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群馬 沼田「吹割の滝」 観光客ら22人一時取り残され全員救助

2024-07-16 07:12:56 | 災害情報
群馬 沼田「吹割の滝」 観光客ら22人一時取り残され全員救助 NHK 2024年7月15日 16時37分

15日午前、群馬県沼田市にある観光地の「吹割(ふきわれ)の滝」で、川が増水して近くの遊歩道が浸水し、子どもを含む観光客ら22人が一時取り残されました。消防によりますと、全員が救助され、けが人はいないということです。

15日午前10時半すぎ、群馬県沼田市の「吹割の滝」で、滝がある片品川が増水して近くの遊歩道の一部が浸水し、子ども2人を含む観光客ら22人が取り残されました。

通報を受けた警察と消防が救助にあたり、およそ1時間後に全員が救助されました。

消防によりますと、けが人はいないということです。

「吹割の滝」は、高さ7メートル、幅30メートル余りあり、川底の岩の裂け目に水が流れ込む豪快な景観が観光客の人気を集めていて、国の天然記念物に指定されています。

周囲には全長2キロほどの遊歩道があり、滝の近くまで行くことができますが、地元の観光協会によりますと、15日は川の水かさが増していたため、市が午前10時ごろに遊歩道を通行止めにしたということです。

通行止めになると、滝の周辺にいる警備員が観光客を安全な場所に誘導することになっていますが、川が急に増水したため、誘導が間に合わなかった可能性があるということです。

取り残された警備員 “急激に水位が上昇”
「吹割の滝」の近くで警備にあたっていた女性がNHKの取材に応じ、当時の状況を語りました。

女性によりますと、「吹割の滝」では土日や祝日に警備員が配置され、15日午前9時に警備を始めた際は、川の水位はそれほど高くなかったということです。

しかし、午前9時半ごろから水かさが増していき、その後、急激に水位が上昇して遊歩道の一部が浸水し、観光客20人と取材に応じた女性を含む警備員2人が取り残されたということです。

女性は「警備会社から『高いところに上って救助を待ってくれ』と指示を受けたが、雨が結構降っていて、お客様に何かあってもいけなかったので、正直怖かったです」と話していました。

8キロ余り北にある片品村の雨量は
「吹割の滝」から8キロ余り北にある群馬県片品村にある気象庁のアメダスの観測点では、14日午後から雨が降り続いていました。

15日朝から雨足が強まり、午前9時までの1時間に12.5ミリのやや強い雨が降りました。

14日午後1時から15日午前11時までの雨量は60ミリとなっていて、片品村の平年の7月1か月分の雨量183.8ミリの3分の1に達しています。

「吹割の滝」とは
沼田市や市の観光協会のホームページによりますと、「吹割の滝」は、利根川の支流の片品川にある滝で、高さ7メートル、幅30メートルに及びます。

川床の岩盤の一部が水によって浸食され、大きな割れ目ができた部分に滝が流れていることから、迫力のある景色を堪能することができ、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれているとしています。

周辺には遊歩道や橋、それに展望台も整備されていて、渓谷ならではの景観が楽しめることから、観光客に人気のスポットの1つとなっています。
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