2024年06月06日(木)17時06分 東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み
6日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では156.28円と15時時点(155.90円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。本邦長期金利が低下したことをきっかけとした円売りが継続し、ドル円は17時過ぎには156.35円まで強含んだ。
ユーロ円は堅調。17時時点では170.00円と15時時点(169.69円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。本邦長期金利の低下や、欧州株式市場が反発して始まったことでユーロ円も堅調な動きになり、昨日高値を僅かに上抜け170.07円まで買われた。また、ポンド円は199.94円、スイスフラン円は175.23円までじり高になるなど、クロス円は総じて堅調。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.0878ドルと15時時点(1.0884ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しにはなるものの、本日の欧州中央銀行(ECB)理事会での政策金利発表及びラガルドECB総裁の会見までは積極的な取引が控えられ小幅な値動きに終始。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.37円 - 156.35円
ユーロドル:1.0869ドル - 1.0896ドル
ユーロ円:169.22円 - 170.07円
東京マーケット・サマリー 2024年6月6日午後 6:13
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
156.27/156.30
1.0877/1.0878
169.99/170.03
NY午後5時
156.09/156.14
1.0868/1.0869
169.66/169.70
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べて小幅ドル高/円安の156円前半で推移している。前日から強まった円安地合いが一服となり、ドルは一時155円前半まで反落した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38703.51
+213.34
38841.66
38,693.50─39,011.93
TOPIX
2757.23
+9.01
2765.41
2,754.71─2,773.33
プライム市場指数
1419.26
+4.65
1423.51
1,417.97─1,427.54
スタンダード市場指数
1232.94
-4.17
1241.01
1,232.94─1,241.85
グロース市場指数
790.27
-12.25
806.27
790.27─806.67
グロース250指数
612.53
-10.64
626.22
612.53─626.59
東証出来高(万株)
165286
東証売買代金(億円)
42683.68
東京株式市場で日経平均は、前営業日比213円34銭高の3万8703円51銭と、反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで、半導体関連などに買いが入った。一時521円高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、後場は小動きとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり601銘柄(36%)に対し、値下がりが988銘柄(59%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.077
ユーロ円金先(24年6月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.077%になった。前営業日(0.077%)から横ばい。「引き続き、資金の取り手のニーズが強かった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年6月限
144.15
(+0.32)
安値─高値
143.89─144.25
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.955%
(-0.045)
安値─高値
0.995─0.955%
国債先物中心限月6月限は、前営業日比32銭高の144円15銭と大幅続伸して取引を終えた。米金利低下や順調な30年利付国債入札が買い材料となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比4.5bp低下の0.955%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.49─0.39
3年物
0.59─0.49
4年物
0.66─0.56
5年物
0.73─0.63
7年物
0.87─0.77
10年物
1.09─0.99
日経平均213円高と3日ぶり反発も、戻り待ちの売りに押され上げ幅縮小=6日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/06/06 15:22
6日後場は日経平均株価が、前日比213円34銭高の3万8703円51銭、TOPIX(東証株価指数)が同9.01ポイント高の2757.23ポイントと、そろって3日ぶりに反発した。朝方は、現地5日の米国株高を受け、半導体関連株を中心に買いが先行。日経平均は午前9時32分に、同521円76銭高の3万9011円93銭を付けた。買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される展開で、後場には上げ幅を一時200円程度まで縮小。きょうの安値圏で推移した。東証プライム市場の出来高は16億5286万株、売買代金は4兆2683億円。騰落銘柄数は値上がりが601銘柄にとどまった一方、値下がりは988銘柄と6割に近かった。変わらずは58銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち18業種が上昇、15業種が下落した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が上昇。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も高い。東電力HD<9501>、関西電<9503>などの電気・ガス株や、三菱倉<9301>、トラシティ<9310>などの倉庫運輸株も堅調。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株もしっかり。一方、電通グループ<4324>、リクルートH<6098>などのサービス株や、三井不<8801>、住友不<8830>などの不動産株、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株が安い。
個別では、ミガロHD<5535>、ミマキエンジ<6638>、大阪ソーダ<4046>、フジコーポ<7605>、タツモ<6266>などが上昇。半面、ワールド<3612>、霞ヶ関キャピ<3498>、Mフォワード<3994>、SHIFT<3697>、くら寿司<2695>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,160.82 +8.09 +0.38% +1.15% +23.85% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,911.74 +9.80 +0.52% +1.55% +27.28% 15:00
日経平均株価
38,703.51 +213.34 +0.55% +1.22% +19.06% 15:15
日経500平均
3,335.29 +2.46 +0.07% +1.66% +11.91% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,757.23 +9.01 +0.33% +1.05% +23.30% 15:00
日経300指数
590.12 +2.62 +0.45% +1.10% +24.89% 15:15
東証REIT指数
1,743.12 +7.16 +0.41% -4.67% -7.06% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,458.96 +9.27 +0.64% +1.78% +29.90% 15:00
東証グロース市場250指数
612.53 -10.64 -1.71% -4.73% -21.88% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,016.67 -6.81 -0.23% -0.08% +18.36% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,713.42 +0.43 +0.02% +0.13% +15.53% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,785.81 +8.90 +0.32% +1.19% +23.48% 15:00
日経平均
現在値 38,703.51↓ (24/06/06 15:15)
前日比 +213.34 (+0.55%)
始値 38,841.66 (09:00) 前日終値 38,490.17 (24/06/05)
高値 39,011.93 (09:32) 年初来高値 41,087.75 (24/03/22)
安値 38,693.50 (13:23) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、東エレクやアドバンテストが2銘柄で約167円分押し上げ 15:55 配信
6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり126銘柄、変わらず0銘柄となった。
5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高(+0.25%)の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高(+1.96%)の17187.91、S&P500は62.69ポイント高(+1.18%)の5354.03で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体エヌビディアの続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。
ナスダックの大幅高を受けて、東京市場はハイテク株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は上げ幅を拡大し一時39000円台を回復。買い一巡後は、39000円の壁に跳ね返されて上げ幅を縮小したが、下げが目立っていた海運株や、値がさ半導体株などが買われたことで、25日移動平均線を上回ったまま取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比213.34円高(+0.55%)の38703.51円となった。東証プライム市場の売買高は16億5286万株、売買代金は4兆2683億円。業種別では、海運業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、不動産業、繊維製品、空運業、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は59%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約113円押し上げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、信越化<4063>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>となり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位はダイキン<6367>となり、レーザーテック<6920>、京セラ<6971>、エーザイ<4523>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38703.51(+213.34)
