東京マーケット・サマリー 2024年7月16日午後 6:17
■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値
＜外為市場＞
ドル／円
ユーロ／ドル
ユーロ／円
午後５時現在
158.48／158.51
1.0897／1.0901
172.73／172.77
ＮＹ午後５時
158.01／158.04
1.0893／1.0897
172.22／172.26
午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１５８円半ばで推移している。
１カ月ぶり安値圏となる１５８円前半では、値ごろ感から押し目買いが集まった。：
＜株式市場＞
終値
前日比
寄り付き
安値／高値
日経平均
41275.08
+84.40
41366.79
41,220.65─41,520.07
ＴＯＰＩＸ
2904.50
+9.94
2905.76
2,901.32─2,920.85
プライム市場指数
1494.96
+5.11
1494.99
1,493.31─1,503.25
スタンダード市場指数
1295.77
+8.03
1292.21
1,292.00─1,296.87
グロース市場指数
875.06
+6.42
872.83
870.97─877.80
グロース250指数
681.33
+4.20
680.51
678.71─684.40
東証出来高(万株)
161614
東証売買代金(億円)
39010.21
東京株式市場で日経平均は、前営業日比８４円４０銭高の４万１２７５円０８銭と、小幅に反発した。前週末に１０００円超安となった反動で、自律反発を期待した買いが入った。業種別ではアップル関連などの電子部品の一角のほか、金融株や防衛関連株などもしっかりだった。市場ではトランプ前大統領の銃撃事件を受けて、同氏の大統領選での再選を織り込む「トランプ・トレード」の継続もみられるとの声が聞かれた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが８１９銘柄（４９％）、値下がりは７８３銘柄（４７％）、変わらずは４３銘柄（２％）だった。
＜短期金融市場＞
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.077
ユーロ円金先（24年6月限）
───
3カ月物ＴＢ
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．０７７％になった。前営業日（０．０７７％）から横ばい。「引き続き、資金の取り手のニーズが強め」（国内金融機関）との声が聞かれた。
＜円債市場＞
国債先物・24年9月限
143.38
(+0.17)
安値─高値
143.11─143.44
10年長期金利(日本相互証券引け値)
1.020％
(-0.025)
安値─高値
1.035─1.015％
国債先物中心限月９月限は前営業日比１７銭高の１４３円３８銭と続伸して取引を終えた。円安一服や米金利低下が相場を支援した。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比２．５ｂｐ低下の１．０２０％。一時は６月２６日以来、約３週ぶりの低水準となる１．０１５％をつける場面もあった。
＜スワップ市場・気配＞
2年物
0.49─0.39
3年物
0.59─0.49
4年物
0.66─0.56
5年物
0.73─0.63
7年物
0.87─0.77
10年物
1.08─0.98
日経平均が８４円高、反発も戻り待ちの売りに上げ幅縮小＝１６日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/07/16 15:18
１６日後場は日経平均株価が、前週末比８４円４０銭高の４万１２７５円０８銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）が同９．９４ポイント高の２９０４．５０ポイントで、そろって反発して取引を終えた。現地１３日には、米国のトランプ前大統領が銃撃される事件が発生したが、市場全体の反応は落ち着いた動きだった。現地１５日の米国株高を受け、朝方から買いが先行。日経平均株価は午前９時５４分に同３２９円３９銭高の４万１５２０円０７銭を付ける場面もみられた。ただ、買い一巡後は、手がかり材料にかけるなか、戻り待ちの売りに押され、上げ幅を縮小した。プライム市場の出来高は１６億１６１４万株、売買代金は３兆９０１０億円。騰落銘柄数は値上がりが８１９銘柄、値下がりは７８３銘柄、変わらずは４３銘柄だった。
業種別では、全３３業種のうち１２業種が上昇、２１業種が下落した。大和証Ｇ<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株が上昇。三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株も高い。ディスコ<6146>、コマツ<6301>などの機械株や、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの電気機器株も堅調。三井物<8031>、三菱商<8058>などの卸売株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株もしっかり。一方、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、ダイドー<3205>、デサント<8114>などの繊維株、ニトリＨＤ<9843>、ファストリテ<9983>などの小売株が下落した。
個別では、宮越ＨＤ<6620>、ヤマシンＦ<6240>、ＤＤグループ<3073>、ヨシムラＦＨ<2884>、三井ＥＳ<7003>などが上昇。半面、インターアク<7725>、ＩＤＯＭ<7599>、ベクトル<6058>、コスモス薬<3349>、メディアドゥ<3678>などが安い。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,276.38 +7.78 +0.34% +5.97% +30.36% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
2,024.01 +8.63 +0.43% +6.66% +34.92% 15:00
日経平均株価
41,275.08 +84.40 +0.20% +6.34% +27.43% 15:15
日経500平均
3,513.34 -3.78 -0.11% +4.97% +18.81% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,904.50 +9.94 +0.34% +5.75% +29.72% 15:00
日経300指数
622.21 +1.62 +0.26% +6.26% +31.55% 15:15
東証REIT指数
1,738.76 -0.17 -0.01% +0.92% -7.12% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,559.52 +7.40 +0.48% +7.87% +39.12% 15:00
東証グロース市場250指数
681.33 +4.20 +0.62% +6.67% -13.18% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,175.60 +11.15 +0.35% +3.31% +22.61% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,821.57 +3.29 +0.12% +4.16% +19.73% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,904.96 +10.19 +0.35% +4.78% +28.67% 15:00
日経平均
現在値 41,275.08↑ (24/07/16 15:15)
前日比 +84.40 (+0.20％)
始値 41,366.79 (09:00) 前日終値 41,190.68 (24/07/12)
高値 41,520.07 (09:54) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 41,220.65 (09:07) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は反発、TDKや東エレクが2銘柄で約93円分押し上げ 15:58 配信
16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり111銘柄、値下がり112銘柄、変わらず2銘柄となった。
15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高（＋0.53％）の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高（＋0.40％）の18472.57、S＆P500は15.87ポイント高（＋0.28％）の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。
米国株が上昇したことや先週末の大幅安に対する反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は一時41500円台まで上げ幅を広げるなどしっかりとした動き。米国市場同様「トランプラリー」が強まったことから、大型株優勢の地合いとなったほか、時価総額が大きい金融株も買われたことで、日経平均よりも相対的にTOPIXが強含む展開となった。
大引けの日経平均は前営業日比84.40円高（＋0.20％）の41275.08円となった。東証プライム市場の売買高は16億1614万株。売買代金は3兆9010億円。業種別では、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、銀行業、保険業、機械などが上昇した一方、ゴム製品、繊維製品、小売業、食料品、医薬品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は49％、対して値下がり銘柄は47％となっている。
値上がり寄与トップはTDK<6762>となり1銘柄で日経平均を約56円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約52円押し下げた。同2位は中外薬<4519>となり、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、味の素<2802>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 41275.08(+84.40)
値上がり銘柄数 111(寄与度+312.74)
値下がり銘柄数 112(寄与度-228.34)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6762> TDK 11195 575 56.39
<8035> 東エレク 36080 380 37.27
<6954> ファナック 4562 120 19.61
<6857> アドバンテ 6528 68 17.78
<6981> 村田製作所 3775 198 15.53
<6976> 太陽誘電 5037 431 14.09
<4063> 信越化 6707 86 14.06
<4543> テルモ 2759 33 8.50
<6146> ディスコ 63460 930 6.08
<6988> 日東電工 13550 185 6.05
<9984> ソフトバンクG 11425 30 5.88
<6724> セイコーエプソン 2700 82 5.33
<6301> 小松製作所 4887 142 4.64
<4704> トレンドマイクロ 7072 130 4.25
