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ハメネイ、ナスララが対イスラエル報復虎視眈々か

2024-08-02 23:23:02 | イスラエルVSハマス
ハメネイ


ナスララ



【随時更新】イスラエル・パレスチナ 中東情勢(8月2日) NHK 2024年8月2日 19時42分

イスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスの最高幹部などが相次いで殺害され、後ろ盾のイランなどが報復を行う構えを示す中、イスラエルのメディアはイランと複数の武装勢力による同時攻撃も想定されると伝えていて、緊張した状態が続いています。

※中東情勢に関する日本時間8月2日の動きを随時更新してお伝えします。

厳重な警戒の中 ハマス最高幹部の葬儀 報復求める声

訪問先のイランで殺害されたイスラム組織ハマスのハニーヤ最高幹部の葬儀が、活動の拠点だった中東のカタールで厳重な警戒態勢の中、行われています。

ハマスのハニーヤ最高幹部は7月31日、訪問先のイランで殺害され、ハマスなどはイスラエルが攻撃したとして非難しています。

ハニーヤ最高幹部のひつぎはこれまで活動の拠点としてきた中東カタールに運ばれ、2日、首都ドーハのモスクで葬儀が行われています。

モスクの周辺には葬儀に参列しようと、午前中から多くの市民が集まりました。

モスクの前には金属探知機が設置され、スマートフォンなどの電子機器の持ち込みが禁止されるなど、厳重な警戒態勢が敷かれていました。

モスクを訪れたエジプト人の男性は「彼は抵抗のシンボルで、彼の死は私たちにとって悲劇だが、これで抵抗の意志を失うことはない」と話していました。

また、パレスチナ人の男性は「彼は私たちのリーダーだ。かなり激しい報復が行われるだろう」などと話していて、イスラエルに対する報復を求める声が多く聞かれました。

“イランと武装勢力の同時攻撃も想定” イスラエルメディア
パレスチナのガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスは7月31日、ハニーヤ最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランの最高指導者ハメネイ師などはイスラエルが攻撃したとして報復を行う考えを示しました。

また、ハマスに連帯を示すレバノンのシーア派組織ヒズボラもイスラエル軍の空爆によって幹部が殺害され、最高指導者ナスララ師は「敵はわれわれの報復を予期するべきだ」として攻撃を強める構えを見せています。

一方、イスラエルでは、複数のメディアがイランと複数の武装勢力による同時攻撃も想定されると伝える中、軍の報道官が1日、「軍は厳戒態勢をとっていて、あらゆる事態への備えができている」と述べました。

また、イスラエル政府は国外にある大使館やユダヤ教の礼拝所などが標的になる可能性もあるとして、警戒を呼びかけています。

イスラエルの北部ではヒズボラとの間で攻撃の応酬が続いていますが、1日もヒズボラが多数のロケット弾による攻撃を行い、これに対してイスラエル軍が発射台を空爆したと発表するなど緊張した状態が続いています。

米メディア “ハマス最高幹部は爆発物で殺害” 情報が錯そう
パレスチナのガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマスは、7月31日、ハニーヤ最高幹部が訪問先のイランの首都テヘランでイスラエルによる攻撃で殺害されたと発表しました。

これについて、アメリカのアメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは1日、中東とアメリカの当局者の話として、ハニーヤ最高幹部は、宿泊先の部屋で爆発物によって殺害され、爆発物はおよそ2か月前に仕掛けられていたと伝えました。

この施設は、イランの軍事精鋭部隊・革命防衛隊が管理し、ハニーヤ最高幹部はこれまでにイランを訪れた際、何度か宿泊していたとしています。

イスラエル政府は殺害への関与を認めていませんが、殺害のあとに当局者がアメリカなどに詳細な説明を行ったということです。

また、アメリカのニュースサイト、アクシオスは1日、関係者の話として、イラン国内で活動するイスラエルの情報機関モサドの工作員が、ハニーヤ最高幹部が部屋にいることを確認した上で遠隔操作で爆発させたと伝えました。

殺害を決定したのは、ネタニヤフ首相だったとしています。

一方、イランの国営メディアやハマスの幹部は、ハニーヤ最高幹部はミサイル攻撃で殺害されたとしていて、情報が錯そうしています。

ヒズボラ “戦いは新たな段階に入った” イスラエルへ報復の構え
イスラム組織ハマスが、ハニーヤ最高幹部が訪問先のイランでイスラエルによる攻撃で殺害されたと発表したことについて、イスラエルは関与を認めていませんが、イランの最高指導者ハメネイ師は報復を行う考えを示しています。

また、イランが支援するヒズボラの幹部がイスラエル軍による空爆で殺害されたことを受け、ヒズボラの最高指導者ナスララ師は1日、「戦いは新たな段階に入った。敵はわれわれの報復を予期するべきだ」と述べました。

ロイター通信は1日、イランとヒズボラなどの武装勢力の代表がイスラエルへの報復について協議する予定だと伝えたほか、イラン軍の参謀総長も「イランと抵抗勢力がどのように報復を行うかは検討中だ」と発言しています。

一方、ネタニヤフ首相は1日、「あらゆる事態への備えができている。イスラエルへのどのような攻撃も大きな代償を伴うだろう」と述べ、イランやヒズボラを強くけん制していて、緊張がさらに高まっています。

バイデン大統領 ハマス最高幹部殺害 “停戦交渉には役立たない”
アメリカのバイデン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談について、記者団に対し、「非常に率直な会談を行った。われわれには停戦の基礎となるものがあり、彼は今すぐ動くべきだ」と述べてネタニヤフ首相は停戦交渉の合意に向けて取り組む必要があるという認識を示しました。

一方、記者団から、イスラム組織ハマスのハニーヤ最高幹部の殺害が停戦交渉に与える影響について問われたのに対し「役立つものではない」と述べて懸念を示しました。

バイデン大統領 ネタニヤフ首相と電話会談 安全保障への関与確認
1日、アメリカ・ホワイトハウスは、バイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、イランなどからの脅威に対する安全保障への関与を改めて確認したと発表しました。

会談では、弾道ミサイルや無人機などに対する防衛への支援や、防衛を目的としたアメリカ軍の新たな展開について協議したとしています。

一方、バイデン大統領は、地域の緊張を緩和するための取り組みの重要性も強調したということです。

イランがことし4月、革命防衛隊の司令官らの殺害への報復だとして、イスラエルに大規模な攻撃を行った際、アメリカ軍は、無人機などを迎撃して支援しました。

イランやヒズボラによる報復の可能性が取り沙汰される中、バイデン政権としてイスラエルへの揺るぎない支援を強調した形です。
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