値上がり銘柄数 99(寄与度+371.88)
値下がり銘柄数 126(寄与度-158.54)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 34700 1160 113.76
<6857> アドバンテ 5452 205 53.61
<9984> ソフトバンクG 9551 131 25.70
<4568> 第一三共 5773 198 19.42
<4063> 信越化 6060 114 18.63
<6146> ディスコ 59870 2640 17.26
<7203> トヨタ自動車 3273 55 8.99
<6762> TDK 8300 63 6.18
<7733> オリンパス 2618 43 5.62
<4901> 富士フイルム 3660 53 5.20
<9983> ファーストリテ 40790 50 4.90
<1928> 積水ハウス 3670 148 4.84
<6758> ソニーG 13575 140 4.58
<8253> クレディセゾン 3367 140 4.58
<9301> 三菱倉庫 5417 219 3.58
<5803> フジクラ 3146 100 3.27
<6479> ミネベアミツミ 3249 100 3.27
<7832> バンナムHD 3012 32 3.14
<8766> 東京海上HD 5425 64 3.14
<9107> 川崎汽船 2469 104 3.06
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6098> リクルートHD 7636 -221 -21.67
<6367> ダイキン工業 22645 -520 -17.00
<6920> レーザーテック 34520 -1040 -13.60
<6971> 京セラ 1817 -31.5 -8.24
<4523> エーザイ 6882 -198 -6.47
<9843> ニトリHD 17300 -310 -5.07
<6645> オムロン 5207 -139 -4.54
<2413> エムスリー 1610 -45.5 -3.57
<6594> ニデック 7217 -131 -3.43
<4578> 大塚HD 6463 -104 -3.40
<8830> 住友不動産 4879 -102 -3.33
<4324> 電通グループ 4038 -96 -3.14
<2801> キッコーマン 1828 -19 -3.11
<6770> アルプスアルパイン 1462 -87 -2.84
<6506> 安川電機 6058 -85 -2.78
<3092> ZOZO 3710 -81 -2.65
<7269> スズキ 1840 -19 -2.48
<9735> セコム 9694 -75 -2.45
<6526> ソシオネクスト 4131 -74 -2.42
<9613> NTTデータG 2357 -13 -2.12
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,757.23↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +9.01 (+0.33%)
始値 2,765.41 (09:00) 前日終値 2,748.22 (24/06/05)
高値 2,773.33 (10:56) 年初来高値 2,820.45 (24/03/22)
安値 2,754.71 (13:23) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 25,179.38↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +84.47 (+0.34%)
始値 25,264.20 (09:00) 前日終値 25,094.91 (24/06/05)
高値 25,334.06 (10:58) 年初来高値 25,645.33 (24/06/03)
安値 25,159.22 (13:15) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,419.26↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +4.65 (+0.33%)
始値 1,423.51 (09:00) 前日終値 1,414.61 (24/06/05)
高値 1,427.54 (10:58) 年初来高値 1,451.62 (24/03/22)
安値 1,417.97 (13:23) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,232.94↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -4.17 (-0.34%)
始値 1,241.01 (09:00) 前日終値 1,237.11 (24/06/05)
高値 1,241.85 (09:03) 年初来高値 1,295.38 (24/03/07)
安値 1,232.94 (15:00) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 790.27↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -12.25 (-1.53%)
始値 806.27 (09:00) 前日終値 802.52 (24/06/05)
高値 806.67 (09:01) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 790.27 (15:00) 年初来安値 768.20 (24/05/30)
東証グロ-ス指数は大幅続落、宇宙関連銘柄が総じて弱く指数は安値引け/グロース市況 17:00 配信
東証グロース市場指数:-12.25 ()
出来高1億4880万株:
売買代金1458億円:
東証グロース市場250指数:-10.64 ()
出来高7960万株:
売買代金895億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅続落。値上がり銘柄数は149、値下り銘柄数は402、変わらずは25。 5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高(+0.25%)の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高(+1.96%)の17187.91、S&P500は62.69ポイント高(+1.18%)の5354.03で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体エヌビディアの続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。 日米金利低下を受けて、グロース市場はやや買い優勢で取引を開始した。エヌビディア株上昇で生成AI関連がにぎわうかと思われたが、グロースコア指数20全銘柄は寄付きから下げ幅を広げるなど主力株は総じて軟調推移。昨日上場したアストロスケール<186A>も売り圧力が強まったことなどから投資家心理は悪化。グロース市場指数、グロース250指数ともに下げ幅をじりじりと広げ、両指数ともに安値引けとなった。 個別では、アストロスケールが買い一巡後は一気に上げ幅縮小し前日比マイナス圏での推移に。その後も乱高下した末、初値を割り込む格好となった。また、QPS研究所<5595>、INCLUSIVE<7078>、ispace<9348>といった宇宙関連銘柄が総崩れ。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>、シーユーシー<9158>、アドベンチャー<6030>が下落。下落率上位銘柄では、売れるネット広告社<9235>、ステラファーマ<4888>、ジンジブ<142A>がランクイン。 一方、大和ハウス<1925>と住宅領域で業務提携と発表したカラダノート<4014>がストップ高となったほか、レジル<176A>も、光通信<9435>が同社株の大量保有に関する報告書を提出したことでストップ高。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、サンウェルズ<9229>が上昇。上昇率上位銘柄では、アスタリスク<6522>、ジェイック<7073>、コンヴァノ<6574>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、フリー、シーユーシー、アドベンチャー、ispaceのほか、BASE<4477>、スカイマーク<9204>も売られた。
グロース250
現在値 612.53↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -10.64 (-1.71%)
始値 626.22 (09:00) 前日終値 623.17 (24/06/05)
高値 626.59 (09:01) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 612.53 (15:00) 年初来安値 594.16 (24/05/30)
東証REIT指数
現在値 1,743.12↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +7.16 (+0.41%)
始値 1,737.76 (09:00) 前日終値 1,735.96 (24/06/05)
高値 1,743.57 (14:59) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,725.56 (09:19) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 17.74↑ (24/06/06 15:20)
前日比 -0.03 (-0.17%)
始値 17.62 (09:00) 前日終値 17.77 (24/06/05)
高値 17.79 (15:00) 年初来高値 27.82 (24/04/19)
安値 17.36 (10:15) 年初来安値 15.85 (24/05/29)
日経VI:小幅に低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.03(低下率0.17%)の17.74と小幅に低下した。なお、高値は17.79、安値は17.36。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、午前の時間帯は日経225先物が高値圏で推移し、市場心理が改善した。しかし、午後は積極的な買い戻しが一巡し、日経225先物は伸び悩み、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは低下幅を縮小した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,520.00 -230.00 06/05
大証ラージ(夜間) 38,960.00 +440.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年06月限 38,970 +450 38,520 38,490 38,985 38,450 266,927 06:00
