東京マーケット・サマリー 2024年3月19日午後 6:12
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円
午後5時現在
150.26/150.27
1.0853/1.0857
163.10/163.14
NY午後5時
149.13/149.16
1.0871/1.0875
162.17/162.20
午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の150円前半で推移している。日銀がこの日の金融政策決定会合でゼロ金利政策の解除を決めたものの、追加利上げは難しいとの見方から、円が広範に下落した。
<株式市場>
終値
前日比
寄り付き
安値/高値
日経平均
40003.60
+263.16
39622.58
39,407.50─40,003.60
TOPIX
2750.97
+28.98
2718.04
2,713.69─2,750.97
プライム市場指数
1415.79
+14.91
1399.68
1,396.71─1,415.79
スタンダード市場指数
1277.04
+7.06
1270.07
1,268.57─1,277.04
グロース市場指数
938.29
+7.10
929.69
928.63─939.27
グロース250指数
746.07
+5.62
739.09
737.72─747.27
東証出来高(万株)
193254
東証売買代金(億円)
52007.97
東京株式市場で日経平均は、前営業日比263円16銭高の4万0003円60銭と、続伸して取引を終えた。朝方は前日に1000円超高となった反動で下落したが、後場は日銀の金融政策決定会合の結果公表を受けてプラス圏に転換した。日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めたものの、事前報道通りの結果となり、市場は円安・株高で反応、日経平均は高値引けとなった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1250銘柄(75%)、値下がりは366銘柄(22%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース)
-0.001
ユーロ円金先(24年3月限)
───
3カ月物TB
-0.015
(-0.020)
安値─高値
0.000─-0.015
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.001%になった。前営業日(マイナス0.003%)から上昇した。「日銀会合結果が想定通りで、短期市場で混乱は起きていない。21日以降は0.07%前後の推移となるのではないか」(国内金融機関)との見方が出ている。
<円債市場>
国債先物・24年6月限
145.68
(+0.25)
安値─高値
145.27─145.79
10年長期金利(日本相互証券引け値)
0.725%
(-0.030)
安値─高値
0.765─0.725%
国債先物中心限月6月限は前営業日比25銭高の145円68銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3bp低下の0.725%。日銀金融政策決定会合が想定通りの結果となったことを受けて、材料出尽くし感から買い戻しが優勢となった。
<スワップ市場・気配>
2年物
0.36─0.26
3年物
0.45─0.35
4年物
0.52─0.42
5年物
0.59─0.49
7年物
0.74─0.64
10年物
0.95─0.85
日経平均は263円高と続伸、終値ベースで2週間ぶりに4万円回復=19日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2024/03/19 15:26
19日後場の日経平均株価は、前日比263円16銭高の4万3円60銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)が同28.98ポイント高の2750.97ポイントと4日続伸し、両指数ともに高値引けで取引を終了した。朝方は売り優勢でスタートし、日経平均株価は前場に、一時330円を超える下げを見せる場面もあった。後場に入り、日本銀行が金融政策決定会合の結果を発表。マイナス金利政策を解除し、ETF(上場投資信託)およびJ-REITの新規買い入れを終了することなどを決定した。長期国債の買い入れは、これまでと同程度の規模とすることが維持されたことで、緩和的な政策の継続が意識されたようだ。為替市場で1ドル=150円20銭台まで円安方向に振れたことも支えとなったようだ。
プライム市場の出来高は19億3254万株。売買代金は5兆2007億円。騰落銘柄数は値上がりが1250銘柄と7割を超え、値下がりは366銘柄。変わらずは40銘柄だった。
業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落した。三井不<8801>、三菱地所<8802>などの不動産株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株や、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も高い。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も堅調。日本製鉄<5401>、JFEHD<5411>などの鉄鋼株や、大和証G<8601>、野村<8604>などの証券商品先物株もしっかり。一方、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株や、武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株が下落した。
個別では、プロレドP<7034>、ギフトHD<9279>、リズム<7769>、住友不<8830>、太平洋工<7250>などが上昇。半面、神戸物産<3038>、DMG森精機<6141>、Wスコープ<6619>、サムコ<6387>、広済堂HD<7868>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