<6971> 京セラ 1968 16 4.05
<7751> キヤノン 4480 77 3.78
<8766> 東京海上HD 6255 75 3.68
<8031> 三井物産 3775 54 3.53
<8058> 三菱商事 3370 35 3.43
<6305> 日立建機 4539 102 3.33
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 42470 -540 -52.96
<4519> 中外製薬 6064 -220 -21.58
<6098> リクルートHD 9342 -157 -15.40
<6367> ダイキン工業 22725 -470 -15.36
<4523> エーザイ 6550 -408 -13.34
<4911> 資生堂 4522 -167 -5.46
<2802> 味の素 6060 -157 -5.13
<2801> キッコーマン 1923 -29.5 -4.82
<7832> バンナムHD 3208 -47 -4.61
<9433> KDDI 4505 -20 -3.92
<2502> アサヒGHD 5646 -116 -3.79
<7733> オリンパス 2623 -27.5 -3.60
<9843> ニトリHD 17120 -210 -3.43
<7974> 任天堂 8825 -91 -2.97
<6594> ニデック 6912 -113 -2.96
<7741> HOYA 20350 -175 -2.86
<5108> ブリヂストン 6151 -87 -2.84
<3382> 7＆iHD 1786 -28.5 -2.80
<8267> イオン 3297 -83 -2.71
<2413> エムスリー 1564 -34.5 -2.71
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,904.50↑ (24/07/16 15:00)
前日比 +9.94 (+0.34％)
始値 2,905.76 (09:00) 前日終値 2,894.56 (24/07/12)
高値 2,920.85 (09:54) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,901.32 (09:07) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング：証券業が上昇率トップ 15:37 配信
証券業が上昇率トップ。そのほか石油・石炭製品、銀行業、保険業、機械なども上昇。一方、ゴム製品が下落率トップ。そのほか繊維業、小売業、食料品、医薬品なども下落。
業種名／現在値／前日比（％）
1. 証券業 ／ 673.62 ／ 2.85
2. 石油・石炭製品 ／ 1,966.34 ／ 1.50
3. 銀行業 ／ 357.71 ／ 1.42
4. 保険業 ／ 2,838.75 ／ 1.41
5. 機械 ／ 3,560.28 ／ 1.28
6. 電気機器 ／ 5,285.29 ／ 1.26
7. 卸売業 ／ 4,234.49 ／ 1.11
8. その他金融業 ／ 1,123.99 ／ 0.79
9. 金属製品 ／ 1,579.68 ／ 0.74
10. 鉱業 ／ 720.88 ／ 0.74
11. 建設業 ／ 1,773.82 ／ 0.48
12. ガラス・土石製品 ／ 1,497.34 ／ 0.37
13. 電力・ガス業 ／ 575.17 ／ -0.06
14. 輸送用機器 ／ 5,056.45 ／ -0.07
15. 化学工業 ／ 2,764.69 ／ -0.07
16. 水産・農林業 ／ 579.09 ／ -0.09
17. 倉庫・運輸関連業 ／ 2,974.86 ／ -0.10
18. 海運業 ／ 1,768.77 ／ -0.11
19. 非鉄金属 ／ 1,520.81 ／ -0.12
20. 情報・通信業 ／ 6,025.94 ／ -0.14
21. 精密機器 ／ 12,802.01 ／ -0.22
22. 鉄鋼 ／ 801.03 ／ -0.42
23. その他製品 ／ 5,561.3 ／ -0.65
24. サービス業 ／ 3,293.4 ／ -0.79
25. 不動産業 ／ 2,066.14 ／ -0.87
26. パルプ・紙 ／ 513.82 ／ -0.88
27. 陸運業 ／ 1,949.54 ／ -0.89
28. 空運業 ／ 227.55 ／ -0.97
29. 医薬品 ／ 3,966.84 ／ -1.05
30. 食料品 ／ 2,321.53 ／ -1.09
31. 小売業 ／ 1,752.26 ／ -1.13
32. 繊維業 ／ 691.81 ／ -1.26
33. ゴム製品 ／ 4,494.79 ／ -1.33
業種別（東証株価指数33業種）
JPX日経インデックス400
現在値 26,644.79↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +111.02 (+0.42％)
始値 26,644.40 (09:00) 前日終値 26,533.77 (24/07/12)
高値 26,795.61 (09:54) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 26,608.10 (09:07) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,494.96↑ (24/07/16 15:00)
前日比 +5.11 (+0.34％)
始値 1,494.99 (09:00) 前日終値 1,489.85 (24/07/12)
高値 1,503.25 (09:54) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,493.31 (09:07) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,295.77↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +8.03 (+0.62％)
始値 1,292.21 (09:00) 前日終値 1,287.74 (24/07/12)
高値 1,296.87 (12:31) 年初来高値 1,295.38 (24/03/07)
安値 1,292.00 (09:02) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 875.06↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +6.42 (+0.74％)
始値 872.83 (09:00) 前日終値 868.64 (24/07/12)
高値 877.80 (12:35) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 870.97 (09:21) 年初来安値 768.20 (24/05/30)
東証グロ－ス市場250指数は3日続伸、主力株まちまちで方向感に乏しい地合いに／グロース市況 16:56 配信
東証グロース市場指数：＋6.42 ()
出来高2億88万株：
売買代金1374億円：
東証グロース市場250指数：＋4.20 ()
出来高1億4542万株：
売買代金1098億円：
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続伸。値上がり銘柄数は345、値下り銘柄数は214、変わらずは27。 15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高（＋0.53％）の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高（＋0.40％）の18472.57、S＆P500は15.87ポイント高（＋0.28％）の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。 米国市場ではNYダウなど大型株のほか、中小型株が多いラッセル2000も引き続き上昇したことで、グロース市場は買い優勢で取引を開始。ただ、先週末強かった時価総額が大きい主力株が高安まちまちと方向感に乏しい地合いとなり、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに上値の重い展開となった。3日続伸したが、売買代金も減少し先週末の強い動きはほぼ感じられない相場展開に。 個別では、シンバイオ製薬<4582>、メドレックス<4586>、セルシード<7776>、コージンバイオ<177A>などバイオ関連が引き続き物色された。時価総額上位銘柄では、セーフィー<4375>、弁護士ドットコム<6027>が上昇した。値上がり率上位銘柄では、ビザスク<4490>、トリプルアイズ<5026>がランクイン。 一方、先週末に発表した決算内容が嫌気されてQPS研究所<5595>の下げが目立ったほか、ジェイフロンティア<2934>が決算発表を延期したことで急落。時価総額上位銘柄では、MacbeeP<7095>、サンウェルズ<9229>、アドベンチャー<6030>が下落した。下落率上位銘柄では、クックビズ<6558>、光フードサービス<138A>、プロディライト<5580>がランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄では、セーフィー、弁護士ドットコムのほか、GMOフィナンシャルゲート<4051>、GENDA<9166>が買われた。
グロース250
現在値 681.33↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +4.20 (+0.62％)
始値 680.51 (09:00) 前日終値 677.13 (24/07/12)
高値 684.40 (12:35) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 678.71 (09:21) 年初来安値 594.16 (24/05/30)
東証REIT指数
現在値 1,738.76↑ (24/07/16 15:00)
前日比 -0.17 (-0.01％)
始値 1,741.51 (09:00) 前日終値 1,738.93 (24/07/12)
高値 1,742.29 (09:00) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,733.57 (12:35) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 17.91↑ (24/07/16 15:20)
前日比 -0.46 (-2.50％)
始値 18.17 (09:00) 前日終値 18.37 (24/07/12)
高値 18.58 (09:44) 年初来高値 27.82 (24/04/19)
安値 17.89 (15:08) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI：低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は16日、前日比-0.46（低下率2.50％）の17.91と低下した。なお、高値は18.58、安値は17.89。東京市場が3連休中の米市場で主要指数が堅調だった流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物は先週末12日に1200円下落したものの、依然、市場では短期的な高値警戒感が意識され、また、高値波乱も警戒された。ただ、今日は取引開始後に日経225先物が落ち着いた動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退し、日経VIは午後は低下幅を次第に拡大する動きとなった。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 41,230.00 +60.00 07/15