大証ミニ 24年07月限 38,945 +445 38,500 38,470 38,965 38,430 3,398 06:00
大証ミニ 24年08月限 38,955 +410 38,545 38,495 38,980 38,455 291 05:54
大証ラージ 24年06月限 38,960 +440 38,520 38,490 38,980 38,450 13,526 06:00
大証ラージ 24年09月限 38,950 +450 38,500 38,470 38,970 38,450 818 06:00
大証ラージ 24年12月限 38,700 +480 38,220 38,350 38,700 38,350 24 05:02
日経平均先物
現在値 38,960.00↓ (24/06/06 06:00)
前日比 +440.00 (+1.14%)
高値 38,980.00 (05:36) 始値 38,490.00 (16:30)
安値 38,450.00 (20:03) 前日終値 38,520.00 (24/06/05)
TOPIX先物
現在値 2,769.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +20.00 (+0.73%)
高値 2,770.00 (04:02) 始値 2,748.00 (16:30)
安値 2,745.00 (20:10) 前日終値 2,749.00 (24/06/05)
JPX日経400先物
現在値 25,295.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +185.00 (+0.74%)
高値 25,295.00 (05:32) 始値 25,090.00 (16:30)
安値 25,060.00 (20:10) 前日終値 25,110.00 (24/06/05)
グロース250先物
現在値 631.00↓ (24/06/06 06:00)
前日比 +6.00 (+0.96%)
高値 632.00 (05:53) 始値 623.00 (16:30)
安値 623.00 (16:30) 前日終値 625.00 (24/06/05)
NYダウ先物 円建
現在値 38,899.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +16.00 (+0.04%)
高値 38,916.00 (03:49) 始値 38,855.00 (16:30)
安値 38,630.00 (23:10) 前日終値 38,883.00 (24/06/05)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,955.00 (24/06/05 15:59 CST)
前日比 +530.00 (+1.38%)
高値 38,985.00 始値 38,455.00
安値 38,340.00 前日終値 38,425.00 (24/06/04)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年06月限 38,955 +530 38,425 27,440 05:59
CME$ 24年06月限 38,955 +525 38,430 7,316 05:59
CME¥ 24年09月限 38,950 +540 38,410 1,056 05:31
CME$ 24年09月限 39,040 +560 38,480 297 05:40
SGX日経平均先物
現在値 38,960.00↑ (24/06/06 05:00 SGT)
前日比 +465.00 (+1.21%)
高値 38,985.00 始値 38,490.00
安値 38,455.00 前日終値 38,495.00 (24/06/05)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/06(日中) 38,495 0 38,735 0 0
SGX 2024/06(夜間) 38,960 +465 38,495 38,490 38,985 38,455 13,236
SGX 2024/09(日中) 38,445 0 38,685 0 0
SGX 2024/09(夜間) 38,965 +520 38,445 38,495 38,965 38,460 496
長期国債先物
現在値 143.970↓ (24/06/06 05:54)
前日比 +0.140 (+0.10%)
高値 143.980 (05:50) 始値 143.830 (15:30)
安値 143.690 (16:28) 前日終値 143.830 (24/06/05)
6日の日本国債市場概況:債券先物は144円15銭で終了 16:22 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年6月限
寄付143円97銭 高値144円25銭 安値143円89銭 引け144円15銭
売買高総計37621枚
2年 461回 0.333%
5年 168回 0.538%
10年 374回 0.955%
20年 188回 1.756%
債券先物6月限は、143円97銭で取引を開始。米国の5月民間雇用者数の予想下振れを受けた金利低下にともない買い先行となった。また、財務省の30年債入札の結果は強いとの見方から買いが強まり、143円89銭から144円25銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.74%、10年債は4.30%、30年債は4.45%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.51%、英国債は4.19%、オーストラリア10年債は4.22%、NZ10年債は4.63%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.400 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.001
日本国債5年
年利回り 0.571 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.007
日本国債10年
年利回り 1.006 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.006
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
3,048.79 -16.61 -0.54% -2.93% -4.59% 19:39
中国 上海A株指数
3,196.33 -17.31 -0.54% -2.92% -4.57% 19:39
中国 深センA株指数
1,754.67 -29.97 -1.68% -6.41% -16.08% 16:00
中国 深セン成分指数
9,340.01 -53.60 -0.57% -4.49% -13.31% 16:00
中国 上海B株指数
228.29 -7.98 -3.38% -10.78% -16.32% 19:39
中国 深センB株指数
1,111.84 -18.68 -1.65% +0.21% +0.07% 16:00
中国 上海50A株指数
2,467.89 -0.31 -0.01% -1.12% -2.04% 19:39
中国 上海180A株指数
7,876.75 -0.26 0.00% -1.24% -3.34% 19:39
中国 上海新総合指数(G株)
2,576.58 -13.94 -0.54% -2.91% -4.57% 19:39
中国 創業板指数
1,820.45 -13.10 -0.71% -3.94% -15.91% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,592.25 -2.54 -0.07% -1.79% -5.67% 19:39
中国 深セン総合指数
1,677.68 -28.65 -1.68% -6.40% -16.06% 16:00
香港 ハンセン指数 18,476.80 +51.84 +0.28% -0.55% -3.24% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,555.06 +12.59 +0.19% +0.43% +1.18% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,935.43 +14.72 +0.38% +3.46% +3.32% 17:08
韓国総合株価指数
S&P・BSEセンセックス 75,074.50 +692.26 +0.93% +2.13% +18.90% 21:09
インドCNX NIFTY指数 22,821.40 +201.05 +0.89% +1.69% +22.70% 20:43
加権指数 21,902.70 +417.82 +1.94% +6.72% +30.67% 15:30
S&P/ASX200指数 7,821.77 +52.77 +0.68% +1.81% +9.71% 15:42
NZX50種グロス指数 11,973.01 -23.70 -0.20% +1.46% +1.82% 14:48
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,614.73 +6.20 +0.39% +1.09% +16.74% 18:05
ジャカルタ 総合指数 6,974.90 +27.23 +0.39% -2.09% +5.38% 18:00
シンガポール ST指数 3,330.81 +0.80 +0.02% +0.93% +4.41% 18:20
タイ SET指数 1,328.41 -9.91 -0.74% -3.03% -13.09% 19:03
ベトナム VN指数 1,283.56 -0.79 -0.06% +3.38% +15.81% 17:02
フィリピン 総合指数 6,509.86 +68.54 +1.06% -1.64% +0.46% 15:50
2アジア株式市場サマリー 024年6月6日午後 8:02
香港株式市場は上昇。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを実施するとの期待でアジア市場全般が上昇したことが背景。
米国で今週発表された一連の雇用指標は労働需給の緩和を示し、9月利下げへの期待が高まっている。
財新/S&Pグローバルが5日発表した5月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が10カ月ぶり高水準となり、雇用が1月以降で初めて上向いたことも好感された。
中国株式市場は下落。
セクター別では、金融(.CSI300FS), opens new tabが0.51%安、生活必需品(.CSI000912), opens new tabが0.48%安、不動産(.CSI000952), opens new tabが0.58%安、ヘルスケア(.CSI300HC), opens new tabが0.91%安。
シドニー株式市場は世界的な株高に追随し、続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを実施するとの観測が強まり、地合いが改善。幅広い銘柄に買いが入り、S&P/ASX200指数(.AXJO), opens new tabは2週間ぶりの高値で終了した。
前日発表された5月の全米雇用報告で民間部門雇用者数が市場予想より軟調で、労働市場に減速の兆候が示され、米利下げ観測が拡大。これを手掛かり材料に、前日の米株式市場の主要指数は上昇した。
他方、カナダ銀行(中央銀行)は5日、主要政策金利の利下げを決定。先進7カ国(G7)では最も早かった。
オーストラリアの1─3月期実質GDP(国内総生産)は予想を下回る伸びで、利上げ懸念が和らいだ。ただ、利下げには依然距離があるとみられている。