2,152.06 +23.26 +1.09% +4.24% +41.57% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,891.79 +21.78 +1.16% +4.28% +46.10% 15:00
日経平均株価
40,003.60 +263.16 +0.66% +3.99% +46.35% 15:15
日経500平均
3,436.87 +27.16 +0.80% +3.80% +32.49% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,750.97 +28.98 +1.06% +4.22% +40.40% 15:00
日経300指数
590.97 +6.38 +1.09% +4.47% +44.31% 15:15
東証REIT指数
1,775.44 +54.87 +3.19% +3.99% +0.44% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,440.73 +16.59 +1.16% +4.02% +50.12% 15:00
東証グロース市場250指数
746.07 +5.62 +0.76% -2.54% -2.24% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
3,071.93 +22.83 +0.75% +3.99% +28.49% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,747.45 +24.82 +0.91% +4.30% +33.80% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,765.76 +31.84 +1.16% +4.67% +40.20% 15:00
日経平均
現在値 40,003.60↑ (24/03/19 15:15)
前日比 +263.16 (+0.66%)
始値 39,622.58 (09:00) 前日終値 39,740.44 (24/03/18)
高値 40,003.60 (15:00) 年初来高値 40,472.11 (24/03/07)
安値 39,407.50 (10:36) 年初来安値 32,693.18 (24/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、東エレクやトヨタが2銘柄で約73円分押し上げ 16:02 配信
19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり179銘柄、値下がり44銘柄、変わらず2銘柄となった。
18日の米国市場は反発。ダウ平均は75.66ドル高(+0.20%)の38790.43ドル、ナスダックは130.28ポイント高(+0.82%)の16103.45、S&P500は32.33ポイント高(+0.63%)の5149.42で取引を終了した。予想を上回った経済指標が好感され、寄り付き後、上昇。18日から開催されるエヌビディア主催の人工知能(AI)の年次会議への期待に主にハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。長期金利の上昇が上値を抑制し、終盤にかけて、上げ幅を縮小し終了。
米国株は上昇と外部環境は良好だったものの、前日の大幅高の反動などが影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は寄付き後、前日比マイナス圏での推移が続いたが、12時35分に日本銀行の金融政策決定会合の結果が伝わると地合いが一変。「マイナス金利の解除」「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール(YCC))の終了」「上場投資信託(ETF)などリスク資産の買い入れの終了」「当面、緩和的な金融環境が継続」とほぼ想定線の内容だったものの、為替は1ドル150円台まで円安ドル高が加速。日経平均は切り返し、大引けで40000円台を回復した。
大引けの日経平均は前日比263.16円高(+0.66%)の40003.60円となった。東証プライム市場の売買高は19億3254万株、売買代金は5兆2007億円。セクター別では、不動産業、鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他金融業などが上昇した一方、海運業、医薬品、銀行業の3セクターのみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は75%、対して値下がり銘柄は22%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約55円押し上げた。同2位はトヨタ<7203>となり、レーザーテック<6920>、KDDI<9433>、住友不<8830>、ダイキン<6367>、デンソー<6902>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約51円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、テルモ<4543>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、川崎船<9107>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 40003.60(+263.16)
値上がり銘柄数 179(寄与度+387.32)
値下がり銘柄数 44(寄与度-124.16)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 37300 560 55.95
<7203> トヨタ自動車 3675 108 17.98
<6920> レーザーテック 41720 1300 17.32
<9433> KDDI 4621 67 13.39
<8830> 住友不動産 5243 402 13.39
<6367> ダイキン工業 20570 375 12.49