大証ラージ(夜間) 41,180.00 +10.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年08月限 41,175 0 41,175 41,240 41,490 41,020 28,392 06:00
大証ミニ 24年09月限 41,165 -5 41,170 41,240 41,480 41,015 593,955 06:00
大証ミニ 24年10月限 40,890 -35 40,925 41,025 41,200 40,790 344 05:19
大証ラージ 24年09月限 41,180 +10 41,170 41,260 41,480 41,020 34,816 06:00
大証ラージ 24年12月限 40,970 -10 40,980 41,060 41,260 40,810 127 05:50
大証ラージ 25年03月限 41,150 +120 41,030 40,950 41,260 40,950 43 00:06
日経平均先物
現在値 41,180.00↑ (24/07/16 06:00)
前日比 +10.00 (+0.02％)
高値 41,480.00 (02:48) 始値 41,260.00 (16:30)
安値 41,020.00 (21:30) 前日終値 41,170.00 (24/07/12)
TOPIX先物
現在値 2,892.50↑ (24/07/16 06:00)
前日比 -4.00 (-0.14％)
高値 2,911.00 (09:13) 始値 2,899.00 (16:30)
安値 2,884.00 (04:52) 前日終値 2,896.50 (24/07/12)
JPX日経400先物
現在値 26,455.00↓ (24/07/16 06:00)
前日比 -125.00 (-0.47％)
高値 26,695.00 (02:47) 始値 26,600.00 (16:30)
安値 26,455.00 (04:51) 前日終値 26,580.00 (24/07/12)
グロース250先物
現在値 675.00↓ (24/07/16 06:00)
前日比 +1.00 (+0.15％)
高値 680.00 (00:12) 始値 676.00 (16:30)
安値 669.00 (21:30) 前日終値 674.00 (24/07/12)
NYダウ先物 円建
現在値 40,505.00↑ (24/07/16 05:41)
前日比 +424.00 (+1.06％)
高値 40,683.00 (00:55) 始値 40,073.00 (16:36)
安値 40,011.00 (19:48) 前日終値 40,081.00 (24/07/12)
CME日経平均先物 円建
現在値 41,175.00 (24/07/15 15:59 CST)
前日比 -35.00 (-0.08％)
高値 41,405.00 始値 41,300.00
安値 41,025.00 前日終値 41,210.00 (24/07/12)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) ＄=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME￥ 24年09月限 41,175 -35 41,210 18,745 05:59
CME＄ 24年09月限 41,225 -40 41,265 5,045 05:56
CME￥ 24年12月限 41,190 +185 41,005 20 00:55
CME＄ 24年12月限 41,050 -85 41,135 6 05:50
SGX日経平均先物
現在値 41,205.00↑ (24/07/16 05:01 SGT)
前日比 -45.00 (-0.11％)
高値 41,400.00 始値 41,275.00
安値 41,025.00 前日終値 41,250.00 (24/07/15)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 41,250 0 41,215 0 0
SGX 2024/09(夜間) 41,205 -45 41,250 41,275 41,400 41,025 9,449
SGX 2024/12(日中) 41,010 0 41,010 0 0
SGX 2024/12(夜間) 41,010 0 41,010 0 0
長期国債先物
現在値 143.170↑ (24/07/13 05:54)
前日比 -0.040 (-0.03％)
高値 143.240 (04:43) 始値 143.170 (15:30)
安値 143.000 (21:31) 前日終値 143.210 (24/07/12)
16日の日本国債市場概況：債券先物は143円38銭で終了 16:29 配信
＜円債市場＞
長期国債先物2024年9月限
寄付143円14銭 高値143円44銭 安値143円11銭 引け143円38銭
売買高総計23803枚
2年 462回 0.311％
5年 170回 0.563％
10年 375回 1.024％
20年 189回 1.851％
債券先物9月限は、143円11銭で取引を開始。米国の金利低下や財務省の流動性供給入札の結果は強いとの見方から買いが優勢になり、143円11銭から143円44銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
＜米国債概況＞
2年債は4.43％、10年債は4.19％、30年債は4.42％近辺で推移。
債券利回りは低下。（気配値）
＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.45％、英国債は4.07％、オーストラリア10年債は4.25％、NZ10年債は4.36％。（気配値）
日本国債3年
年利回り 0.405 (24/07/13 01:11)
前日比 +0.008
日本国債5年
年利回り 0.590 (24/07/13 01:11)
前日比 +0.006
日本国債10年
年利回り 1.058 (24/07/13 02:05)
前日比 +0.011
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,976.30 +2.29 +0.08% -1.86% -8.07% 17:29
中国 上海A株指数
3,120.10 +2.34 +0.07% -1.86% -8.07% 17:29
中国 深ｾﾝA株指数
1,685.60 +8.15 +0.49% -4.62% -21.71% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,877.02 +75.39 +0.86% -4.06% -19.88% 16:00
中国 上海B株指数
233.81 +0.24 +0.10% -1.36% -13.33% 17:29
中国 深ｾﾝB株指数
1,130.68 +4.82 +0.43% +1.23% -3.12% 16:00
中国 上海50A株指数
2,424.75 +4.23 +0.17% -0.07% -4.83% 17:29
中国 上海180A株指数
7,754.99 +32.10 +0.42% -0.14% -6.09% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,515.15 +1.94 +0.08% -1.86% -8.06% 17:29
中国 創業板指数
1,696.34 +23.33 +1.39% -5.30% -23.73% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,498.28 +22.03 +0.63% -1.22% -10.28% 16:00
中国 深ｾﾝ総合指数
1,611.80 +7.80 +0.49% -4.61% -21.68% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,727.98 -287.96 -1.60% -1.16% -8.68% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,316.53 -105.14 -1.64% -0.89% -3.57% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,765.11 -40.69 -1.07% -3.28% +1.16% 17:08
韓国総合株価指数 2,866.09 +5.17 +0.18% +3.90% +9.05% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 80,716.55 +51.69 +0.06% +4.84% +21.21% 21:34
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 24,613.00 +26.30 +0.11% +4.89% +24.87% 20:40
加権指数 23,997.25 +117.89 +0.49% +6.63% +38.84% 15:30
S&P/ASX200指数 7,999.32 -18.30 -0.23% +3.56% +9.53% 15:49
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,184.49 +61.35 +0.51% +4.15% +2.06% 15:00
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,625.96 -3.86 -0.24% +1.16% +15.15% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,224.29 -54.57 -0.75% +7.27% +5.20% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,487.91 -11.98 -0.34% +5.77% +7.37% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,321.31 -6.12 -0.46% +1.91% -13.57% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,281.18 +1.36 +0.11% +0.10% +9.65% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,667.09 -22.28 -0.33% +4.44% +0.64% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年7月16日午後 7:39
中国株式市場は上昇。ハイテク株が主導した。投資家は１８日まで開催される中国共産党の重要会議、第２０期中央委員会第３回総会（３中総会）に注目している。香港株式市場は値下がりした。
中国国家統計局が１５日発表した第２・四半期（４─６月）国内総生産（ＧＤＰ）は前年比４．７％増加で、第１・四半期（５．３％増）から鈍化し２０２３年第１・四半期以来の低成長となった。長引く不動産不況と雇用不安が内需を圧迫。当局は一段の景気テコ入れを迫られるとの見方が広がっている。
３中総会では先進製造業の促進、債務リスク抑制に向けた税制改革、不動産危機の管理、内需喚起、民間部門の再活性化といった課題を協議する見通し。詳細は１８日に公表される可能性が高い。
中国平安保険の香港上場株(2318.HK), opens new tabが５．６％安。同社は転換社債で３５億ドルを調達したと発表した。
シドニー株式市場は４営業日ぶりに反落して引けた。前日は終値ベースの史上最高値を更新していた。４ー６月期の鉄鉱石出荷がアナリスト予想を下回ったリオティントが鉱業株の下落を主導した。６月の豪雇用統計を控えた警戒感も広がった。
