京都市交通局の職員2人、市営地下鉄で無賃乗車繰り返す…駅務区長は隠蔽工作を提案 読売新聞 2024/07/27 14:11
京都市交通局は26日、通勤時に市営地下鉄で無賃乗車を繰り返した助役(51)と高速車掌研修生(27)を懲戒免職処分にした。2人は「小遣いが欲しかった」などと無賃乗車を認めている。市は、2人を京都府警に刑事告訴する方針。
発表では、助役は2021年10月~今年6月、烏丸御池―六地蔵駅間などで170回にわたり、降車駅の駅務室でIC乗車券の入場記録を取り消し、無賃乗車を繰り返した。交通局の調査に、虚偽の定期券購入証明書を提出する不正も行っていた。割り増し分を含めて16万6140円を弁済した。
高速車掌研修生の無賃乗車は、今年5月9~28日、竹田―京都駅間で計9回。京都駅の改札で同僚に声をかけ、IC乗車券の入場記録を取り消してもらうなどしていた。不正利用分として7020円を弁済した。
研修生の不正を巡っては、駅務区長(57)が 隠蔽いんぺい 工作を提案したとして、減給10分の5(1日)の懲戒処分を受けた。
京都市交通局は26日、通勤時に市営地下鉄で無賃乗車を繰り返した助役(51)と高速車掌研修生(27)を懲戒免職処分にした。2人は「小遣いが欲しかった」などと無賃乗車を認めている。市は、2人を京都府警に刑事告訴する方針。
発表では、助役は2021年10月~今年6月、烏丸御池―六地蔵駅間などで170回にわたり、降車駅の駅務室でIC乗車券の入場記録を取り消し、無賃乗車を繰り返した。交通局の調査に、虚偽の定期券購入証明書を提出する不正も行っていた。割り増し分を含めて16万6140円を弁済した。
高速車掌研修生の無賃乗車は、今年5月9~28日、竹田―京都駅間で計9回。京都駅の改札で同僚に声をかけ、IC乗車券の入場記録を取り消してもらうなどしていた。不正利用分として7020円を弁済した。
研修生の不正を巡っては、駅務区長(57)が 隠蔽いんぺい 工作を提案したとして、減給10分の5(1日)の懲戒処分を受けた。