マーカストゥデーの上席アナリスト、ヘンリー・ジェニングス氏は、カナダの利下げを巡り、豪州とカナダの経済には共通点があると指摘。豪GDPで若干利下げが近づいた可能性があるとの見方を示した。
金融株指数(.AXFJ), opens new tabは1%高と5営業日続伸。16年超ぶりの高値で引けた。コモンウェルス銀行(CBA.AX), opens new tabは1.1%上昇し、過去最高水準に乗せた。 鉱業株指数(.AXMM), opens new tabは鉄鉱石先物相場の上昇につられ、0.4%高だった。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
3048.7939
- 16.6095
- 0.54
3069.4393
3077.6725
3040.8295
(.SSEC)
前営業日終値
3065.4034
中国
CSI300指数
3592.245
-2.548
-0.07
3602.155
3625.011
3584.171
(.CSI300)
前営業日終値
3594.794
香港
ハンセン指数
18476.80
+51.84
+0.28
18577.58
18700.68
18383.80
(.HSI)
前営業日終値
18424.96
香港
ハンセン中国株指数
6555.06
+12.59
+0.19
6598.47
6640.80
6518.56
(.HSCE)
前営業日終値
6542.47
韓国
総合株価指数
休場
-
-
-
-
-
(.KS11)
前営業日終値
-
台湾
加権指数
21902.70
+417.82
+1.94
21856.13
21970.63
21847.68
(.TWII)
前営業日終値
21484.88
豪
S&P/ASX指数
7821.80
+52.80
+0.68
7769.00
7837.80
7769.00
(.AXJO)
前営業日終値
7769.00
シンガポール
ST指数
3330.81
+0.80
+0.02
3350.80
3351.86
3330.27
(.STI)
前営業日終値
3330.01
マレーシア
総合株価指数
1614.73
+6.20
+0.39
1611.82
1617.05
1609.34
(.KLSE)
前営業日終値
1608.53
インドネシア
総合株価指数
6974.897
+27.227
+0.39
6992.563
7032.574
6939.55
(.JKSE)
前営業日終値
6947.670
フィリピン
総合株価指数
6509.86
+68.54
+1.06
6465.13
6511.73
6453.49
(.PSI)
前営業日終値
6441.32
ベトナム
VN指数
1283.56
-0.79
-0.06
1288.79
1292.02
1278.40
(.VNI)
前営業日終値
1284.35
タイ
SET指数
1328.41
-9.91
-0.74
1341.74
1344.48
1325.71
(.SETI)
前営業日終値
1338.32
インド
SENSEX指数
75074.51
+692.27
+0.93
75078.70
75297.73
74474.94
(.BSESN)
前営業日終値
74382.24
インド
NSE指数
22821.40
+201.05
+0.89
22798.60
22910.15
22642.60
(.NSEI)
前営業日終値
22620.35
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.20% 11,973.01 -23.70H:12,006.97L:11,872.1006/06
[CFD] 日本 日経平均 38,761.80 日経比:+58▲0.15%H:38,860L:38,70321:46
中国 上海B株 ▼3.38% 228.28 -7.98H:236.92L:226.2606/06
中国 上海A株 ▼0.54% 3,196.33 -17.31H:3,226.58L:3,188.0106/06
中国 深セン成分 ▼0.57% 9,340.01 -53.60H:9,446.88L:9,313.8806/06
中国 深センB株 ▼1.65% 1,111.84 -18.68H:1,133.19L:1,106.7706/06
中国 深センA株 ▼1.68% 1,754.67 -29.97H:1,793.51L:1,749.4206/06
[CFD] HangSeng サンデー 18,485.00 指数比:+8▲0.04%H:18,709L:18,36221:46
香港 レッドチップ指数 ▲0.52% 3,941.22 +20.51H:3,965.65L:3,915.3017:00
6日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で続落、不動産株に売り 17:14 配信
6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比16.61ポイント(0.54%)安の3048.79ポイントと続落した。4月24日以来の安値を切り下げている。
中国不動産業を巡る不透明感が重しとなる流れ。格付け会社のフィッチ・レーティングスは5日、2024年の新築住宅販売額について、中国全体で前年比15~20%減の8兆3000億~8兆8000億人民元(約178兆~189兆円)に縮小するとの見通しを示した。従来予想(5~10%減)から下方修正している。それより先、シティグループが最新リポートで、中国の不動産市場がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見解を示していただけに、水を差された格好だ。また、大手各社の月次統計では、足元で物件販売の落ち込みが続いている。そのほか、米中対立の警戒感がくすぶっていることや、本土マネーの流出懸念などもマイナス材料だ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。格力地産(600185/SH)が2.6%安、信達地産(600657/SH)が2.4%安、緑地HD(600606/SH)が2.3%安、中華企業(600675/SH)が1.8%安で引けた。
太陽光発電の関連銘柄も安い。隆基緑能科技(601012/SH)が6.0%、弘元緑能(603185/SH)と通威(600438/SH)がそろって2.9%ずつ下落した。科創板では、天合光能(688599/SH)が3.0%安、晶科能源HD(688223/SH)が2.7%安と値を下げている。米貿易規制を背景に、「中国のソーラーパネル企業が東南アジアの生産規模を相次ぎ縮小した」と報じられた。報道によると、業界大手の隆基緑能科技は、今週からマレーシアの太陽電池モジュール工場で生産規模を縮小。ベトナムのセル工場では、5本の生産ラインを全て停止した。このほか、天合光能はタイ工場の操業停止を進めているという。米政府は5月16日、中国企業が太陽光パネルを関税逃れの目的で東南アジア4カ国を通じて迂回輸出しているとして、輸入規制を強化すると発表した。
保険・証券株もさえない。中国太平洋保険(601601/SH)が2.0%安、新華人寿保険(601336/SH)が1.9%安、中国平安保険(601318/SH)が1.5%安、国聯証券(601456/SH)が1.9%安、国金証券(600109/SH)が1.9%安と値を下げた。消費関連株、医薬株、空運株、インフラ関連株なども売られている。
半面、石炭・石油株は高い。陝西煤業(601225/SH)が3.7%、中国神華能源(601088/SH)が3.3%、中国石油天然気(601857/SH)が2.3%、中国海洋石油(600938/SH)が2.2%ずつ上昇した。
半導体株の一角も物色される。上海貝嶺(600171/SH)がストップ(10.0%)高した。嘉興斯達半導体(603290/SH)が3.1%高、江蘇長電科技(600584/SH)が2.7%高と値を上げている。エネルギー株、公益株、産金・非鉄株、海運株も買われた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が7.98ポイント(3.38%)安の228.29ポイント、深センB株指数が18.68ポイント(1.65%)安の1111.84ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
6日の香港市場概況:ハンセン0.3%高で反発、不動産セクターは安い 18:00 配信
6日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比51.84ポイント(0.28%)高の18476.80ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が12.59ポイント(0.19%)高の6555.06ポイントと反発した。売買代金は1145億6330万香港ドルとなっている(5日は1156億2700万香港ドル)。
外部環境の改善が相場を支える流れ。米利下げ観測が強まる中、昨夜の米株市場ではハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.0%高と3日続伸し、史上最高値を更新した。労働市場の軟化で賃金インフレの警戒感が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ確率が上昇している。中国景気の持ち直し期待も持続。国家統計局が公表した5月の製造業PMIは悪化したものの、民間が公表したPMIは大幅に改善している。
ただ、上値は重い。中国不動産業を巡る不透明感がくすぶっている。格付け会社のフィッチ・レーティングスは5日、中国の新築住宅販売額が2024年に前年比で15~20%減少するとの見通しを示した。従来予想(5~10%減)から下方修正している。それより先、シティグループが最新リポートで、中国の不動産市場がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見解を示していただけに、水を差された格好だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が6.5%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が5.6%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.4%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体セクターが高い。上記したSMICのほか、華虹半導体(1347/HK)が7.9%、晶門半導体(2878/HK)が7.1%、ASMPT(522/HK)が3.2%ずつ上昇した。中国の産業支援策に対する期待感が持続。半導体産業の「自強自立」を支援する国家集成電路産業投資基金(大基金)の3号ファンドに関しては、登録資本が3440億人民元(約7兆4000億円)に上り、大基金としては過去最大だ。
スマートフォン部材・組立の銘柄群も物色される。前記した舜宇光学科技のほか、丘タイ科技(1478/HK)が7.6%高、瑞声科技HD(2018/HK)が7.0%高、富智康集団(2038/HK)が7.8%高、比亜迪電子(BYD電子:285/HK)が2.2%高で取引を終えた。
半面、中国不動産セクターは安い。融創中国HD(1918/HK)が12.2%、旭輝(884/HK)が8.4%、世茂集団HD(813/HK)が8.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が7.4%ずつ下落した。上述したように、物件販売の回復期待が後退している。融創中国は5日、5月の不動産販売が前年比で7割減少したと報告した。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.54%安の3048.79ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。太陽光発電関連株、金融株、消費関連株、医薬株、空運株、インフラ関連株なども売られた。半面、石炭・石油株は高い。半導体株の一角、エネルギー株、公益株、産金・非鉄株、海運株も買われた。
