保安検査を全員やり直し、Uターンピークの新千歳空港で225便に遅れや欠航…店舗のハサミ紛失で 読売新聞 2024/08/17 23:57
Uターンラッシュのピークを迎えた北海道の新千歳空港で17日、搭乗待合室内の店舗でハサミ1本を紛失するトラブルがあった。安全確認のため、乗客の保安検査をやり直すなどしたことで、午後11時現在、発着便の遅れは190便、欠航は35便に上った。ダイヤの混乱は18日未明まで続いた。
同空港を運営する北海道エアポートによると、ハサミの紛失は17日午前9時半頃に発覚した。機内に持ち込まれる可能性があるため、同社と国土交通省が協議し、保安検査を同10時20分頃にストップ。機内や待合室で出発を待っていた乗客を保安検査場の外に出して点検した。ハサミは見つからなかったが安全が確認できたとして、保安検査を午後0時20分頃に再開。羽田行きの便が約2時間半遅れで出発した。
保安検査場の前は一時、搭乗を待つ家族連れなどの長い行列ができ、戸惑いの声が上がった。熊本市から夫婦で旅行に来た会社役員田辺良介さん(51)は「福岡空港から九州新幹線を乗り継いで帰る予定。列車に間に合えば」と心配していた。
Uターンラッシュのピークを迎えた北海道の新千歳空港で17日、搭乗待合室内の店舗でハサミ1本を紛失するトラブルがあった。安全確認のため、乗客の保安検査をやり直すなどしたことで、午後11時現在、発着便の遅れは190便、欠航は35便に上った。ダイヤの混乱は18日未明まで続いた。
同空港を運営する北海道エアポートによると、ハサミの紛失は17日午前9時半頃に発覚した。機内に持ち込まれる可能性があるため、同社と国土交通省が協議し、保安検査を同10時20分頃にストップ。機内や待合室で出発を待っていた乗客を保安検査場の外に出して点検した。ハサミは見つからなかったが安全が確認できたとして、保安検査を午後0時20分頃に再開。羽田行きの便が約2時間半遅れで出発した。
保安検査場の前は一時、搭乗を待つ家族連れなどの長い行列ができ、戸惑いの声が上がった。熊本市から夫婦で旅行に来た会社役員田辺良介さん(51)は「福岡空港から九州新幹線を乗り継いで帰る予定。列車に間に合えば」と心配していた。