トヨタ 昨年度の役員報酬公表 豊田会長16億2200万円と過去最高 2024年6月25日 20時48分
トヨタ自動車は昨年度の役員報酬を公表し、豊田章男会長は16億2200万円と前の年度より62%増えてトヨタの役員として過去最高となりました。国際的な人材獲得の競争力を強化するとともに、中長期的な成長への貢献を評価する報酬体系を導入したことが要因だとしています。
トヨタが25日公表したことし3月期の「有価証券報告書」によりますと、昨年度の役員の報酬は豊田章男会長が最も多く、16億2200万円でした。
これは前の年度の9億9900万円から62%増えてトヨタの役員として過去最高額になりました。
トヨタでは、国際的な人材獲得の競争力を強化するため、時価総額が上位にあるヨーロッパの企業の水準を参考に報酬を見直したほか、中長期的な成長への貢献を評価する報酬体系を導入したことが増加の主な要因だとしています。
このほかの役員では、佐藤恒治社長が6億2300万円、早川茂副会長が3億8900万円などとなっています。
一方、トヨタグループでは、認証取得での不正問題が明らかになっていますが、トヨタでは、ガバナンスの観点も報酬を決める評価の指標としたため、会長や社長などについては報酬を一部減額したと説明しています。
トヨタ自動車は昨年度の役員報酬を公表し、豊田章男会長は16億2200万円と前の年度より62%増えてトヨタの役員として過去最高となりました。国際的な人材獲得の競争力を強化するとともに、中長期的な成長への貢献を評価する報酬体系を導入したことが要因だとしています。
トヨタが25日公表したことし3月期の「有価証券報告書」によりますと、昨年度の役員の報酬は豊田章男会長が最も多く、16億2200万円でした。
これは前の年度の9億9900万円から62%増えてトヨタの役員として過去最高額になりました。
トヨタでは、国際的な人材獲得の競争力を強化するため、時価総額が上位にあるヨーロッパの企業の水準を参考に報酬を見直したほか、中長期的な成長への貢献を評価する報酬体系を導入したことが増加の主な要因だとしています。
このほかの役員では、佐藤恒治社長が6億2300万円、早川茂副会長が3億8900万円などとなっています。
一方、トヨタグループでは、認証取得での不正問題が明らかになっていますが、トヨタでは、ガバナンスの観点も報酬を決める評価の指標としたため、会長や社長などについては報酬を一部減額したと説明しています。