亜州リサーチ(株)
6日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では156.28円と15時時点(155.90円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。本邦長期金利が低下したことをきっかけとした円売りが継続し、ドル円は17時過ぎには156.35円まで強含んだ。
ユーロ円は堅調。17時時点では170.00円と15時時点(169.69円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。本邦長期金利の低下や、欧州株式市場が反発して始まったことでユーロ円も堅調な動きになり、昨日高値を僅かに上抜け170.07円まで買われた。また、ポンド円は199.94円、スイスフラン円は175.23円までじり高になるなど、クロス円は総じて堅調。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.0878ドルと15時時点(1.0884ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しにはなるものの、本日の欧州中央銀行(ECB)理事会での政策金利発表及びラガルドECB総裁の会見までは積極的な取引が控えられ小幅な値動きに終始。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.37円 - 156.35円
ユーロドル:1.0869ドル - 1.0896ドル
ユーロ円:169.22円 - 170.07円
東京マーケット・サマリー 2024年6月6日午後 6:13
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
156.27/156.30
1.0877/1.0878
169.99/170.03
NY午後5時
156.09/156.14
1.0868/1.0869
169.66/169.70
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べて小幅ドル高/円安の156円前半で推移している。前日から強まった円安地合いが一服となり、ドルは一時155円前半まで反落した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
38703.51
+213.34
38841.66
38,693.50─39,011.93
TOPIX
2757.23
+9.01
2765.41
2,754.71─2,773.33
プライム市場指数
1419.26
+4.65
1423.51
1,417.97─1,427.54
スタンダード市場指数
1232.94
-4.17
1241.01
1,232.94─1,241.85
グロース市場指数
790.27
-12.25
806.27
790.27─806.67
グロース250指数
612.53
-10.64
626.22
612.53─626.59
東証出来高(万株)
165286
東証売買代金(億円)
42683.68
東京株式市場で日経平均は、前営業日比213円34銭高の3万8703円51銭と、反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで、半導体関連などに買いが入った。一時521円高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、後場は小動きとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり601銘柄(36%)に対し、値下がりが988銘柄(59%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
0.077
ユーロ円金先(24年6月限)
───
3カ月物TB
───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.077%になった。前営業日(0.077%)から横ばい。「引き続き、資金の取り手のニーズが強かった」(国内金融機関)という。
<円債市場>
国債先物・24年6月限
144.15
(+0.32)
安値─高値
143.89─144.25
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.955%
(-0.045)
安値─高値
0.995─0.955%
国債先物中心限月6月限は、前営業日比32銭高の144円15銭と大幅続伸して取引を終えた。米金利低下や順調な30年利付国債入札が買い材料となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比4.5bp低下の0.955%。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.49─0.39
3年物
0.59─0.49
4年物
0.66─0.56
5年物
0.73─0.63
7年物
0.87─0.77
10年物
1.09─0.99
日経平均213円高と3日ぶり反発も、戻り待ちの売りに押され上げ幅縮小=6日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/06/06 15:22
6日後場は日経平均株価が、前日比213円34銭高の3万8703円51銭、TOPIX(東証株価指数)が同9.01ポイント高の2757.23ポイントと、そろって3日ぶりに反発した。朝方は、現地5日の米国株高を受け、半導体関連株を中心に買いが先行。日経平均は午前9時32分に、同521円76銭高の3万9011円93銭を付けた。買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される展開で、後場には上げ幅を一時200円程度まで縮小。きょうの安値圏で推移した。東証プライム市場の出来高は16億5286万株、売買代金は4兆2683億円。騰落銘柄数は値上がりが601銘柄にとどまった一方、値下がりは988銘柄と6割に近かった。変わらずは58銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち18業種が上昇、15業種が下落した。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株が上昇。出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株や、三井金<5706>、住友鉱<5713>などの非鉄金属株も高い。東電力HD<9501>、関西電<9503>などの電気・ガス株や、三菱倉<9301>、トラシティ<9310>などの倉庫運輸株も堅調。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株もしっかり。一方、電通グループ<4324>、リクルートH<6098>などのサービス株や、三井不<8801>、住友不<8830>などの不動産株、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株が安い。
個別では、ミガロHD<5535>、ミマキエンジ<6638>、大阪ソーダ<4046>、フジコーポ<7605>、タツモ<6266>などが上昇。半面、ワールド<3612>、霞ヶ関キャピ<3498>、Mフォワード<3994>、SHIFT<3697>、くら寿司<2695>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,160.82 +8.09 +0.38% +1.15% +23.85% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,911.74 +9.80 +0.52% +1.55% +27.28% 15:00
日経平均株価
38,703.51 +213.34 +0.55% +1.22% +19.06% 15:15
日経500平均
3,335.29 +2.46 +0.07% +1.66% +11.91% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,757.23 +9.01 +0.33% +1.05% +23.30% 15:00
日経300指数
590.12 +2.62 +0.45% +1.10% +24.89% 15:15
東証REIT指数
1,743.12 +7.16 +0.41% -4.67% -7.06% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,458.96 +9.27 +0.64% +1.78% +29.90% 15:00
東証グロース市場250指数
612.53 -10.64 -1.71% -4.73% -21.88% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,016.67 -6.81 -0.23% -0.08% +18.36% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,713.42 +0.43 +0.02% +0.13% +15.53% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,785.81 +8.90 +0.32% +1.19% +23.48% 15:00
日経平均
現在値 38,703.51↓ (24/06/06 15:15)
前日比 +213.34 (+0.55%)
始値 38,841.66 (09:00) 前日終値 38,490.17 (24/06/05)
高値 39,011.93 (09:32) 年初来高値 41,087.75 (24/03/22)
安値 38,693.50 (13:23) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶり反発、東エレクやアドバンテストが2銘柄で約167円分押し上げ 15:55 配信
6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり126銘柄、変わらず0銘柄となった。
5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高(+0.25%)の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高(+1.96%)の17187.91、S&P500は62.69ポイント高(+1.18%)の5354.03で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体エヌビディアの続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。
ナスダックの大幅高を受けて、東京市場はハイテク株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は上げ幅を拡大し一時39000円台を回復。買い一巡後は、39000円の壁に跳ね返されて上げ幅を縮小したが、下げが目立っていた海運株や、値がさ半導体株などが買われたことで、25日移動平均線を上回ったまま取引を終えた。
