放射線でバルブなどの検査行う事業所 作業員が被ばく 新潟 NHK 2024年8月2日 15時30分
1日、新潟県にある放射線を使ってバルブなどの検査を行う事業所で放射性物質を容器に入れないまま作業し、作業員が最大で32ミリシーベルトの被ばくをしたことがわかりました。原子力規制庁によりますと、現時点で作業員の健康や周辺環境への影響はないということです。
原子力規制庁によりますと、1日午前、新潟県刈羽村にある「日本ドレッサー」の事業所で、放射線を出す装置を使ってバルブなどの厚さを計ったり異常がないか確認したりする検査をしていた作業員3人が、計画していない被ばくをしたということです。
被ばく線量は、1人が32ミリシーベルトで、ほかの2人は0.5ミリシーベルト未満でした。
本来は、被ばくを避けるため装置の中にある放射性物質を放射線を遮る鉛製の容器に収納することになっていましたが、1日は朝の点検のあとに収納するのを忘れ、作業員たちは気付かないまま装置のある部屋に入り、20分ほど作業していたということです。
放射線を扱う業務の従事者は年間の被ばく線量の限度が50ミリシーベルトとされていますが、1回の作業で計画していない被ばく線量が5ミリシーベルトを超えると、国に報告するよう法令で定められています。
原子力規制庁によりますと、現時点で作業員の健康や周辺環境への影響はないということですが、今後、医療機関で健康状態を確認するということです。
1日、新潟県にある放射線を使ってバルブなどの検査を行う事業所で放射性物質を容器に入れないまま作業し、作業員が最大で32ミリシーベルトの被ばくをしたことがわかりました。原子力規制庁によりますと、現時点で作業員の健康や周辺環境への影響はないということです。
原子力規制庁によりますと、1日午前、新潟県刈羽村にある「日本ドレッサー」の事業所で、放射線を出す装置を使ってバルブなどの厚さを計ったり異常がないか確認したりする検査をしていた作業員3人が、計画していない被ばくをしたということです。
被ばく線量は、1人が32ミリシーベルトで、ほかの2人は0.5ミリシーベルト未満でした。
本来は、被ばくを避けるため装置の中にある放射性物質を放射線を遮る鉛製の容器に収納することになっていましたが、1日は朝の点検のあとに収納するのを忘れ、作業員たちは気付かないまま装置のある部屋に入り、20分ほど作業していたということです。
放射線を扱う業務の従事者は年間の被ばく線量の限度が50ミリシーベルトとされていますが、1回の作業で計画していない被ばく線量が5ミリシーベルトを超えると、国に報告するよう法令で定められています。
原子力規制庁によりますと、現時点で作業員の健康や周辺環境への影響はないということですが、今後、医療機関で健康状態を確認するということです。