鉱業株指数は１．５％安。１週間超ぶりの大幅下落だった。リオティント(RIO.AX), opens new tabは２．５％安。一時は３月１８日以来の安値を付けた。
同社が発表した西オーストラリア州ピルバラ地区の鉱山からの鉄鉱石出荷量は８０３０万トンと、事前予想（ビジブル・アルファ）の８２１０万トンを下回った。
市場参加者は豪中央銀行の金融政策の手掛かりとして、１８日に発表される６月の雇用統計を待っている。
銀行株指数は６営業日続伸で０．１％高。産金株指数は０．２％高。一時は２０２０年１１月１７日以来の高値を付けた。
ソウル株式市場は主要半導体・自動車銘柄主導で続伸して引けた。トランプ前米大統領が１１月の大統領選で勝利するとの見方から、昨日に続いて防衛関連株が上昇した。
未来アセット証券のアナリストは「市場はトランプ氏が勝つとみなして取引している」と指摘。金融とエネルギー関連が上昇する一方、再生可能エネルギーと中国関連の銘柄が下げたという。
半導体大手のサムスン電子は１．１５％高。同業ＳＫハイニックスは１．３０％高。
輸送機器指数は業種別で最も値上がりし、１．９６％高。現代自動車は２．２３％高、傘下の起亜は２．４２％高。
トランプ氏が大統領選に勝つとの予想が材料視され、防衛装備大手ハンファエアロスペースは１．７０％高。やはり防衛関連のハンファシステムズは４．２４％と大幅上伸、ＬＩＧネクスワンも２．５７％高。
一方、電池メーカーのＬＧエナジー・ソリューションは３．３５％安、同業サムスンＳＤＩは４．６４％安、米電池株安につれた。
ＩＴ大手は検索のネイバーが２．６７％、メッセージアプリのカカオが２．３９％、それぞれ下落して引けた。
中国へのエクスポージャーが大きいＬＧハウスホールド・アンド・ヘルスケアは３．３９％安。
外国人投資家は１８１４億ウォン（約１億３１００万ドル）相当の買い越し。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2976.3043
+ 2.2936
+ 0.08
2963.9001
2977.3613
2959.6655
(.SSEC)
前営業日終値
2974.0107
中国
ＣＳＩ３００指数
3498.283
+22.036
+0.63
3466.852
3500.294
3464.366
(.CSI300)
前営業日終値
3476.247
香港
ハンセン指数
17727.98
-287.96
-1.60
17845.06
17899.55
17727.98
(.HSI)
前営業日終値
18015.94
香港
ハンセン中国株指数
6316.53
-105.14
-1.64
6360.19
6389.81
6316.53
(.HSCE)
前営業日終値
6421.67
韓国
総合株価指数
2866.09
+5.17
+0.18
2861.71
2872.21
2857.07
(.KS11)
前営業日終値
2860.92
台湾
加権指数
23997.25
+117.89
+0.49
23880.33
24174.18
23861.77
(.TWII)
前営業日終値
23879.36
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
7999.30
-18.30
-0.23
8017.60
8018.00
7996.90
(.AXJO)
前営業日終値
8017.60
シンガポール
ＳＴ指数
3487.91
-11.98
-0.34
3496.52
3497.89
3469.56
(.STI)
前営業日終値
3499.89
マレーシア
総合株価指数
1625.96
-3.86
-0.24
1631.73
1633.97
1624.39
(.KLSE)
前営業日終値
1629.82
インドネシア
総合株価指数
7224.293
-54.570
-0.75
7289.809
7294.792
7213.28
(.JKSE)
前営業日終値
7278.863
フィリピン
総合株価指数
6667.09
-22.28
-0.33
6723.21
6736.81
6667.09
(.PSI)
前営業日終値
6689.37
ベトナム
ＶＮ指数
1281.18
+1.36
+0.11
1279.82
1291.47
1279.37
(.VNI)
前営業日終値
1279.82
タイ
ＳＥＴ指数
1321.31
-6.12
-0.46
1327.77
1330.84
1320.08
(.SETI)
前営業日終値
1327.43
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
80716.55
+51.69
+0.06
80731.49
80898.30
80598.06
(.BSESN)
前営業日終値
80664.86
インド
ＮＳＥ指数
24613.00
+26.30
+0.11
24615.90
24661.25
24587.65
(.NSEI)
前営業日終値
24586.70
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.51% 12,184.49 +61.35H:12,184.49L:12,085.6507/16
[CFD] 日本 日経平均 41,338.10 日経比:+63▲0.15%H:41,387L:41,10522:23
中国 上海Ｂ株 ▲0.10% 233.81 +0.24H:233.94L:232.7407/16
中国 上海Ａ株 ▲0.07% 3,120.10 +2.34H:3,121.20L:3,102.6707/16
中国 深セン成分 ▲0.86% 8,877.02 +75.39H:8,881.77L:8,780.0907/16
中国 深センＢ株 ▲0.43% 1,130.68 +4.82H:1,131.61L:1,125.3407/16
中国 深センＡ株 ▲0.49% 1,685.60 +8.15H:1,686.88L:1,669.6807/16
[CFD] HangSeng サンデー 17,649.50 指数比:-78▼0.44%H:17,896L:17,63622:23
香港 レッドチップ指数 ▼1.05% 3,766.01 -39.79H:3,803.40L:3,762.4417:00
16日の中国本土市場概況：上海総合0.1％高で4日続伸、ハイテク株に買い 17:21 配信
16日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.29ポイント（0.08％）高の2976.30ポイントと小幅ながら4日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。今年第2四半期（4～6月）の国内総生産（GDP）成長率が大幅に下振れる中、当局は追加の景気対策を打ち出すとの期待が根強い状況だ。ただ、上値は重い。中国の政策動向を見極めたいとするスタンスも漂っている。中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が15日に開幕し、最終日の18日に、今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ（声明）が公表される予定だ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子（600563/SH）が8.5％高、電子部品メーカー大手の環旭電子（601231/SH）が6.5％高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業（603019/SH）が5.0％高、半導体封止・検査の江蘇長電科技（600584/SH）が3.7％高で引けた。中国政府はハイテク産業の振興に注力している。支援策が期待された。
産金株も高い。山東黄金（600547/SH）が5.1％高、中金黄金（600489/SH）が4.0％高、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.1％高と値を上げた。軍事関連株、公益株、エネルギー株、自動車株、不動産株なども買われている。
半面、保険株はさえない。中国平安保険（601318/SH）が3.2％、新華人寿保険（601336/SH）が2.4％、中国人寿保険（601628/SH）が0.9％ずつ下落した。平安保険については、転換社債型新株予約権付社債（CB）の発行計画が嫌気されている。そのほかインフラ建設株、酒造・食品株、銀行株も売られた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント（0.10％）高の233.81ポイント、深センB株指数が4.82ポイント（0.43％）高の1130.68ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
16日の香港市場概況:ハンセン1.6％安で続落、平安保険5.4％下落 18:00 配信
16日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比287.96ポイント（1.60％）安の17727.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）が105.14ポイント（1.64％）安の6316.53ポイントと続落した。売買代金は942億4270万香港ドルとなっている（15日は911億4690万香港ドル）。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不安が強まっている。15日に発表された今年第2四半期（4～6月）の国内総生産（GDP）成長率は、前年同期比4.7％だった。前四半期（1～3月）の実績（前年同期比5.3％）と市場予想（5.1％）を大幅に下回っている。ほか、6月の各種経済指標では、内需不振を示す内容が多かった。一方、中国では中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が15日に開幕。最終日の18日に、今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ（声明）が公表される予定だ。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、保険事業で中国2位の中国平安保険（2318/HK）が5.4％安、コンテナ海運大手の東方海外（316/HK）と即席麺・飲料大手の康師傅HD（322/HK）がそろって4.6％安と下げが目立った。中国平安保険については、転換社債型新株予約権付社債（CB）の発行計画が嫌気されている。
セクター別では、消費が安い。上記した康師傅のほか、家電のTCL電子HD（1070/HK）が12.4％、食品・飲料の統一企業中国HD（220/HK）が10.0％、スポーツ用品の李寧（2331/HK）が3.2％、ミネラルウォーターの農夫山泉（9633/HK）が2.8％ずつ下落した。TCL電子は昨日引け後、中間決算の130～160％増益見通しを発表したが、好感する買いはみられていない。統一企業については、同社が販売するカップ麺を巡り、異物混入騒動が起きている事態が不安視された。農夫山泉のペットボトル飲料水には、品質基準の懸念が浮上。香港消費者委員会は15日、ボトル飲料に含まれる臭素酸塩が欧州連合（EU）の定める基準値の上限に達しているとの調査結果を報告した。
セメントや非鉄など素材セクターもさえない。華潤水泥HD（1313/HK）が2.7％安、中国建材（3323/HK）が1.9％安、北京金隅集団（2009/HK）が1.7％安、中国アルミ（2600/HK）が5.8％安、江西銅業（358/HK）が3.0％安で引けた。
半面、スマートフォン部材・組立の銘柄群は高い。舜宇光学科技（2382/HK）が7.0％、高偉電子（1415/HK）が5.2％、丘タイ科技（1478/HK）が2.0％、比亜迪電子（BYDエレク：285/HK）が4.0％、富智康集団（2038/HK）が2.4％ずつ上昇した。そのほか、半導体株も物色されている。
