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薗浦健太郎:「痛すぎる。閣僚級の力がある中堅だったのに…」

2022-12-21 17:00:29 | 安倍、菅、岸田、石破の関連記事
薗浦氏辞職、「政治とカネ」で岸田政権にダメージ© 産経新聞

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自民党の薗浦健太郎衆院議員が「政治とカネ」を巡る問題で、21日に細田博之衆院議長に議員辞職願を提出することになり、岸田文雄首相にとって打撃になるのは必至だ。来年1月召集予定の通常国会では、政治資金問題が相次いで発覚して更迭された寺田稔前総務相に続く不祥事として野党が追及するものとみられ、首相の政権運営へのダメージは避けられない。(奥原慎平)

「痛すぎる。閣僚級の力がある中堅だったのに…」

自民国防族の一人は薗浦氏の辞職についてこう話し、肩を落とす。

薗浦氏は外交・安全保障政策に精通し、所属する麻生太郎副総裁が率いる麻生派(志公会、53人)の中でも麻生氏に近いことで知られる。政府が16日に閣議決定した国家安全保障戦略など「安保3文書」で薗浦氏は与党協議の自民側の実務者として関わり、与党合意に貢献した。

政策通であることから、平成15年の衆院選に落選後、麻生氏が総務相時代に政策秘書に起用。17年に初当選後は外務政務官などを歴任し、最近では麻生氏の盟友だった安倍晋三元首相を首相補佐官や党総裁外交特別補佐として支えた。

薗浦氏の〝喪失〟は、党内第3派閥の麻生派の勢いをそぐ可能性もある。薗浦氏は麻生氏が10年に旧宏池会を退会し、今の麻生派の源流である派閥を結成した頃から麻生氏と行動を共にする森英介元法相に誘われる形で政界入りした。こうした経歴もあり、麻生氏は薗浦氏に目をかけてきた。同派関係者は「薗浦氏は麻生氏を『オヤジ』と呼べる少ない議員の一人」と話す。

また、複数の派閥やグループが合流する形で結成された麻生派内の調整役も担ってきた。同派幹部は「政策だけでなく、閥務でも有能で、戦力を失うのは痛手だ」と打ち明ける。

麻生派所属議員の不祥事では、松本純元国家公安委員長が昨年、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブを訪問した問題で離党後、衆院選で落選した。麻生派以外の党中堅は「麻生さんは側近がどんどんいなくなって大変だね」と語る。
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