大引けの日経平均は前日比213.34円高(+0.55%)の38703.51円となった。東証プライム市場の売買高は16億5286万株、売買代金は4兆2683億円。業種別では、海運業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、非鉄金属、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、不動産業、繊維製品、空運業、ゴム製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は36%、対して値下がり銘柄は59%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約113円押し上げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、信越化<4063>、ディスコ<6146>、トヨタ<7203>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHD<6098>となり1銘柄で日経平均を約21円押し下げた。同2位はダイキン<6367>となり、レーザーテック<6920>、京セラ<6971>、エーザイ<4523>、ニトリHD<9843>、オムロン<6645>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 38703.51(+213.34)
値上がり銘柄数 99(寄与度+371.88)
値下がり銘柄数 126(寄与度-158.54)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 34700 1160 113.76
<6857> アドバンテ 5452 205 53.61
<9984> ソフトバンクG 9551 131 25.70
<4568> 第一三共 5773 198 19.42
<4063> 信越化 6060 114 18.63
<6146> ディスコ 59870 2640 17.26
<7203> トヨタ自動車 3273 55 8.99
<6762> TDK 8300 63 6.18
<7733> オリンパス 2618 43 5.62
<4901> 富士フイルム 3660 53 5.20
<9983> ファーストリテ 40790 50 4.90
<1928> 積水ハウス 3670 148 4.84
<6758> ソニーG 13575 140 4.58
<8253> クレディセゾン 3367 140 4.58
<9301> 三菱倉庫 5417 219 3.58
<5803> フジクラ 3146 100 3.27
<6479> ミネベアミツミ 3249 100 3.27
<7832> バンナムHD 3012 32 3.14
<8766> 東京海上HD 5425 64 3.14
<9107> 川崎汽船 2469 104 3.06
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6098> リクルートHD 7636 -221 -21.67
<6367> ダイキン工業 22645 -520 -17.00
<6920> レーザーテック 34520 -1040 -13.60
<6971> 京セラ 1817 -31.5 -8.24
<4523> エーザイ 6882 -198 -6.47
<9843> ニトリHD 17300 -310 -5.07
<6645> オムロン 5207 -139 -4.54
<2413> エムスリー 1610 -45.5 -3.57
<6594> ニデック 7217 -131 -3.43
<4578> 大塚HD 6463 -104 -3.40
<8830> 住友不動産 4879 -102 -3.33
<4324> 電通グループ 4038 -96 -3.14
<2801> キッコーマン 1828 -19 -3.11
<6770> アルプスアルパイン 1462 -87 -2.84
<6506> 安川電機 6058 -85 -2.78
<3092> ZOZO 3710 -81 -2.65
<7269> スズキ 1840 -19 -2.48
<9735> セコム 9694 -75 -2.45
<6526> ソシオネクスト 4131 -74 -2.42
<9613> NTTデータG 2357 -13 -2.12
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,757.23↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +9.01 (+0.33%)
始値 2,765.41 (09:00) 前日終値 2,748.22 (24/06/05)
高値 2,773.33 (10:56) 年初来高値 2,820.45 (24/03/22)
安値 2,754.71 (13:23) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 25,179.38↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +84.47 (+0.34%)
始値 25,264.20 (09:00) 前日終値 25,094.91 (24/06/05)
高値 25,334.06 (10:58) 年初来高値 25,645.33 (24/06/03)
安値 25,159.22 (13:15) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,419.26↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +4.65 (+0.33%)
始値 1,423.51 (09:00) 前日終値 1,414.61 (24/06/05)
高値 1,427.54 (10:58) 年初来高値 1,451.62 (24/03/22)
安値 1,417.97 (13:23) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,232.94↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -4.17 (-0.34%)
始値 1,241.01 (09:00) 前日終値 1,237.11 (24/06/05)
高値 1,241.85 (09:03) 年初来高値 1,295.38 (24/03/07)
安値 1,232.94 (15:00) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 790.27↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -12.25 (-1.53%)
始値 806.27 (09:00) 前日終値 802.52 (24/06/05)
高値 806.67 (09:01) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 790.27 (15:00) 年初来安値 768.20 (24/05/30)
東証グロ-ス指数は大幅続落、宇宙関連銘柄が総じて弱く指数は安値引け/グロース市況 17:00 配信
東証グロース市場指数:-12.25 ()
出来高1億4880万株:
売買代金1458億円:
東証グロース市場250指数:-10.64 ()
出来高7960万株:
売買代金895億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅続落。値上がり銘柄数は149、値下り銘柄数は402、変わらずは25。 5日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は96.04ドル高(+0.25%)の38807.33ドル、ナスダックは330.86ポイント高(+1.96%)の17187.91、S&P500は62.69ポイント高(+1.18%)の5354.03で取引を終了した。民間部門のADP雇用統計で伸びが予想を下回ったため早期利下げ期待を受けた買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため長期金利の上昇に連れダウは下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて、再び上昇。ナスダックは半導体エヌビディアの続伸が連日で指数を押し上げ、終日堅調に推移し、過去最高値で終了した。 日米金利低下を受けて、グロース市場はやや買い優勢で取引を開始した。エヌビディア株上昇で生成AI関連がにぎわうかと思われたが、グロースコア指数20全銘柄は寄付きから下げ幅を広げるなど主力株は総じて軟調推移。昨日上場したアストロスケール<186A>も売り圧力が強まったことなどから投資家心理は悪化。グロース市場指数、グロース250指数ともに下げ幅をじりじりと広げ、両指数ともに安値引けとなった。 個別では、アストロスケールが買い一巡後は一気に上げ幅縮小し前日比マイナス圏での推移に。その後も乱高下した末、初値を割り込む格好となった。また、QPS研究所<5595>、INCLUSIVE<7078>、ispace<9348>といった宇宙関連銘柄が総崩れ。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>、シーユーシー<9158>、アドベンチャー<6030>が下落。下落率上位銘柄では、売れるネット広告社<9235>、ステラファーマ<4888>、ジンジブ<142A>がランクイン。 一方、大和ハウス<1925>と住宅領域で業務提携と発表したカラダノート<4014>がストップ高となったほか、レジル<176A>も、光通信<9435>が同社株の大量保有に関する報告書を提出したことでストップ高。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、サンウェルズ<9229>が上昇。上昇率上位銘柄では、アスタリスク<6522>、ジェイック<7073>、コンヴァノ<6574>がランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数では、フリー、シーユーシー、アドベンチャー、ispaceのほか、BASE<4477>、スカイマーク<9204>も売られた。
グロース250
現在値 612.53↓ (24/06/06 15:00)
前日比 -10.64 (-1.71%)
始値 626.22 (09:00) 前日終値 623.17 (24/06/05)
高値 626.59 (09:01) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 612.53 (15:00) 年初来安値 594.16 (24/05/30)
東証REIT指数
現在値 1,743.12↓ (24/06/06 15:00)
前日比 +7.16 (+0.41%)
始値 1,737.76 (09:00) 前日終値 1,735.96 (24/06/05)
高値 1,743.57 (14:59) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,725.56 (09:19) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 17.74↑ (24/06/06 15:20)
前日比 -0.03 (-0.17%)
始値 17.62 (09:00) 前日終値 17.77 (24/06/05)
高値 17.79 (15:00) 年初来高値 27.82 (24/04/19)
安値 17.36 (10:15) 年初来安値 15.85 (24/05/29)
日経VI:小幅に低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.03(低下率0.17%)の17.74と小幅に低下した。なお、高値は17.79、安値は17.36。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、午前の時間帯は日経225先物が高値圏で推移し、市場心理が改善した。しかし、午後は積極的な買い戻しが一巡し、日経225先物は伸び悩み、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは低下幅を縮小した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 38,520.00 -230.00 06/05