<6902> デンソー 2900 92 12.25
<6954> ファナック 4436 64 10.66
<4063> 信越化 6694 55 9.16
<6988> 日東電工 14345 260 8.66
<8801> 三井不動産 4763 243 8.09
<8015> 豊田通商 10000 220 7.33
<7267> ホンダ 1864 34 6.69
<9984> ソフトバンクG 8821 31 6.19
<6594> ニデック 6099 218 5.81
<5108> ブリヂストン 6495 173 5.76
<8253> クレディセゾン 3241 164 5.46
<7832> バンナムHD 2891 46 4.60
<8802> 三菱地所 2714 137 4.56
<6758> ソニーG 13460 130 4.33
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 45580 -520 -51.95
<6857> アドバンテ 6609 -77 -20.51
<4543> テルモ 5656 -152 -20.25
<4519> 中外製薬 6060 -85 -8.49
<4568> 第一三共 4888 -48 -4.80
<4523> エーザイ 6330 -117 -3.90
<9107> 川崎汽船 6410 -124 -1.24
<6361> 荏原製作所 12780 -180 -1.20
<7911> TOPPAN 3550 -69 -1.15
<6504> 富士電機 9614 -170 -1.13
<4452> 花王 5676 -28 -0.93
<5332> TOTO 4222 -49 -0.82
<9101> 日本郵船 4351 -78 -0.78
<4507> 塩野義製薬 7823 -18 -0.60
<6103> オークマ 7164 -90 -0.60
<1963> 日揮HD 1483 -17.5 -0.58
<5831> しずおかFG 1459 -17.5 -0.58
<9843> ニトリHD 23165 -50 -0.50
<9104> 商船三井 4772 -47 -0.47
<2871> ニチレイ 4030 -26 -0.43
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,750.97↑ (24/03/19 15:00)
前日比 +28.98 (+1.06%)
始値 2,718.04 (09:00) 前日終値 2,721.99 (24/03/18)
高値 2,750.97 (15:00) 年初来高値 2,755.24 (24/03/07)
安値 2,713.69 (10:36) 年初来安値 2,335.58 (24/01/04)
東証業種別ランキング:不動産業が上昇率トップ 15:37 配信
不動産業が上昇率トップ。そのほか鉱業、輸送用機器、ゴム製品、その他 金融業、石油・石炭製品なども上昇。一方、海運業が下落率トップ。そのほか医薬品、銀行業も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 不動産業 / 2,103.69 / 4.48
2. 鉱業 / 665.59 / 2.72
3. 輸送用機器 / 5,469.05 / 2.57
4. ゴム製品 / 4,819.07 / 2.54
5. その他金融業 / 1,085.98 / 2.22
6. 石油・石炭製品 / 1,800.83 / 2.02
7. 鉄鋼 / 853.44 / 1.68
8. 証券業 / 634.72 / 1.58
9. 陸運業 / 2,222.29 / 1.57
10. 保険業 / 2,207.38 / 1.52
11. 倉庫・運輸関連業 / 2,728.85 / 1.43
12. 建設業 / 1,733.65 / 1.30
13. 非鉄金属 / 1,347.89 / 1.27
14. パルプ・紙 / 587.86 / 1.16
15. 電気機器 / 4,807.38 / 1.15
16. 機械 / 3,204.35 / 1.00
17. 卸売業 / 3,876.6 / 1.00
18. 繊維業 / 672.23 / 0.98
19. 食料品 / 2,261.51 / 0.87
20. 情報・通信業 / 5,897.43 / 0.85
21. その他製品 / 5,014.77 / 0.85
22. 小売業 / 1,848.83 / 0.78
23. サービス業 / 2,977.03 / 0.74
24. 金属製品 / 1,494.28 / 0.70
25. 電力・ガス業 / 541.92 / 0.69
26. 化学工業 / 2,669.13 / 0.69
27. 水産・農林業 / 599.47 / 0.49
28. ガラス・土石製品 / 1,466.59 / 0.43
29. 空運業 / 245.78 / 0.41
30. 精密機器 / 12,193.36 / 0.03
31. 銀行業 / 307.76 / -0.24
32. 医薬品 / 3,743.62 / -0.29
33. 海運業 / 1,669.6 / -1.39
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 24,884.79↑ (24/03/19 15:00)
前日比 +255.66 (+1.04%)
始値 24,584.15 (09:00) 前日終値 24,629.13 (24/03/18)
高値 24,884.79 (15:00) 年初来高値 24,932.37 (24/03/07)
安値 24,538.38 (10:36) 年初来安値 21,088.93 (24/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,415.79↑ (24/03/19 15:00)
前日比 +14.91 (+1.06%)
始値 1,399.68 (09:00) 前日終値 1,400.88 (24/03/18)
高値 1,415.79 (15:00) 年初来高値 1,417.86 (24/03/07)
安値 1,396.71 (10:36) 年初来安値 1,201.69 (24/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,277.04↑ (24/03/19 15:00)