一方、本土市場は小幅ながら4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08％高の2976.30ポイント取引を終了した。ハイテク株が高い。産金株、軍事関連株、公益株、エネルギー株、自動車株、不動産株なども買われた。半面、保険株は安い。インフラ建設株、酒造・食品株、銀行株も売られた。
亜州リサーチ(株）
■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値
＜外為市場＞
ドル／円
ユーロ／ドル
ユーロ／円
午後５時現在
158.48／158.51
1.0897／1.0901
172.73／172.77
ＮＹ午後５時
158.01／158.04
1.0893／1.0897
172.22／172.26
午後５時のドル／円は、前日ＮＹ午後５時と比べてドル高／円安の１５８円半ばで推移している。
１カ月ぶり安値圏となる１５８円前半では、値ごろ感から押し目買いが集まった。：
＜株式市場＞
終値
前日比
寄り付き
安値／高値
日経平均
41275.08
+84.40
41366.79
41,220.65─41,520.07
ＴＯＰＩＸ
2904.50
+9.94
2905.76
2,901.32─2,920.85
プライム市場指数
1494.96
+5.11
1494.99
1,493.31─1,503.25
スタンダード市場指数
1295.77
+8.03
1292.21
1,292.00─1,296.87
グロース市場指数
875.06
+6.42
872.83
870.97─877.80
グロース250指数
681.33
+4.20
680.51
678.71─684.40
東証出来高(万株)
161614
東証売買代金(億円)
39010.21
東京株式市場で日経平均は、前営業日比８４円４０銭高の４万１２７５円０８銭と、小幅に反発した。前週末に１０００円超安となった反動で、自律反発を期待した買いが入った。業種別ではアップル関連などの電子部品の一角のほか、金融株や防衛関連株などもしっかりだった。市場ではトランプ前大統領の銃撃事件を受けて、同氏の大統領選での再選を織り込む「トランプ・トレード」の継続もみられるとの声が聞かれた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが８１９銘柄（４９％）、値下がりは７８３銘柄（４７％）、変わらずは４３銘柄（２％）だった。
＜短期金融市場＞
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.077
ユーロ円金先（24年6月限）
───
3カ月物ＴＢ
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで０．０７７％になった。前営業日（０．０７７％）から横ばい。「引き続き、資金の取り手のニーズが強め」（国内金融機関）との声が聞かれた。
＜円債市場＞
国債先物・24年9月限
143.38
(+0.17)
安値─高値
143.11─143.44
10年長期金利(日本相互証券引け値)
1.020％
(-0.025)
安値─高値
1.035─1.015％
国債先物中心限月９月限は前営業日比１７銭高の１４３円３８銭と続伸して取引を終えた。円安一服や米金利低下が相場を支援した。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比２．５ｂｐ低下の１．０２０％。一時は６月２６日以来、約３週ぶりの低水準となる１．０１５％をつける場面もあった。
＜スワップ市場・気配＞
2年物
0.49─0.39
3年物
0.59─0.49
4年物
0.66─0.56
5年物
0.73─0.63
7年物
0.87─0.77
10年物
1.08─0.98
日経平均が８４円高、反発も戻り待ちの売りに上げ幅縮小＝１６日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/07/16 15:18
１６日後場は日経平均株価が、前週末比８４円４０銭高の４万１２７５円０８銭、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）が同９．９４ポイント高の２９０４．５０ポイントで、そろって反発して取引を終えた。現地１３日には、米国のトランプ前大統領が銃撃される事件が発生したが、市場全体の反応は落ち着いた動きだった。現地１５日の米国株高を受け、朝方から買いが先行。日経平均株価は午前９時５４分に同３２９円３９銭高の４万１５２０円０７銭を付ける場面もみられた。ただ、買い一巡後は、手がかり材料にかけるなか、戻り待ちの売りに押され、上げ幅を縮小した。プライム市場の出来高は１６億１６１４万株、売買代金は３兆９０１０億円。騰落銘柄数は値上がりが８１９銘柄、値下がりは７８３銘柄、変わらずは４３銘柄だった。
業種別では、全３３業種のうち１２業種が上昇、２１業種が下落した。大和証Ｇ<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株や、出光興産<5019>、ＥＮＥＯＳ<5020>などの石油石炭製品株が上昇。三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、第一生命ＨＤ<8750>、東京海上<8766>などの保険株も高い。ディスコ<6146>、コマツ<6301>などの機械株や、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>などの電気機器株も堅調。三井物<8031>、三菱商<8058>などの卸売株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株もしっかり。一方、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、ダイドー<3205>、デサント<8114>などの繊維株、ニトリＨＤ<9843>、ファストリテ<9983>などの小売株が下落した。
個別では、宮越ＨＤ<6620>、ヤマシンＦ<6240>、ＤＤグループ<3073>、ヨシムラＦＨ<2884>、三井ＥＳ<7003>などが上昇。半面、インターアク<7725>、ＩＤＯＭ<7599>、ベクトル<6058>、コスモス薬<3349>、メディアドゥ<3678>などが安い。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,276.38 +7.78 +0.34% +5.97% +30.36% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
2,024.01 +8.63 +0.43% +6.66% +34.92% 15:00
日経平均株価
41,275.08 +84.40 +0.20% +6.34% +27.43% 15:15
日経500平均
3,513.34 -3.78 -0.11% +4.97% +18.81% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,904.50 +9.94 +0.34% +5.75% +29.72% 15:00
日経300指数
622.21 +1.62 +0.26% +6.26% +31.55% 15:15
東証REIT指数
1,738.76 -0.17 -0.01% +0.92% -7.12% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,559.52 +7.40 +0.48% +7.87% +39.12% 15:00
東証グロース市場250指数
681.33 +4.20 +0.62% +6.67% -13.18% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,175.60 +11.15 +0.35% +3.31% +22.61% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,821.57 +3.29 +0.12% +4.16% +19.73% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,904.96 +10.19 +0.35% +4.78% +28.67% 15:00
日経平均
現在値 41,275.08↑ (24/07/16 15:15)
前日比 +84.40 (+0.20％)
始値 41,366.79 (09:00) 前日終値 41,190.68 (24/07/12)
高値 41,520.07 (09:54) 年初来高値 42,426.77 (24/07/11)
安値 41,220.65 (09:07) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は反発、TDKや東エレクが2銘柄で約93円分押し上げ 15:58 配信
16日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり111銘柄、値下がり112銘柄、変わらず2銘柄となった。
15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高（＋0.53％）の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高（＋0.40％）の18472.57、S＆P500は15.87ポイント高（＋0.28％）の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。
米国株が上昇したことや先週末の大幅安に対する反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は一時41500円台まで上げ幅を広げるなどしっかりとした動き。米国市場同様「トランプラリー」が強まったことから、大型株優勢の地合いとなったほか、時価総額が大きい金融株も買われたことで、日経平均よりも相対的にTOPIXが強含む展開となった。
大引けの日経平均は前営業日比84.40円高（＋0.20％）の41275.08円となった。東証プライム市場の売買高は16億1614万株。売買代金は3兆9010億円。業種別では、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、銀行業、保険業、機械などが上昇した一方、ゴム製品、繊維製品、小売業、食料品、医薬品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は49％、対して値下がり銘柄は47％となっている。
値上がり寄与トップはTDK<6762>となり1銘柄で日経平均を約56円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約52円押し下げた。同2位は中外薬<4519>となり、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、味の素<2802>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 41275.08(+84.40)
値上がり銘柄数 111(寄与度+312.74)
値下がり銘柄数 112(寄与度-228.34)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6762> TDK 11195 575 56.39
<8035> 東エレク 36080 380 37.27
<6954> ファナック 4562 120 19.61
<6857> アドバンテ 6528 68 17.78
<6981> 村田製作所 3775 198 15.53
<6976> 太陽誘電 5037 431 14.09
