選挙ポスター「候補者と無関係」「同一の掲示板に複数」は禁止、鳥取県で全国初の条例…今回の衆院選も対象 読売新聞 2024/10/10 21:10
選挙ポスターの掲示板に、選挙運動の目的以外のポスターを貼ることを禁じた鳥取県独自の条例案が10日、県議会で、全会一致で可決された。総務省によると、ポスターの規制を目的とした条例の制定は全国初。17日に施行され、衆院選(15日公示、27日投開票)も適用の対象となる。
7月の東京都知事選で候補者と無関係な選挙ポスターが大量に貼られたことを受けた対応。条例では「候補者と無関係な第三者による掲示」「同一の掲示板に同じポスターを複数掲示」を違反と明記した。罰則はない。こうしたポスターの掲示が確認された場合には、選挙管理委員会が公職選挙法に基づき、撤去命令を出すなど速やかに対応する。
鳥取県は衆院選の公示前に、市町村選管に条例の趣旨を説明する場を設ける。平井伸治知事は「公選法の解釈・運用が明確になり、抑止効果が出る」と述べた。
選挙ポスターの掲示板に、選挙運動の目的以外のポスターを貼ることを禁じた鳥取県独自の条例案が10日、県議会で、全会一致で可決された。総務省によると、ポスターの規制を目的とした条例の制定は全国初。17日に施行され、衆院選(15日公示、27日投開票)も適用の対象となる。
7月の東京都知事選で候補者と無関係な選挙ポスターが大量に貼られたことを受けた対応。条例では「候補者と無関係な第三者による掲示」「同一の掲示板に同じポスターを複数掲示」を違反と明記した。罰則はない。こうしたポスターの掲示が確認された場合には、選挙管理委員会が公職選挙法に基づき、撤去命令を出すなど速やかに対応する。
鳥取県は衆院選の公示前に、市町村選管に条例の趣旨を説明する場を設ける。平井伸治知事は「公選法の解釈・運用が明確になり、抑止効果が出る」と述べた。