大証ラージ(夜間) 38,960.00 +440.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年06月限 38,970 +450 38,520 38,490 38,985 38,450 266,927 06:00
大証ミニ 24年07月限 38,945 +445 38,500 38,470 38,965 38,430 3,398 06:00
大証ミニ 24年08月限 38,955 +410 38,545 38,495 38,980 38,455 291 05:54
大証ラージ 24年06月限 38,960 +440 38,520 38,490 38,980 38,450 13,526 06:00
大証ラージ 24年09月限 38,950 +450 38,500 38,470 38,970 38,450 818 06:00
大証ラージ 24年12月限 38,700 +480 38,220 38,350 38,700 38,350 24 05:02
日経平均先物
現在値 38,960.00↓ (24/06/06 06:00)
前日比 +440.00 (+1.14%)
高値 38,980.00 (05:36) 始値 38,490.00 (16:30)
安値 38,450.00 (20:03) 前日終値 38,520.00 (24/06/05)
TOPIX先物
現在値 2,769.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +20.00 (+0.73%)
高値 2,770.00 (04:02) 始値 2,748.00 (16:30)
安値 2,745.00 (20:10) 前日終値 2,749.00 (24/06/05)
JPX日経400先物
現在値 25,295.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +185.00 (+0.74%)
高値 25,295.00 (05:32) 始値 25,090.00 (16:30)
安値 25,060.00 (20:10) 前日終値 25,110.00 (24/06/05)
グロース250先物
現在値 631.00↓ (24/06/06 06:00)
前日比 +6.00 (+0.96%)
高値 632.00 (05:53) 始値 623.00 (16:30)
安値 623.00 (16:30) 前日終値 625.00 (24/06/05)
NYダウ先物 円建
現在値 38,899.00↑ (24/06/06 06:00)
前日比 +16.00 (+0.04%)
高値 38,916.00 (03:49) 始値 38,855.00 (16:30)
安値 38,630.00 (23:10) 前日終値 38,883.00 (24/06/05)
CME日経平均先物 円建
現在値 38,955.00 (24/06/05 15:59 CST)
前日比 +530.00 (+1.38%)
高値 38,985.00 始値 38,455.00
安値 38,340.00 前日終値 38,425.00 (24/06/04)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年06月限 38,955 +530 38,425 27,440 05:59
CME$ 24年06月限 38,955 +525 38,430 7,316 05:59
CME¥ 24年09月限 38,950 +540 38,410 1,056 05:31
CME$ 24年09月限 39,040 +560 38,480 297 05:40
SGX日経平均先物
現在値 38,960.00↑ (24/06/06 05:00 SGT)
前日比 +465.00 (+1.21%)
高値 38,985.00 始値 38,490.00
安値 38,455.00 前日終値 38,495.00 (24/06/05)
日経先物 SGX
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/06(日中) 38,495 0 38,735 0 0
SGX 2024/06(夜間) 38,960 +465 38,495 38,490 38,985 38,455 13,236
SGX 2024/09(日中) 38,445 0 38,685 0 0
SGX 2024/09(夜間) 38,965 +520 38,445 38,495 38,965 38,460 496
長期国債先物
現在値 143.970↓ (24/06/06 05:54)
前日比 +0.140 (+0.10%)
高値 143.980 (05:50) 始値 143.830 (15:30)
安値 143.690 (16:28) 前日終値 143.830 (24/06/05)
6日の日本国債市場概況:債券先物は144円15銭で終了 16:22 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年6月限
寄付143円97銭 高値144円25銭 安値143円89銭 引け144円15銭
売買高総計37621枚
2年 461回 0.333%
5年 168回 0.538%
10年 374回 0.955%
20年 188回 1.756%
債券先物6月限は、143円97銭で取引を開始。米国の5月民間雇用者数の予想下振れを受けた金利低下にともない買い先行となった。また、財務省の30年債入札の結果は強いとの見方から買いが強まり、143円89銭から144円25銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.74%、10年債は4.30%、30年債は4.45%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.51%、英国債は4.19%、オーストラリア10年債は4.22%、NZ10年債は4.63%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.400 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.001
日本国債5年
年利回り 0.571 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.007
日本国債10年
年利回り 1.006 (24/06/06 02:05)
前日比 +0.006
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
3,048.79 -16.61 -0.54% -2.93% -4.59% 19:39
中国 上海A株指数
3,196.33 -17.31 -0.54% -2.92% -4.57% 19:39
中国 深センA株指数
1,754.67 -29.97 -1.68% -6.41% -16.08% 16:00
中国 深セン成分指数
9,340.01 -53.60 -0.57% -4.49% -13.31% 16:00
中国 上海B株指数
228.29 -7.98 -3.38% -10.78% -16.32% 19:39
中国 深センB株指数
1,111.84 -18.68 -1.65% +0.21% +0.07% 16:00
中国 上海50A株指数
2,467.89 -0.31 -0.01% -1.12% -2.04% 19:39
中国 上海180A株指数
7,876.75 -0.26 0.00% -1.24% -3.34% 19:39
中国 上海新総合指数(G株)
2,576.58 -13.94 -0.54% -2.91% -4.57% 19:39
中国 創業板指数
1,820.45 -13.10 -0.71% -3.94% -15.91% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,592.25 -2.54 -0.07% -1.79% -5.67% 19:39
中国 深セン総合指数
1,677.68 -28.65 -1.68% -6.40% -16.06% 16:00
香港 ハンセン指数 18,476.80 +51.84 +0.28% -0.55% -3.24% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 6,555.06 +12.59 +0.19% +0.43% +1.18% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,935.43 +14.72 +0.38% +3.46% +3.32% 17:08
韓国総合株価指数
S&P・BSEセンセックス 75,074.50 +692.26 +0.93% +2.13% +18.90% 21:09
インドCNX NIFTY指数 22,821.40 +201.05 +0.89% +1.69% +22.70% 20:43
加権指数 21,902.70 +417.82 +1.94% +6.72% +30.67% 15:30
S&P/ASX200指数 7,821.77 +52.77 +0.68% +1.81% +9.71% 15:42
NZX50種グロス指数 11,973.01 -23.70 -0.20% +1.46% +1.82% 14:48
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,614.73 +6.20 +0.39% +1.09% +16.74% 18:05
ジャカルタ 総合指数 6,974.90 +27.23 +0.39% -2.09% +5.38% 18:00
シンガポール ST指数 3,330.81 +0.80 +0.02% +0.93% +4.41% 18:20
タイ SET指数 1,328.41 -9.91 -0.74% -3.03% -13.09% 19:03
ベトナム VN指数 1,283.56 -0.79 -0.06% +3.38% +15.81% 17:02
フィリピン 総合指数 6,509.86 +68.54 +1.06% -1.64% +0.46% 15:50
2アジア株式市場サマリー 024年6月6日午後 8:02
香港株式市場は上昇。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを実施するとの期待でアジア市場全般が上昇したことが背景。
米国で今週発表された一連の雇用指標は労働需給の緩和を示し、9月利下げへの期待が高まっている。
財新/S&Pグローバルが5日発表した5月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が10カ月ぶり高水準となり、雇用が1月以降で初めて上向いたことも好感された。
中国株式市場は下落。
セクター別では、金融(.CSI300FS), opens new tabが0.51%安、生活必需品(.CSI000912), opens new tabが0.48%安、不動産(.CSI000952), opens new tabが0.58%安、ヘルスケア(.CSI300HC), opens new tabが0.91%安。
シドニー株式市場は世界的な株高に追随し、続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを実施するとの観測が強まり、地合いが改善。幅広い銘柄に買いが入り、S&P/ASX200指数(.AXJO), opens new tabは2週間ぶりの高値で終了した。
前日発表された5月の全米雇用報告で民間部門雇用者数が市場予想より軟調で、労働市場に減速の兆候が示され、米利下げ観測が拡大。これを手掛かり材料に、前日の米株式市場の主要指数は上昇した。
他方、カナダ銀行(中央銀行)は5日、主要政策金利の利下げを決定。先進7カ国(G7)では最も早かった。
オーストラリアの1─3月期実質GDP(国内総生産)は予想を下回る伸びで、利上げ懸念が和らいだ。ただ、利下げには依然距離があるとみられている。
