公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

スーパー特急方式の消滅により、一番被害を被ったのが高岡市。

2024-09-06 22:40:16 | 交通系問題
北陸新幹線は好調でも市内中心部が空洞化。百貨店も閉店



@naoyasano8695

高岡については、整備新幹線計画時点から、既存の高岡駅では新幹線設置が困難なので、「新高岡駅」を設置する構想がされていた。ところが、フル規格だと北陸新幹線の延伸計画が先に進まないため、金沢以東については、スーパー特急方式にするという案が浮上し、スーパー特急方式を前提とした加越トンネルまで作られた。しかし、2004年、北陸新幹線はすべてフル規格で建設されることが決まり、加越トンネルは放棄される有様。そして、スーパー特急方式の消滅により、一番被害を被ったのが高岡市。何せ、「高岡駅に新幹線が通る!」ということから、老朽化した駅ビルはもとより、閉店が目立つようになった、地下街のスクラップアンドビルドまで行い、北陸新幹線が金沢延伸する2015年までに、「クルン高岡」という名称のもと、高岡駅ビルはすっかり生まれ変わった。しかし、フル規格の新幹線は、高岡駅から約2㎞離れた京田というところにできた「新高岡」が停車駅。新幹線開通当時、新高岡はまだ、イオンモールしかないような駅だったため、最速達タイプのかがやきは通過駅となってしまった。そして、在来特急が消滅した高岡駅はすっかり閑散としてしまい、高岡の象徴だった百貨店の大和が閉店。それ以前に、大和に通じていたアーケード商店街も消滅していた。そして、駅前商店街は完全にシャッター通り。夜行特急ですら停車し、「眠らない駅」と称されたかつての面影はすっかりなくなった。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年9/6 商品先物価格情報... | トップ | ガールズ・青森 山原さくら... »
最新の画像もっと見る

交通系問題」カテゴリの最新記事