公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

スーパースター王座決定戦回顧

2008-12-31 17:36:07 | 大レース回顧集

第23回スーパースター王座決定戦が31日、川口オートレース場で行われた。

試走タイムは下記の通り。

1 永井 大介 3.27

2 池田 政和 3.28

3 田中  茂  3.27

4 有吉 辰也 3.34

5 浦田 信輔 3.31

6 中村 雅人 3.30

7 荒尾   聡  3.29

8 岡部   聡  3.31

スタートは有吉が出たが、1周2角付近で永井が有吉を交わし、早くも先頭に立つ。一方、人気の中心、田中茂は初手で内に包まれて立ち遅れ。2番手には浦田がつけるが、永井が独走状態を固める。5周回に入り、後方から追い上げてきた池田が浦田を交わし、2番手浮上。対して田中は、一時4番手まで浮上したが、5周回で中村に捌かれてしまい、ここで完全に万事休した。

徐々に池田が差を縮めていくが、残り2周を通過した地点でも、永井にはまだ4~5車身ほどの差があった。結局そのまま永井が押し切り、ゴール線通過後に喜びのガッツポーズ。2着に池田、3着には9周回で3番手に浮上した中村が入った。

早めに永井に先頭に出られてしまうと、後続は追撃する術がない。そんな一戦とあいまった。9月のオートレースグランプリでもそのような走りを見せて、悲願のSG初優勝を果たしたが、今回も同じような形で、スーパースターも制覇した。

加えて、田中が初手の捌きに苦しんだことも勝因となった。スーパースターといえば、4年前の大会で、一旦は高橋貢を逆転しながらも、再度抜き返された一戦が思い出されるが、そうした苦い思いも払拭したことだろう。


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アグネスタキオン、51年ぶり... | トップ | 決定!2008公営競技MVP »
最新の画像もっと見る

大レース回顧集」カテゴリの最新記事