前日比 +7.06 (+0.56%)
始値 1,270.07 (09:00) 前日終値 1,269.98 (24/03/18)
高値 1,277.04 (15:00) 年初来高値 1,295.38 (24/03/07)
安値 1,268.57 (10:56) 年初来安値 1,166.04 (24/01/04)
東証グロース市場指数
現在値 938.29↓ (24/03/19 15:00)
前日比 +7.10 (+0.76%)
始値 929.69 (09:00) 前日終値 931.19 (24/03/18)
高値 939.27 (13:52) 年初来高値 986.46 (24/03/07)
安値 928.63 (09:22) 年初来安値 862.11 (24/01/18)
東証グロ-ス指数は続伸、日経平均同様、日銀会合の結果発表後は切り返す展開に/グロース市況 16:48 配信
東証グロース市場指数:+7.10 ()
出来高:1億1108株
売買代金1554億円:
東証グロース市場250指数:+5.62 ()
出来高:8720万株
売買代金1232億円:
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに続伸。値上がり銘柄数は330、値下り銘柄数は201、変わらずは28。 18日の米国市場は反発。ダウ平均は75.66ドル高(+0.20%)の38790.43ドル、ナスダックは130.28ポイント高(+0.82%)の16103.45、S&P500は32.33ポイント高(+0.63%)の5149.42で取引を終了した。予想を上回った経済指標が好感され、寄り付き後、上昇。18日から開催されるエヌビディア主催の人工知能(AI)の年次会議への期待に主にハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。長期金利の上昇が上値を抑制し、終盤にかけて、上げ幅を縮小し終了。 昨日の大幅高の反動から、東証グロース市場は売り優勢で取引を開始した。寄付き後は前日比マイナス圏での推移が続いたが、日本銀行の金融政策決定会合の結果発表後、日経平均が切り返したのと同様、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに切り返す展開に。売買代金は膨らまなかったが、大引けにかけてじりじりと上昇する地合いとなった。 個別では、一部証券会社が目標株価を引き上げたことでGENDA<9166>が買われた。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、ライフネット<7157>、ジーエヌアイグループ<2160>が上昇。値上がり率上位銘柄では、VALUENEX<4422>、アーキテクツSJ<6085>、モルフォ<3653>がランクイン。 一方、一部メディアが、同社の再生細胞薬の厚生労働省の承認可否については審議しないと報じられたことでサンバイオ<4592>がストップ安となった。時価総額上位銘柄では、サンウェルズ<9229>、BASE<4477>、MacbeeP<7095>が下落。値下がり率上位銘柄では、マイクロ波化学<9227>、ファーストアカウンティング<5588>、アジャイル<6573>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、GENDA、ispace、ジーエヌアイグループ、ライフネットのほか、ティーケーピー<3479>、フリー<4478>が上昇。
グロース250
現在値 746.07↓ (24/03/19 15:00)
前日比 +5.62 (+0.76%)
始値 739.09 (09:00) 前日終値 740.45 (24/03/18)
高値 747.27 (13:52) 年初来高値 787.23 (24/03/07)
安値 737.72 (09:22) 年初来安値 683.34 (24/01/18)
東証REIT指数
現在値 1,775.44↓ (24/03/19 15:00)
前日比 +54.87 (+3.19%)
始値 1,733.82 (09:00) 前日終値 1,720.57 (24/03/18)
高値 1,784.62 (13:18) 年初来高値 1,845.33 (24/01/23)
安値 1,731.27 (09:04) 年初来安値 1,657.57 (24/03/13)
日経平均VI
現在値 19.50↑ (24/03/19 15:20)
前日比 -0.73 (-3.61%)
始値 19.86 (09:00) 前日終値 20.23 (24/03/18)
高値 19.99 (09:14) 年初来高値 23.02 (24/01/15)
安値 19.26 (15:02) 年初来安値 17.96 (24/02/01)
日経VI:低下、株価底堅く警戒感が緩和し20を下回る 16:05 配信
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-0.73(低下率3.61%)の19.50と低下した。なお、高値は19.99、安値は19.26。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日1130円上昇しており、今日の午前の下げは想定内の反動安との見方が多かった。その後、午後に、日銀がマイナス金利政策の解除を決定したことが伝わると、日経225先物が上げに転じるなど株価は底堅さを見せたことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を終日下回って推移した。
大証ラージ
現在値 変化 時間
大証ラージ(日中) 39,520.00 +1,130.00 03/18
大証ラージ(夜間) 39,410.00 -110.00 06:00
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
大証ミニ 24年04月限 39,390 -120 39,510 39,485 39,490 39,250 16,347 06:00
大証ミニ 24年05月限 39,415 -95 39,510 39,490 39,490 39,300 191 05:53
