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スマートフォンをかざすだけで、登録した緊急連絡先に電話がかかる「デジタルエマージェンシーカード」を、相模原市の池田豊香さんが開発

2024-07-17 07:09:55 | 政治経済問題
デジタルエマージェンシーカードを作った池田豊香さん©東京新聞


裏面のQRコードを読み込むと緊急連絡先以外にもアレルギーなどさまざまなデータが表示される(一部画像処理)©東京新聞



外出先で倒れた!このカードがあれば… スマホをかざすだけで家族に発信できるカード、相模原の女性が開発 2024年7月17日 06時00分

不意に倒れてしまったとき、大事な人に早く伝えたい。
 スマートフォン(スマホ)をかざすだけで、登録した緊急連絡先に電話がかかる「デジタルエマージェンシーカード」を、相模原市の池田豊香(あつこ)さん(55)が開発した。外出先で気を失い、家族に心配をかけた経験がきっかけとなった。障害者や認知症の人などの外出も助けられると、利用を呼びかけている。(中村真暁)
NFCタグがついたスマートフォンをかざすと登録された電話番号が表示されるデジタルエマージェンシーカード(一部画像処理)

◆QRコードで既往症などが参照できる
 カードは名刺サイズ。Suica(スイカ)などに使われる「NFC(近距離無線通信)」を内蔵したスマホをかざすと、事前登録した緊急連絡先に電話をかけられる。カードには血液型や持病などを書き込めるほか、既往症など本人の詳しい情報を記載したオンラインページにつながるQRコードも掲載できる。

 池田さんは5年ほど前、友人との昼食時に飲食店で意識を失い、救急搬送された。スマホはパスワードでロックされ誰も使えず、健康保険証に書き込んであった自宅の電話に救急隊員が伝言を残したが、家族は気付かなかった。夜になり、家族が捜索願を出すか悩んでいたころ、池田さんが目を覚まし、娘の携帯電話に連絡することができた。
◆高齢の親などに持たせる人も
 「緊急時も、家族らに簡単に連絡できれば」と考えた池田さん。スマホでカードをかざせば自己紹介サイトを閲覧できる「デジタル名刺」を応用した。今年1月に事業を担う会社「marin‘s house(マリンズハウス)」を設立、4月に発売した。
裏面のQRコードを読み込むと緊急連絡先以外にもアレルギーなどさまざまなデータが表示される(一部画像処理)

 ダウン症の子や高齢の親に持ってもらう人もいて、評判は上々。簡単に家族へ電話をかけられるため、カードの購入に合わせてスマホを持つようになった高齢者もいる。池田さんは「困っている人を助けたい。みんなに持ってもらえたら」と思いを込める。
 1枚の料金は税込み8800円。1年後に契約更新する場合、5500円かかる。問い合わせは、マリンズハウスホームページで。
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