し、下にいた警備員がけがをした」と通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、現場で歩行者の誘導作業にあたっていた警備員の男性が頭から血を流して倒れていて、病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
警視庁によりますと、亡くなったのは足立区に住む横山雅則さん(67)で、近くにはコンクリート片が散乱していたということです。
捜査関係者によりますと、6階から7階付近にあった外壁が何らかの原因で落下し、ビルを覆っていた工事用の囲いを突き破って落ちたとみられています。
当時は作業開始前で、落下防止用の柵を出していなかったということで、警視庁は工事関係者から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
現場は都営三田線の御成門駅から南東におよそ200メートル離れた会社やホテルなどが建ち並ぶところです。
近くで作業の男性「ものものしい雰囲気で怖かった」
現場近くで電気工事の作業をしていた60代の男性は、「現場のほうから『早く来てください』と誰かを呼ぶ声が聞こえて事故に気付いた。現場を見ると、50代くらいの警備員の男性が倒れていて、その周辺には壁の一部やヘルメットが落ちていた。そのあと警察が来て現場を規制してものものしい雰囲気で怖かった」と話していました。
2日午前、東京 港区のビルの解体工事現場で、外壁が落下して下にいた警備員の頭にあたる事故があり、警備員は病院に搬送されましたが死亡しました。警視庁が詳しい状況を調べています。
2日午前9時半ごろ、港区芝大門のビルの解体工事現場で「建物の上から物が落下し、下にいた警備員がけがをした」と通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、現場で歩行者の誘導作業にあたっていた警備員の男性が頭から血を流して倒れていて、病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
警視庁によりますと、亡くなったのは足立区に住む横山雅則さん(67)で、近くにはコンクリート片が散乱していたということです。
捜査関係者によりますと、6階から7階付近にあった外壁が何らかの原因で落下し、ビルを覆っていた工事用の囲いを突き破って落ちたとみられています。
当時は作業開始前で、落下防止用の柵を出していなかったということで、警視庁は工事関係者から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
現場は都営三田線の御成門駅から南東におよそ200メートル離れた会社やホテルなどが建ち並ぶところです。
近くで作業の男性「ものものしい雰囲気で怖かった」
現場近くで電気工事の作業をしていた60代の男性は、「現場のほうから『早く来てください』と誰かを呼ぶ声が聞こえて事故に気付いた。現場を見ると、50代くらいの警備員の男性が倒れていて、その周辺には壁の一部やヘルメットが落ちていた。そのあと警察が来て現場を規制してものものしい雰囲気で怖かった」と話していました。