大証ミニ 24年06月限 39,430 -95 39,525 39,505 39,510 39,270 237,086 06:00
大証ラージ 24年06月限 39,410 -110 39,520 39,510 39,510 39,270 12,705 06:00
大証ラージ 24年09月限 39,300 -190 39,490 39,330 39,420 39,240 25 02:08
大証ラージ 24年12月限 39,150 -20 39,170 39,150 39,150 39,150 1 16:56
日経平均先物
現在値 39,410.00↓ (24/03/19 06:00)
前日比 -110.00 (-0.28%)
高値 39,510.00 (16:30) 始値 39,510.00 (16:30)
安値 39,270.00 (02:01) 前日終値 39,520.00 (24/03/18)
TOPIX先物
現在値 2,699.50↑ (24/03/19 06:00)
前日比 -4.00 (-0.15%)
高値 2,702.50 (16:30) 始値 2,702.50 (16:30)
安値 2,687.50 (17:43) 前日終値 2,703.50 (24/03/18)
JPX日経400先物
現在値 24,400.00↓ (24/03/19 06:00)
前日比 -40.00 (-0.16%)
高値 24,440.00 (16:30) 始値 24,440.00 (16:30)
安値 24,310.00 (17:39) 前日終値 24,440.00 (24/03/18)
グロース250先物
現在値 730.00↓ (24/03/19 06:00)
前日比 -3.00 (-0.41%)
高値 735.00 (05:01) 始値 731.00 (16:30)
安値 728.00 (16:57) 前日終値 733.00 (24/03/18)
NYダウ先物 円建
現在値 39,132.00↓ (24/03/19 06:00)
前日比 -3.00 (-0.01%)
高値 39,288.00 (00:04) 始値 39,103.00 (16:30)
安値 39,035.00 (17:36) 前日終値 39,135.00 (24/03/18)
CME日経平均先物 円建
現在値 39,410.00↓ (24/03/18 15:59 CST)
前日比 +785.00 (+2.03%)
高値 39,585.00 始値 38,725.00
安値 38,670.00 前日終値 38,625.00 (24/03/15)
日経先物 CME[ ¥=円建て(NIY) $=ドル建て(NKD) ]
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高 時間
CME¥ 24年06月限 39,410 +785 38,625 30,252 05:59
CME$ 24年06月限 39,490 +800 38,690 9,603 05:59
CME¥ 24年09月限 39,280 +685 38,595 2 02:01
CME$ 24年09月限 38,750 -15 38,765 6 05:09
SGX日経平均先物
現在値 39,360.00↓ (24/03/19 05:04 SGT)
前日比 -145.00 (-0.37%)
高値 39,520.00 始値 39,510.00
安値 39,270.00 前日終値 39,505.00 (24/03/18)
日経先物 SGXSGX futures
限月 現在値 変化 前日 始値 高値 安値 出来高
SGX 2024/06(日中) 39,505 0 38,410 0 0
SGX 2024/06(夜間) 39,360 -145 39,505 39,510 39,520 39,270 10,506
SGX 2024/09(日中) 39,450 0 39,450 0 0
SGX 2024/09(夜間) 39,450 0 39,450 0 0
長期国債先物
現在値 145.350↓ (24/03/19 06:00)
前日比 -0.080 (-0.06%)
高値 145.440 (21:04) 始値 145.420 (15:30)
安値 145.300 (18:28) 前日終値 145.430 (24/03/18)
19日の日本国債市場概況:債券先物は145円68銭で終了 17:19 配信
<円債市場>
長期国債先物2024年6月限
寄付145円39銭 高値145円79銭 安値145円27銭 引け145円68銭
売買高総計27642枚
2年 458回 0.175%
5年 166回 0.364%
10年 373回 0.735%
20年 187回 1.502%
債券先物6月限は、145円39銭で取引を開始。米金利上昇を受けて売りが先行し、145円27銭まで下げた。その後、日銀がマイナス金利の解除、長短金利操作の終了、ETF/REITの新規購入終了を決める一方、長期国債の買い入れは継続し、当面は緩和的な金融環境を継続する方針も示したことで買いが強まり、145円79銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.73%、10年債は4.32%、30年債は4.45%近辺で推移。
債券利回りは横ばい。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.45%、英国債は4.07%、オーストラリア10年債は4.08%、NZ10年債は4.61%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.206 (24/03/19 03:05)
前日比 +0.004
日本国債5年
年利回り 0.379 (24/03/19 03:05)
前日比 +0.008
日本国債10年
年利回り 0.761 (24/03/19 03:05)
前日比 +0.005
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
中国 上海総合指数
3,062.76 -22.17 -0.72% +4.79% -5.32% 17:29
中国 上海A株指数
3,210.65 -23.17 -0.72% +5.23% -5.77% 17:29
中国 深センA株指数