マーカストゥデーの上席アナリスト、ヘンリー・ジェニングス氏は、カナダの利下げを巡り、豪州とカナダの経済には共通点があると指摘。豪GDPで若干利下げが近づいた可能性があるとの見方を示した。
金融株指数(.AXFJ), opens new tabは1%高と5営業日続伸。16年超ぶりの高値で引けた。コモンウェルス銀行(CBA.AX), opens new tabは1.1%上昇し、過去最高水準に乗せた。 鉱業株指数(.AXMM), opens new tabは鉄鉱石先物相場の上昇につられ、0.4%高だった。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
3048.7939
- 16.6095
- 0.54
3069.4393
3077.6725
3040.8295
(.SSEC)
前営業日終値
3065.4034
中国
CSI300指数
3592.245
-2.548
-0.07
3602.155
3625.011
3584.171
(.CSI300)
前営業日終値
3594.794
香港
ハンセン指数
18476.80
+51.84
+0.28
18577.58
18700.68
18383.80
(.HSI)
前営業日終値
18424.96
香港
ハンセン中国株指数
6555.06
+12.59
+0.19
6598.47
6640.80
6518.56
(.HSCE)
前営業日終値
6542.47
韓国
総合株価指数
休場
-
-
-
-
-
(.KS11)
前営業日終値
-
台湾
加権指数
21902.70
+417.82
+1.94
21856.13
21970.63
21847.68
(.TWII)
前営業日終値
21484.88
豪
S&P/ASX指数
7821.80
+52.80
+0.68
7769.00
7837.80
7769.00
(.AXJO)
前営業日終値
7769.00
シンガポール
ST指数
3330.81
+0.80
+0.02
3350.80
3351.86
3330.27
(.STI)
前営業日終値
3330.01
マレーシア
総合株価指数
1614.73
+6.20
+0.39
1611.82
1617.05
1609.34
(.KLSE)
前営業日終値
1608.53
インドネシア
総合株価指数
6974.897
+27.227
+0.39
6992.563
7032.574
6939.55
(.JKSE)
前営業日終値
6947.670
フィリピン
総合株価指数
6509.86
+68.54
+1.06
6465.13
6511.73
6453.49
(.PSI)
前営業日終値
6441.32
ベトナム
VN指数
1283.56
-0.79
-0.06
1288.79
1292.02
1278.40
(.VNI)
前営業日終値
1284.35
タイ
SET指数
1328.41
-9.91
-0.74
1341.74
1344.48
1325.71
(.SETI)
前営業日終値
1338.32
インド
SENSEX指数
75074.51
+692.27
+0.93
75078.70
75297.73
74474.94
(.BSESN)
前営業日終値
74382.24
インド
NSE指数
22821.40
+201.05
+0.89
22798.60
22910.15
22642.60
(.NSEI)
前営業日終値
22620.35
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▼0.20% 11,973.01 -23.70H:12,006.97L:11,872.1006/06
[CFD] 日本 日経平均 38,761.80 日経比:+58▲0.15%H:38,860L:38,70321:46
中国 上海B株 ▼3.38% 228.28 -7.98H:236.92L:226.2606/06
中国 上海A株 ▼0.54% 3,196.33 -17.31H:3,226.58L:3,188.0106/06
中国 深セン成分 ▼0.57% 9,340.01 -53.60H:9,446.88L:9,313.8806/06
中国 深センB株 ▼1.65% 1,111.84 -18.68H:1,133.19L:1,106.7706/06
中国 深センA株 ▼1.68% 1,754.67 -29.97H:1,793.51L:1,749.4206/06
[CFD] HangSeng サンデー 18,485.00 指数比:+8▲0.04%H:18,709L:18,36221:46
香港 レッドチップ指数 ▲0.52% 3,941.22 +20.51H:3,965.65L:3,915.3017:00
6日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で続落、不動産株に売り 17:14 配信
6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比16.61ポイント(0.54%)安の3048.79ポイントと続落した。4月24日以来の安値を切り下げている。
中国不動産業を巡る不透明感が重しとなる流れ。格付け会社のフィッチ・レーティングスは5日、2024年の新築住宅販売額について、中国全体で前年比15~20%減の8兆3000億~8兆8000億人民元(約178兆~189兆円)に縮小するとの見通しを示した。従来予想(5~10%減)から下方修正している。それより先、シティグループが最新リポートで、中国の不動産市場がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見解を示していただけに、水を差された格好だ。また、大手各社の月次統計では、足元で物件販売の落ち込みが続いている。そのほか、米中対立の警戒感がくすぶっていることや、本土マネーの流出懸念などもマイナス材料だ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。格力地産(600185/SH)が2.6%安、信達地産(600657/SH)が2.4%安、緑地HD(600606/SH)が2.3%安、中華企業(600675/SH)が1.8%安で引けた。
太陽光発電の関連銘柄も安い。隆基緑能科技(601012/SH)が6.0%、弘元緑能(603185/SH)と通威(600438/SH)がそろって2.9%ずつ下落した。科創板では、天合光能(688599/SH)が3.0%安、晶科能源HD(688223/SH)が2.7%安と値を下げている。米貿易規制を背景に、「中国のソーラーパネル企業が東南アジアの生産規模を相次ぎ縮小した」と報じられた。報道によると、業界大手の隆基緑能科技は、今週からマレーシアの太陽電池モジュール工場で生産規模を縮小。ベトナムのセル工場では、5本の生産ラインを全て停止した。このほか、天合光能はタイ工場の操業停止を進めているという。米政府は5月16日、中国企業が太陽光パネルを関税逃れの目的で東南アジア4カ国を通じて迂回輸出しているとして、輸入規制を強化すると発表した。
保険・証券株もさえない。中国太平洋保険(601601/SH)が2.0%安、新華人寿保険(601336/SH)が1.9%安、中国平安保険(601318/SH)が1.5%安、国聯証券(601456/SH)が1.9%安、国金証券(600109/SH)が1.9%安と値を下げた。消費関連株、医薬株、空運株、インフラ関連株なども売られている。
半面、石炭・石油株は高い。陝西煤業(601225/SH)が3.7%、中国神華能源(601088/SH)が3.3%、中国石油天然気(601857/SH)が2.3%、中国海洋石油(600938/SH)が2.2%ずつ上昇した。
半導体株の一角も物色される。上海貝嶺(600171/SH)がストップ(10.0%)高した。嘉興斯達半導体(603290/SH)が3.1%高、江蘇長電科技(600584/SH)が2.7%高と値を上げている。エネルギー株、公益株、産金・非鉄株、海運株も買われた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が7.98ポイント(3.38%)安の228.29ポイント、深センB株指数が18.68ポイント(1.65%)安の1111.84ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
6日の香港市場概況:ハンセン0.3%高で反発、不動産セクターは安い 18:00 配信
6日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比51.84ポイント(0.28%)高の18476.80ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が12.59ポイント(0.19%)高の6555.06ポイントと反発した。売買代金は1145億6330万香港ドルとなっている(5日は1156億2700万香港ドル)。
外部環境の改善が相場を支える流れ。米利下げ観測が強まる中、昨夜の米株市場ではハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.0%高と3日続伸し、史上最高値を更新した。労働市場の軟化で賃金インフレの警戒感が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ確率が上昇している。中国景気の持ち直し期待も持続。国家統計局が公表した5月の製造業PMIは悪化したものの、民間が公表したPMIは大幅に改善している。
ただ、上値は重い。中国不動産業を巡る不透明感がくすぶっている。格付け会社のフィッチ・レーティングスは5日、中国の新築住宅販売額が2024年に前年比で15~20%減少するとの見通しを示した。従来予想(5~10%減)から下方修正している。それより先、シティグループが最新リポートで、中国の不動産市場がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見解を示していただけに、水を差された格好だ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス:241/HK)が6.5%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が5.6%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.4%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体セクターが高い。上記したSMICのほか、華虹半導体(1347/HK)が7.9%、晶門半導体(2878/HK)が7.1%、ASMPT(522/HK)が3.2%ずつ上昇した。中国の産業支援策に対する期待感が持続。半導体産業の「自強自立」を支援する国家集成電路産業投資基金(大基金)の3号ファンドに関しては、登録資本が3440億人民元(約7兆4000億円)に上り、大基金としては過去最大だ。
スマートフォン部材・組立の銘柄群も物色される。前記した舜宇光学科技のほか、丘タイ科技(1478/HK)が7.6%高、瑞声科技HD(2018/HK)が7.0%高、富智康集団(2038/HK)が7.8%高、比亜迪電子(BYD電子:285/HK)が2.2%高で取引を終えた。
半面、中国不動産セクターは安い。融創中国HD(1918/HK)が12.2%、旭輝(884/HK)が8.4%、世茂集団HD(813/HK)が8.2%、遠洋集団HD(3377/HK)が7.4%ずつ下落した。上述したように、物件販売の回復期待が後退している。融創中国は5日、5月の不動産販売が前年比で7割減少したと報告した。
一方、本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.54%安の3048.79ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。太陽光発電関連株、金融株、消費関連株、医薬株、空運株、インフラ関連株なども売られた。半面、石炭・石油株は高い。半導体株の一角、エネルギー株、公益株、産金・非鉄株、海運株も買われた。
亜州リサーチ(株)