<4063> 信越化 6707 86 14.06
<4543> テルモ 2759 33 8.50
<6146> ディスコ 63460 930 6.08
<6988> 日東電工 13550 185 6.05
<9984> ソフトバンクG 11425 30 5.88
<6724> セイコーエプソン 2700 82 5.33
<6301> 小松製作所 4887 142 4.64
<4704> トレンドマイクロ 7072 130 4.25
<6971> 京セラ 1968 16 4.05
<7751> キヤノン 4480 77 3.78
<8766> 東京海上HD 6255 75 3.68
<8031> 三井物産 3775 54 3.53
<8058> 三菱商事 3370 35 3.43
<6305> 日立建機 4539 102 3.33
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 42470 -540 -52.96
<4519> 中外製薬 6064 -220 -21.58
<6098> リクルートHD 9342 -157 -15.40
<6367> ダイキン工業 22725 -470 -15.36
<4523> エーザイ 6550 -408 -13.34
<4911> 資生堂 4522 -167 -5.46
<2802> 味の素 6060 -157 -5.13
<2801> キッコーマン 1923 -29.5 -4.82
<7832> バンナムHD 3208 -47 -4.61
<9433> KDDI 4505 -20 -3.92
<2502> アサヒGHD 5646 -116 -3.79
<7733> オリンパス 2623 -27.5 -3.60
<9843> ニトリHD 17120 -210 -3.43
<7974> 任天堂 8825 -91 -2.97
<6594> ニデック 6912 -113 -2.96
<7741> HOYA 20350 -175 -2.86
<5108> ブリヂストン 6151 -87 -2.84
<3382> 7＆iHD 1786 -28.5 -2.80
<8267> イオン 3297 -83 -2.71
<2413> エムスリー 1564 -34.5 -2.71
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,904.50↑ (24/07/16 15:00)
前日比 +9.94 (+0.34％)
始値 2,905.76 (09:00) 前日終値 2,894.56 (24/07/12)
高値 2,920.85 (09:54) 年初来高値 2,946.60 (24/07/11)
安値 2,901.32 (09:07) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング：証券業が上昇率トップ 15:37 配信
証券業が上昇率トップ。そのほか石油・石炭製品、銀行業、保険業、機械なども上昇。一方、ゴム製品が下落率トップ。そのほか繊維業、小売業、食料品、医薬品なども下落。
業種名／現在値／前日比（％）
1. 証券業 ／ 673.62 ／ 2.85
2. 石油・石炭製品 ／ 1,966.34 ／ 1.50
3. 銀行業 ／ 357.71 ／ 1.42
4. 保険業 ／ 2,838.75 ／ 1.41
5. 機械 ／ 3,560.28 ／ 1.28
6. 電気機器 ／ 5,285.29 ／ 1.26
7. 卸売業 ／ 4,234.49 ／ 1.11
8. その他金融業 ／ 1,123.99 ／ 0.79
9. 金属製品 ／ 1,579.68 ／ 0.74
10. 鉱業 ／ 720.88 ／ 0.74
11. 建設業 ／ 1,773.82 ／ 0.48
12. ガラス・土石製品 ／ 1,497.34 ／ 0.37
13. 電力・ガス業 ／ 575.17 ／ -0.06
14. 輸送用機器 ／ 5,056.45 ／ -0.07
15. 化学工業 ／ 2,764.69 ／ -0.07
16. 水産・農林業 ／ 579.09 ／ -0.09
17. 倉庫・運輸関連業 ／ 2,974.86 ／ -0.10
18. 海運業 ／ 1,768.77 ／ -0.11
19. 非鉄金属 ／ 1,520.81 ／ -0.12
20. 情報・通信業 ／ 6,025.94 ／ -0.14
21. 精密機器 ／ 12,802.01 ／ -0.22
22. 鉄鋼 ／ 801.03 ／ -0.42
23. その他製品 ／ 5,561.3 ／ -0.65
24. サービス業 ／ 3,293.4 ／ -0.79
25. 不動産業 ／ 2,066.14 ／ -0.87
26. パルプ・紙 ／ 513.82 ／ -0.88
27. 陸運業 ／ 1,949.54 ／ -0.89
28. 空運業 ／ 227.55 ／ -0.97
29. 医薬品 ／ 3,966.84 ／ -1.05
30. 食料品 ／ 2,321.53 ／ -1.09
31. 小売業 ／ 1,752.26 ／ -1.13
32. 繊維業 ／ 691.81 ／ -1.26
33. ゴム製品 ／ 4,494.79 ／ -1.33
業種別（東証株価指数33業種）
JPX日経インデックス400
現在値 26,644.79↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +111.02 (+0.42％)
始値 26,644.40 (09:00) 前日終値 26,533.77 (24/07/12)
高値 26,795.61 (09:54) 年初来高値 27,097.29 (24/07/11)
安値 26,608.10 (09:07) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,494.96↑ (24/07/16 15:00)
前日比 +5.11 (+0.34％)
始値 1,494.99 (09:00) 前日終値 1,489.85 (24/07/12)
高値 1,503.25 (09:54) 年初来高値 1,516.57 (24/07/11)
安値 1,493.31 (09:07) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,295.77↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +8.03 (+0.62％)
始値 1,292.21 (09:00) 前日終値 1,287.74 (24/07/12)
高値 1,296.87 (12:31) 年初来高値 1,295.38 (24/03/07)
安値 1,292.00 (09:02) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 875.06↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +6.42 (+0.74％)
始値 872.83 (09:00) 前日終値 868.64 (24/07/12)
高値 877.80 (12:35) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 870.97 (09:21) 年初来安値 768.20 (24/05/30)
東証グロ－ス市場250指数は3日続伸、主力株まちまちで方向感に乏しい地合いに／グロース市況 16:56 配信
東証グロース市場指数：＋6.42 ()
出来高2億88万株：
売買代金1374億円：
東証グロース市場250指数：＋4.20 ()
出来高1億4542万株：
売買代金1098億円：
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに3日続伸。値上がり銘柄数は345、値下り銘柄数は214、変わらずは27。 15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は210.82ドル高（＋0.53％）の40211.72ドル、ナスダックは74.12ポイント高（＋0.40％）の18472.57、S＆P500は15.87ポイント高（＋0.28％）の5631.22で取引を終了した。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新。 米国市場ではNYダウなど大型株のほか、中小型株が多いラッセル2000も引き続き上昇したことで、グロース市場は買い優勢で取引を開始。ただ、先週末強かった時価総額が大きい主力株が高安まちまちと方向感に乏しい地合いとなり、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに上値の重い展開となった。3日続伸したが、売買代金も減少し先週末の強い動きはほぼ感じられない相場展開に。 個別では、シンバイオ製薬<4582>、メドレックス<4586>、セルシード<7776>、コージンバイオ<177A>などバイオ関連が引き続き物色された。時価総額上位銘柄では、セーフィー<4375>、弁護士ドットコム<6027>が上昇した。値上がり率上位銘柄では、ビザスク<4490>、トリプルアイズ<5026>がランクイン。 一方、先週末に発表した決算内容が嫌気されてQPS研究所<5595>の下げが目立ったほか、ジェイフロンティア<2934>が決算発表を延期したことで急落。時価総額上位銘柄では、MacbeeP<7095>、サンウェルズ<9229>、アドベンチャー<6030>が下落した。下落率上位銘柄では、クックビズ<6558>、光フードサービス<138A>、プロディライト<5580>がランクイン。 東証グロース市場コア指数採用銘柄では、セーフィー、弁護士ドットコムのほか、GMOフィナンシャルゲート<4051>、GENDA<9166>が買われた。
グロース250
現在値 681.33↓ (24/07/16 15:00)
前日比 +4.20 (+0.62％)
始値 680.51 (09:00) 前日終値 677.13 (24/07/12)
高値 684.40 (12:35) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 678.71 (09:21) 年初来安値 594.16 (24/05/30)
東証REIT指数
現在値 1,738.76↑ (24/07/16 15:00)
前日比 -0.17 (-0.01％)
始値 1,741.51 (09:00) 前日終値 1,738.93 (24/07/12)
高値 1,742.29 (09:00) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,733.57 (12:35) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 17.91↑ (24/07/16 15:20)
前日比 -0.46 (-2.50％)
始値 18.17 (09:00) 前日終値 18.37 (24/07/12)
高値 18.58 (09:44) 年初来高値 27.82 (24/04/19)
安値 17.89 (15:08) 年初来安値 15.72 (24/07/02)
日経VI：低下、落ち着いた株価推移で警戒感が後退 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は16日、前日比-0.46（低下率2.50％）の17.91と低下した。なお、高値は18.58、安値は17.89。東京市場が3連休中の米市場で主要指数が堅調だった流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物は先週末12日に1200円下落したものの、依然、市場では短期的な高値警戒感が意識され、また、高値波乱も警戒された。ただ、今日は取引開始後に日経225先物が落ち着いた動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退し、日経VIは午後は低下幅を次第に拡大する動きとなった。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 41,230.00 +60.00 07/15