1,878.41 -8.09 -0.43% +11.95% -12.84% 16:00
中国 深セン成分指数
9,696.69 -56.14 -0.58% +8.92% -14.02% 16:00
中国 上海B株指数
261.25 -1.34 -0.51% +4.40% -10.15% 17:29
中国 深センB株指数
1,083.53 -0.90 -0.08% +5.05% -7.57% 16:00
中国 上海50A株指数
2,416.84 -21.36 -0.88% +1.91% -8.06% 17:29
中国 上海180A株指数
7,763.84 -70.21 -0.90% +3.59% -7.86% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,587.90 -18.75 -0.72% +5.23% -5.77% 17:29
中国 創業板指数
1,906.94 -19.46 -1.01% +9.19% -16.86% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,577.63 -25.90 -0.72% +5.11% -9.63% 16:00
中国 深セン総合指数
1,795.72 -7.73 -0.43% +11.94% -12.84% 16:00
香港 ハンセン指数 16,529.48 -207.64 -1.24% +2.31% -13.01% 17:08
ハンセン中国企業株指数(H株) 5,780.21 -67.94 -1.16% +5.38% -12.51% 17:08
ハンセン中国レッドチップ指数 3,489.49 -47.96 -1.36% +5.90% -11.12% 17:08
韓国総合株価指数 2,656.17 -29.67 -1.10% -0.90% +10.87% 18:05
S&P・BSEセンセックス 72,012.06 -736.36 -1.01% -0.96% +24.18% 20:43
インドCNX NIFTY指数 21,817.45 -238.25 -1.08% -1.38% +27.59% 20:43
加権指数 19,857.20 -22.65 -0.11% +6.55% +28.50% 15:30
S&P/ASX200指数 7,703.23 +27.38 +0.36% +0.50% +10.13% 14:52
NZX50種グロス指数 11,817.91 +89.90 +0.77% +2.13% +2.19% 13:56
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,544.96 -8.68 -0.56% +0.41% +9.44% 18:05
ジャカルタ 総合指数 7,336.75 +34.30 +0.47% +0.55% +9.86% 18:00
シンガポール ST指数 3,173.55 +1.62 +0.05% -1.62% -0.31% 18:20
タイ SET指数 1,382.46 -3.48 -0.25% +0.10% -11.12% 19:03
ベトナム VN指数 1,242.46 -1.10 -0.09% +1.43% +18.88% 17:02
フィリピン 総合指数 6,848.43 -4.86 -0.07% +0.73% +5.85% 15:50
アジア株式市場サマリー 2024年3月19日午後 8:07
東南アジア株式市場はまちまちで引けた。日銀はこの日、8年間適用してきたマイナス金利の解除を決めた。市場の注目は他の中央銀行の金融政策会合に移っている。
週内に米国、台湾、インドネシア、トルコ、ロシア、ブラジル、メキシコの中銀が会合を開き、大半が政策金利を据え置くと予想されている。市場は米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとする各中銀の当局者の発言や、年内の金利見通しに注目している。
CMEグループのフェドウオッチによると、トレーダーはFRBが今会合で政策金利を据え置く可能性を99%、6月に利下げに踏み切る可能性を55.2%織り込んでいる。
中国株式市場は下落。不動産危機の深刻化や内需低迷に対する懸念が製造業の回復への期待を相殺した。
利下げ観測が急速に後退している米連邦準備理事会(FRB)をはじめ、各国中銀の金利決定が週内に控えていることも、投資家を慎重にさせ、取引が低調な要因となった。
中国国家統計局が18日発表した1─2月の鉱工業生産と小売売上高は予想を上回り、政策当局に一定の安心感を与える内容となったが、引き続き不動産部門の低迷が経済と信頼感の重しになっている。
ガベカル・ドラゴノミクスのアナリストは「中国の有機的な経済成長は今後数カ月は横ばいから小幅なプラスになりそうだが、最新のデータで、政策立案者が決定的に成長へとシフトしたと市場は納得しないだろう」と指摘した。
セクター別では、ヘルスケア(.CSI000121), opens new tabと証券(.CSI399707), opens new tabがともに1.8%下落し下げを主導。生活必需品(.CSICS), opens new tabとエネルギー(.CSIEN), opens new tabはそれぞれ1.3%高、0.5%高。
不動産開発(.CSI000952), opens new tabは1.3%安。首都北京市が不動産規制を最適化し、各地区の状況に応じて異なる政策を実施すると発表したが、値下がりした。
海外勢はストックコネクト(株式相互取引)を通じて70億元(9億7200万ドル)の中国株を売り越した。前日まで7営業日連続で買い越していた。
香港上場のハイテク大手(.HSTECH), opens new tabは1.8%下落。
ソウル株式相場は反落。総合株価指数(KOSPI)(.KS11), opens new tabは1%超下げて引けた。円相場の急落を受け、自動車株が下げたことが響いた。
現代自動車(005380.KS), opens new tabは2.06%安。傘下の起亜(000270.KS), opens new tabは7.11%の大幅安となった。
未来アセット証券のアナリストは「円安は通常、韓国の自動車メーカーにとってマイナスだと考えられている。円安により、日本の競合他社が輸出市場での競争力を高めるためだ」と述べた。
日銀は19日、8年間適用してきたマイナス金利の解除や、その他の異例の金融政策を終えることを決め、数十年にわたる大規模刺激策における歴史的転換点となった。
ただ、日銀がハト派的な見通しを示したことで、日米金利差がそこまで縮小しないとの見方が広がり、日銀の金融政策決定会合後に円は対ドルで下落した。
取引された932銘柄のうち、上昇は279銘柄、下落は604銘柄。
外国人投資家は2387億ウォン(約1億7827万ドル)相当の売り越し。
シドニー株式市場の株価は続伸して引けた。鉱業株とエネルギー株が上げを主導した。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)がインフレ率について、目標値内に戻るとのさらなる自信を示し、市場で安心感が広がった。
RBAは予想通り、政策金利を12年ぶりの高水準となる現行の4.35%で据え置くことを決めた。RBAは金融政策の引き締めバイアスを和らげ、市場では次の動きが金融緩和になるとの見方が強まった。
ANZのアナリストは、RBAの声明が2月会合よりハト派だったと指摘した。
鉱業株指数(.AXMM), opens new tabは2.2%高。リオティント(RIO.AX), opens new tab、BHPグループ(BHP.AX), opens new tab、フォーテスキュー(FMG.AX), opens new tabは2.5─3.6%高。
エネルギー株指数(.AXEJ), opens new tabは2%高。ウッドサイド・エナジー(WDS.AX), opens new tabが2.3%、サントス(STO.AX), opens new tabが1.8%、それぞれ上伸したことに支えられた。
終値
前日比
%
始値
高値
安値
コード
中国
上海総合指数
3062.7558
- 22.1704
- 0.72
3077.9805
3090.0459
3062.6279
(.SSEC)
前営業日終値
3084.9262
中国
CSI300指数
3577.630
-25.898
-0.72
3593.340
3610.739
3577.188
(.CSI300)
前営業日終値
3603.528
香港
ハンセン指数
16529.48
-207.64
-1.24
16628.07
16682.54
16492.09
(.HSI)
前営業日終値
16737.12
香港
ハンセン中国株指数
5780.21
-67.94
-1.16
5807.17
5838.53
5759.79
(.HSCE)
前営業日終値
5848.15
韓国
総合株価指数
2656.17
-29.67
-1.10
2673.57
2673.57
2645.14
(.KS11)
前営業日終値
2685.84
台湾
加権指数
19857.20
-22.65
-0.11
19798.12
19921.25
19762.16
(.TWII)
前営業日終値
19879.85
豪
S&P/ASX指数
7703.20
+27.40
+0.36
7675.80
7708.00
7666.90
(.AXJO)
前営業日終値
7675.80
シンガポール
ST指数
3173.55
+1.62
+0.05
3174.24
3179.49
3165.44
(.STI)
前営業日終値
3171.93
マレーシア
総合株価指数
1544.96
-8.68
-0.56
1551.59
1552.10
1544.96
(.KLSE)
前営業日終値
1553.64
インドネシア
総合株価指数
7336.746
+34.297
+0.47
7320.538
7361.530
7314.18
(.JKSE)
前営業日終値
7302.449
フィリピン
総合株価指数
6848.43
-4.86
-0.07
6851.35
6900.59
6831.18
(.PSI)
前営業日終値
6853.29
ベトナム
VN指数
1242.46
-1.10
-0.09
1246.54
1249.75
1238.92
(.VNI)
前営業日終値
1243.56
タイ
SET指数
1382.46
-3.48
-0.25
1385.26
1391.21
1382.46
(.SETI)
前営業日終値
1385.94
インド
SENSEX指数
72012.05
-736.37
-1.01
72462.94
72490.09
71933.35
(.BSESN)
前営業日終値
72748.42
インド
NSE指数
21817.45
-238.25
-1.08
21946.45
21978.30
21793.10
(.NSEI)
前営業日終値
22055.70
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド ▲0.77% 11,817.91 +89.90H:11,817.91L:11,726.6503/19
[CFD] 日本 日経平均 39,803.50 日経比:-200▼0.50%H:40,040L:39,70822:18
中国 上海B株 ▼0.51% 261.25 -1.34H:263.37L:260.9003/19
中国 上海A株 ▼0.72% 3,210.65 -23.17H:3,239.28L:3,210.5003/19
中国 深セン成分 ▼0.58% 9,696.69 -56.15H:9,785.10L:9,696.6903/19
中国 深センB株 ▼0.08% 1,083.53 -0.90H:1,089.83L:1,083.5303/19
中国 深センA株 ▼0.43% 1,878.41 -8.09H:1,894.67L:1,878.4103/19
[CFD] HangSeng サンデー 16,565.70 指数比:+36▲0.22%H:16,698L:16,44922:18
香港 レッドチップ指数 ▼1.14% 3,497.13 -40.32H:3,532.96L:3,491.0616:59
19日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で3日ぶり反落、証券株に売り 16:47 配信
19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比22.17ポイント(0.72%)安の3062.76ポイントと3日ぶりに反落した。