大証ラージ(夜間) 41,180.00 +10.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年08月限 41,175 0 41,175 41,240 41,490 41,020 28,392 06:00
大証ミニ 24年09月限 41,165 -5 41,170 41,240 41,480 41,015 593,955 06:00
大証ミニ 24年10月限 40,890 -35 40,925 41,025 41,200 40,790 344 05:19
大証ラージ 24年09月限 41,180 +10 41,170 41,260 41,480 41,020 34,816 06:00
大証ラージ 24年12月限 40,970 -10 40,980 41,060 41,260 40,810 127 05:50
大証ラージ 25年03月限 41,150 +120 41,030 40,950 41,260 40,950 43 00:06
日経平均先物
現在値 41,180.00↑ (24/07/16 06:00)
前日比 +10.00 (+0.02％)
高値 41,480.00 (02:48) 始値 41,260.00 (16:30)
安値 41,020.00 (21:30) 前日終値 41,170.00 (24/07/12)
TOPIX先物
現在値 2,892.50↑ (24/07/16 06:00)
前日比 -4.00 (-0.14％)
高値 2,911.00 (09:13) 始値 2,899.00 (16:30)
安値 2,884.00 (04:52) 前日終値 2,896.50 (24/07/12)
JPX日経400先物
現在値 26,455.00↓ (24/07/16 06:00)
前日比 -125.00 (-0.47％)
高値 26,695.00 (02:47) 始値 26,600.00 (16:30)
安値 26,455.00 (04:51) 前日終値 26,580.00 (24/07/12)
グロース250先物
現在値 675.00↓ (24/07/16 06:00)
前日比 +1.00 (+0.15％)
高値 680.00 (00:12) 始値 676.00 (16:30)
安値 669.00 (21:30) 前日終値 674.00 (24/07/12)
NYダウ先物 円建
現在値 40,505.00↑ (24/07/16 05:41)
前日比 +424.00 (+1.06％)
高値 40,683.00 (00:55) 始値 40,073.00 (16:36)
安値 40,011.00 (19:48) 前日終値 40,081.00 (24/07/12)
CME日経平均先物 円建
現在値 41,175.00 (24/07/15 15:59 CST)
前日比 -35.00 (-0.08％)
高値 41,405.00 始値 41,300.00
安値 41,025.00 前日終値 41,210.00 (24/07/12)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) ＄=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME￥ 24年09月限 41,175 -35 41,210 18,745 05:59
CME＄ 24年09月限 41,225 -40 41,265 5,045 05:56
CME￥ 24年12月限 41,190 +185 41,005 20 00:55
CME＄ 24年12月限 41,050 -85 41,135 6 05:50
SGX日経平均先物
現在値 41,205.00↑ (24/07/16 05:01 SGT)
前日比 -45.00 (-0.11％)
高値 41,400.00 始値 41,275.00
安値 41,025.00 前日終値 41,250.00 (24/07/15)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/09(日中) 41,250 0 41,215 0 0
SGX 2024/09(夜間) 41,205 -45 41,250 41,275 41,400 41,025 9,449
SGX 2024/12(日中) 41,010 0 41,010 0 0
SGX 2024/12(夜間) 41,010 0 41,010 0 0
長期国債先物
現在値 143.170↑ (24/07/13 05:54)
前日比 -0.040 (-0.03％)
高値 143.240 (04:43) 始値 143.170 (15:30)
安値 143.000 (21:31) 前日終値 143.210 (24/07/12)
16日の日本国債市場概況：債券先物は143円38銭で終了 16:29 配信
＜円債市場＞
長期国債先物2024年9月限
寄付143円14銭 高値143円44銭 安値143円11銭 引け143円38銭
売買高総計23803枚
2年 462回 0.311％
5年 170回 0.563％
10年 375回 1.024％
20年 189回 1.851％
債券先物9月限は、143円11銭で取引を開始。米国の金利低下や財務省の流動性供給入札の結果は強いとの見方から買いが優勢になり、143円11銭から143円44銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
＜米国債概況＞
2年債は4.43％、10年債は4.19％、30年債は4.42％近辺で推移。
債券利回りは低下。（気配値）
＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は2.45％、英国債は4.07％、オーストラリア10年債は4.25％、NZ10年債は4.36％。（気配値）
日本国債3年
年利回り 0.405 (24/07/13 01:11)
前日比 +0.008
日本国債5年
年利回り 0.590 (24/07/13 01:11)
前日比 +0.006
日本国債10年
年利回り 1.058 (24/07/13 02:05)
前日比 +0.011
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
2,976.30 +2.29 +0.08% -1.86% -8.07% 17:29
中国 上海A株指数
3,120.10 +2.34 +0.07% -1.86% -8.07% 17:29
中国 深ｾﾝA株指数
1,685.60 +8.15 +0.49% -4.62% -21.71% 16:00
中国 深ｾﾝ成分指数
8,877.02 +75.39 +0.86% -4.06% -19.88% 16:00
中国 上海B株指数
233.81 +0.24 +0.10% -1.36% -13.33% 17:29
中国 深ｾﾝB株指数
1,130.68 +4.82 +0.43% +1.23% -3.12% 16:00
中国 上海50A株指数
2,424.75 +4.23 +0.17% -0.07% -4.83% 17:29
中国 上海180A株指数
7,754.99 +32.10 +0.42% -0.14% -6.09% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,515.15 +1.94 +0.08% -1.86% -8.06% 17:29
中国 創業板指数
1,696.34 +23.33 +1.39% -5.30% -23.73% 16:00
上海/ｼﾝｾﾝ CSI300指数
3,498.28 +22.03 +0.63% -1.22% -10.28% 16:00
中国 深ｾﾝ総合指数
1,611.80 +7.80 +0.49% -4.61% -21.68% 16:00
香港 ﾊﾝｾﾝ指数 17,727.98 -287.96 -1.60% -1.16% -8.68% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国企業株指数(H株) 6,316.53 -105.14 -1.64% -0.89% -3.57% 17:08
ﾊﾝｾﾝ中国ﾚｯﾄﾞﾁｯﾌﾟ指数 3,765.11 -40.69 -1.07% -3.28% +1.16% 17:08
韓国総合株価指数 2,866.09 +5.17 +0.18% +3.90% +9.05% 18:05
S&P･BSEｾﾝｾｯｸｽ 80,716.55 +51.69 +0.06% +4.84% +21.21% 21:34
ｲﾝﾄﾞCNX NIFTY指数 24,613.00 +26.30 +0.11% +4.89% +24.87% 20:40
加権指数 23,997.25 +117.89 +0.49% +6.63% +38.84% 15:30
S&P/ASX200指数 7,999.32 -18.30 -0.23% +3.56% +9.53% 15:49
NZX50種ｸﾞﾛｽ指数 12,184.49 +61.35 +0.51% +4.15% +2.06% 15:00
FTSEﾌﾞﾙｻﾏﾚｰｼｱKLCIｲﾝﾃﾞｯｸｽ 1,625.96 -3.86 -0.24% +1.16% +15.15% 18:05
ｼﾞｬｶﾙﾀ 総合指数 7,224.29 -54.57 -0.75% +7.27% +5.20% 18:00
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ ST指数 3,487.91 -11.98 -0.34% +5.77% +7.37% 18:20
ﾀｲ SET指数 1,321.31 -6.12 -0.46% +1.91% -13.57% 19:03
ﾍﾞﾄﾅﾑ VN指数 1,281.18 +1.36 +0.11% +0.10% +9.65% 17:02
ﾌｨﾘﾋﾟﾝ 総合指数 6,667.09 -22.28 -0.33% +4.44% +0.64% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年7月16日午後 7:39
中国株式市場は上昇。ハイテク株が主導した。投資家は１８日まで開催される中国共産党の重要会議、第２０期中央委員会第３回総会（３中総会）に注目している。香港株式市場は値下がりした。
中国国家統計局が１５日発表した第２・四半期（４─６月）国内総生産（ＧＤＰ）は前年比４．７％増加で、第１・四半期（５．３％増）から鈍化し２０２３年第１・四半期以来の低成長となった。長引く不動産不況と雇用不安が内需を圧迫。当局は一段の景気テコ入れを迫られるとの見方が広がっている。
３中総会では先進製造業の促進、債務リスク抑制に向けた税制改革、不動産危機の管理、内需喚起、民間部門の再活性化といった課題を協議する見通し。詳細は１８日に公表される可能性が高い。
中国平安保険の香港上場株(2318.HK), opens new tabが５．６％安。同社は転換社債で３５億ドルを調達したと発表した。
シドニー株式市場は４営業日ぶりに反落して引けた。前日は終値ベースの史上最高値を更新していた。４ー６月期の鉄鉱石出荷がアナリスト予想を下回ったリオティントが鉱業株の下落を主導した。６月の豪雇用統計を控えた警戒感も広がった。
鉱業株指数は１．５％安。１週間超ぶりの大幅下落だった。リオティント(RIO.AX), opens new tabは２．５％安。一時は３月１８日以来の安値を付けた。
同社が発表した西オーストラリア州ピルバラ地区の鉱山からの鉄鉱石出荷量は８０３０万トンと、事前予想（ビジブル・アルファ）の８２１０万トンを下回った。
市場参加者は豪中央銀行の金融政策の手掛かりとして、１８日に発表される６月の雇用統計を待っている。
銀行株指数は６営業日続伸で０．１％高。産金株指数は０．２％高。一時は２０２０年１１月１７日以来の高値を付けた。