戻り売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、約5カ月ぶりの高値水準を回復していた。米中の金融政策も気がかり。米連邦公開市場委員会(FOMC)は20日まで開催され、政策金利見通しなどが公表される。足元で米長期金利が上昇する中、中国からの資金流出も警戒される状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)はあす20日(日本時間10時15分ごろ)、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表する。銀行貸出の指標となる1年物LPRは現行の3.45%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.95%に据え置かれる見通しだ。ただ、下値は限定的。中国当局の消費刺激策や産業支援策、相場テコ入れスタンスなどに対する期待感が支えだ。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、証券の下げが目立つ。中国銀河証券(601881/SH)が3.0%安、方正証券(601901/SH)が2.7%安、国聯証券(601456/SH)が2.4%安、太平洋証券(601099/SH)が2.3%安で引けた。
医薬株も安い。無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が4.9%、健民薬業集団(600976/SH)が3.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.8%、国薬集団薬業(600511/SH)が2.0%ずつ下落した。銀行・保険株、自動車株、インフラ関連株、不動産株、公益株、ハイテク株の一角なども売られている。
半面、エネルギー株はしっかり。陝西煤業(601225/SH)が1.9%、中国中煤能源(601898/SH)が1.7%、中国神華能源(601088/SH)が1.6%、中国海洋石油(600938/SH)が1.0%ずつ上昇した。食品・酒造株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.34ポイント(0.51%)安の261.25ポイント、深センB株指数が0.90ポイント(0.08%)安の1083.53ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
19日の香港市場概況:ハンセン1.2%安で反落、理想汽車8.0%下落 18:00 配信
19日の香港市場は、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比207.64ポイント(1.24%)安の16529.48ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が67.94ポイント(1.16%)安の5780.21ポイントと反落した。売買代金は906億8940万香港ドルと低調が続いている(18日は957億7690万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米金融政策の動向が気がかり要因だ。19~20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、政策金利見通しなどが公表される。通貨を米ドルにペッグする香港は、米金融政策の影響が大きい。結果を見極めたいとして、様子見ムードも漂った。そのほか、米中対立の警戒感もくすぶっている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局の消費刺激策や、産業支援策などに対する期待感が支えだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(2015/HK)が8.0%安、創薬支援の無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が7.5%安、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が5.7%安と下げが目立った。理想汽車に関しては、同社初となるBEV(純電気自動車)「理想MEGA」の販売が自社予想を下回ったと伝わり、これを失望した売りが広がっている。報道によれば、3月1日に納車開始したフラッグシップモデル「理想MEGA」の販売台数は約4000台にとどまり、3月の生産見通し5000台を下回っているという。
セクター別では、自動車が安い。上記した理想汽車のほか、浙江零ホウ科技(9863/HK)が7.7%、蔚来集団(9866/HK)が6.3%、東風汽車集団(489/HK)が5.1%、華晨中国汽車HD(1114/HK)が4.3%ずつ下落した。
半導体セクターも売られる。上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.5%安、ASMPT(522/HK)が2.9%安、中芯国際集成電路製造(981/HK)が2.4%安、華虹半導体(1347/HK)が2.3%安で取引を終えた。
中国の証券・保険セクターもさえない。海通証券(6837/HK)が3.5%安、広発証券(1776/HK)が3.0%安、中信建投証券(6066/HK)が2.9%安、新華人寿保険(1336/HK)が2.7%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.0%安で引けた。
半面、石炭・石油セクターはしっかり。エン鉱能源集団(1171/HK)が1.9%、中国中煤能源(1898/HK)が0.9%、中国海洋石油(883/HK)が1.5%、中国石油天然気(857/HK)が1.1%ずつ上昇した。
一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.72%安の3062.76ポイントで取引を終了した。証券株が安い。医薬株、銀行・保険株、自動車株、インフラ関連株、不動産株、公益株、ハイテク株の一角なども売られた。半面、エネルギー株は高い。食品・酒造株も買われている。
亜州リサーチ(株)