ソウル株式市場は主要半導体・自動車銘柄主導で続伸して引けた。トランプ前米大統領が１１月の大統領選で勝利するとの見方から、昨日に続いて防衛関連株が上昇した。
未来アセット証券のアナリストは「市場はトランプ氏が勝つとみなして取引している」と指摘。金融とエネルギー関連が上昇する一方、再生可能エネルギーと中国関連の銘柄が下げたという。
半導体大手のサムスン電子は１．１５％高。同業ＳＫハイニックスは１．３０％高。
輸送機器指数は業種別で最も値上がりし、１．９６％高。現代自動車は２．２３％高、傘下の起亜は２．４２％高。
トランプ氏が大統領選に勝つとの予想が材料視され、防衛装備大手ハンファエアロスペースは１．７０％高。やはり防衛関連のハンファシステムズは４．２４％と大幅上伸、ＬＩＧネクスワンも２．５７％高。
一方、電池メーカーのＬＧエナジー・ソリューションは３．３５％安、同業サムスンＳＤＩは４．６４％安、米電池株安につれた。
ＩＴ大手は検索のネイバーが２．６７％、メッセージアプリのカカオが２．３９％、それぞれ下落して引けた。
中国へのエクスポージャーが大きいＬＧハウスホールド・アンド・ヘルスケアは３．３９％安。
外国人投資家は１８１４億ウォン（約１億３１００万ドル）相当の買い越し。
終値
前日比
％
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
2976.3043
+ 2.2936
+ 0.08
2963.9001
2977.3613
2959.6655
(.SSEC)
前営業日終値
2974.0107
中国
ＣＳＩ３００指数
3498.283
+22.036
+0.63
3466.852
3500.294
3464.366
(.CSI300)
前営業日終値
3476.247
香港
ハンセン指数
17727.98
-287.96
-1.60
17845.06
17899.55
17727.98
(.HSI)
前営業日終値
18015.94
香港
ハンセン中国株指数
6316.53
-105.14
-1.64
6360.19
6389.81
6316.53
(.HSCE)
前営業日終値
6421.67
韓国
総合株価指数
2866.09
+5.17
+0.18
2861.71
2872.21
2857.07
(.KS11)
前営業日終値
2860.92
台湾
加権指数
23997.25
+117.89
+0.49
23880.33
24174.18
23861.77
(.TWII)
前営業日終値
23879.36
豪
Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ指数
7999.30
-18.30
-0.23
8017.60
8018.00
7996.90
(.AXJO)
前営業日終値
8017.60
シンガポール
ＳＴ指数
3487.91
-11.98
-0.34
3496.52
3497.89
3469.56
(.STI)
前営業日終値
3499.89
マレーシア
総合株価指数
1625.96
-3.86
-0.24
1631.73
1633.97
1624.39
(.KLSE)
前営業日終値
1629.82
インドネシア
総合株価指数
7224.293
-54.570
-0.75
7289.809
7294.792
7213.28
(.JKSE)
前営業日終値
7278.863
フィリピン
総合株価指数
6667.09
-22.28
-0.33
6723.21
6736.81
6667.09
(.PSI)
前営業日終値
6689.37
ベトナム
ＶＮ指数
1281.18
+1.36
+0.11
1279.82
1291.47
1279.37
(.VNI)
前営業日終値
1279.82
タイ
ＳＥＴ指数
1321.31
-6.12
-0.46
1327.77
1330.84
1320.08
(.SETI)
前営業日終値
1327.43
インド
ＳＥＮＳＥＸ指数
80716.55
+51.69
+0.06
80731.49
80898.30
80598.06
(.BSESN)
前営業日終値
80664.86
インド
ＮＳＥ指数
24613.00
+26.30
+0.11
24615.90
24661.25
24587.65
(.NSEI)
前営業日終値
24586.70
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.51% 12,184.49 +61.35H:12,184.49L:12,085.6507/16
[CFD] 日本 日経平均 41,338.10 日経比:+63▲0.15%H:41,387L:41,10522:23
中国 上海Ｂ株 ▲0.10% 233.81 +0.24H:233.94L:232.7407/16
中国 上海Ａ株 ▲0.07% 3,120.10 +2.34H:3,121.20L:3,102.6707/16
中国 深セン成分 ▲0.86% 8,877.02 +75.39H:8,881.77L:8,780.0907/16
中国 深センＢ株 ▲0.43% 1,130.68 +4.82H:1,131.61L:1,125.3407/16
中国 深センＡ株 ▲0.49% 1,685.60 +8.15H:1,686.88L:1,669.6807/16
[CFD] HangSeng サンデー 17,649.50 指数比:-78▼0.44%H:17,896L:17,63622:23
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16日の中国本土市場概況：上海総合0.1％高で4日続伸、ハイテク株に買い 17:21 配信
16日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.29ポイント（0.08％）高の2976.30ポイントと小幅ながら4日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。今年第2四半期（4～6月）の国内総生産（GDP）成長率が大幅に下振れる中、当局は追加の景気対策を打ち出すとの期待が根強い状況だ。ただ、上値は重い。中国の政策動向を見極めたいとするスタンスも漂っている。中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が15日に開幕し、最終日の18日に、今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ（声明）が公表される予定だ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子（600563/SH）が8.5％高、電子部品メーカー大手の環旭電子（601231/SH）が6.5％高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業（603019/SH）が5.0％高、半導体封止・検査の江蘇長電科技（600584/SH）が3.7％高で引けた。中国政府はハイテク産業の振興に注力している。支援策が期待された。
産金株も高い。山東黄金（600547/SH）が5.1％高、中金黄金（600489/SH）が4.0％高、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.1％高と値を上げた。軍事関連株、公益株、エネルギー株、自動車株、不動産株なども買われている。
半面、保険株はさえない。中国平安保険（601318/SH）が3.2％、新華人寿保険（601336/SH）が2.4％、中国人寿保険（601628/SH）が0.9％ずつ下落した。平安保険については、転換社債型新株予約権付社債（CB）の発行計画が嫌気されている。そのほかインフラ建設株、酒造・食品株、銀行株も売られた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント（0.10％）高の233.81ポイント、深センB株指数が4.82ポイント（0.43％）高の1130.68ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株）
16日の香港市場概況:ハンセン1.6％安で続落、平安保険5.4％下落 18:00 配信
16日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比287.96ポイント（1.60％）安の17727.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数（旧H株指数）が105.14ポイント（1.64％）安の6316.53ポイントと続落した。売買代金は942億4270万香港ドルとなっている（15日は911億4690万香港ドル）。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不安が強まっている。15日に発表された今年第2四半期（4～6月）の国内総生産（GDP）成長率は、前年同期比4.7％だった。前四半期（1～3月）の実績（前年同期比5.3％）と市場予想（5.1％）を大幅に下回っている。ほか、6月の各種経済指標では、内需不振を示す内容が多かった。一方、中国では中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議（3中全会）が15日に開幕。最終日の18日に、今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ（声明）が公表される予定だ。内容を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因となっている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、保険事業で中国2位の中国平安保険（2318/HK）が5.4％安、コンテナ海運大手の東方海外（316/HK）と即席麺・飲料大手の康師傅HD（322/HK）がそろって4.6％安と下げが目立った。中国平安保険については、転換社債型新株予約権付社債（CB）の発行計画が嫌気されている。
セクター別では、消費が安い。上記した康師傅のほか、家電のTCL電子HD（1070/HK）が12.4％、食品・飲料の統一企業中国HD（220/HK）が10.0％、スポーツ用品の李寧（2331/HK）が3.2％、ミネラルウォーターの農夫山泉（9633/HK）が2.8％ずつ下落した。TCL電子は昨日引け後、中間決算の130～160％増益見通しを発表したが、好感する買いはみられていない。統一企業については、同社が販売するカップ麺を巡り、異物混入騒動が起きている事態が不安視された。農夫山泉のペットボトル飲料水には、品質基準の懸念が浮上。香港消費者委員会は15日、ボトル飲料に含まれる臭素酸塩が欧州連合（EU）の定める基準値の上限に達しているとの調査結果を報告した。
セメントや非鉄など素材セクターもさえない。華潤水泥HD（1313/HK）が2.7％安、中国建材（3323/HK）が1.9％安、北京金隅集団（2009/HK）が1.7％安、中国アルミ（2600/HK）が5.8％安、江西銅業（358/HK）が3.0％安で引けた。
半面、スマートフォン部材・組立の銘柄群は高い。舜宇光学科技（2382/HK）が7.0％、高偉電子（1415/HK）が5.2％、丘タイ科技（1478/HK）が2.0％、比亜迪電子（BYDエレク：285/HK）が4.0％、富智康集団（2038/HK）が2.4％ずつ上昇した。そのほか、半導体株も物色されている。
一方、本土市場は小幅ながら4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08％高の2976.30ポイント取引を終了した。ハイテク株が高い。産金株、軍事関連株、公益株、エネルギー株、自動車株、不動産株なども買われた。半面、保険株は安い。インフラ建設株、酒造・食品株、銀行株も売られた。
亜州リサーチ(株）
