■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 133.47/49 1.0700/04 142.84/88
NY午後5時 134.24/27 1.0714/18 143.85/89
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の133円半ば。金利差を意識した相場展開が続く中で、ドルは朝方に一時134.56円と2002年2月以来約20年4カ月ぶりの高値を更新した。その後は利益確定売りなどに押され上値が重くなったが、今後もドル/円は下がりづらいとみられている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28246.53 +12.24 28189.35 28,189.35─28,389.75
TOPIX 1969.05 -0.93 1966.01 1,965.39─1,978.39
東証出来高(万株) 128727 東証売買代金(億円) 32139.88
東京株式市場で、日経平均は前営業日比12円24銭高の2万8246円53銭と小幅に5日続伸した。円安進行による輸出企業などの業績改善期待が相場を支えた。ただ、連日の株高を受けた警戒感に加え、明日のメジャーSQ(特別清算指数)算出や米国で5月の米消費者物価指数(CPI)の公表を控えた手控えムードもあり、上値追いには消極的だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり786銘柄(42%)に対し、値下がりが966銘柄(52%)、変わらずが86銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.029
ユーロ円金先(22年6月限) ───
3カ月物TB -0.095 (-0.002)
安値─高値 -0.095─-0.095
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.029%になった。前営業日(マイナス0.041%)を上回った。「オファー量が減ってきた影響が出ている。積み最終日に向けレートは上昇しそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年9月限 149.20 (+0.04)
安値─高値 148.95─149.20
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.245% (変わらず)
安値─高値 0.245─0.245%
国債先物中心限月9月限は前営業日比4銭高の149円20銭と続伸して取引を終えた。6月限から事実上の限月交代となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.245%だったが、超長期金利が上昇した。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.13─0.03
3年物 0.17─0.07
4年物 0.20─0.10
5年物 0.23─0.13
7年物 0.33─0.23
10年物 0.46─0.36
日経平均は12円高と小幅ながら5日続伸、手じまい売り優勢で上げ幅縮小=9日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/06/09 15:25
9日後場の日経平均株価は、前日比12円24銭高の2万8246円53銭と小幅ながら5日続伸して取引を終えた。朝方は売りが先行したものの、押し目を拾う動きから、上げに転じた。一時、不安定な値動きがみられたが、後場に入りジリ高基調となり、午後2時11分には、同155円46銭高の2万8389円75銭ときょうの高値を付けた。3月25日の2万8338円を上回る戻り高値を付けたことから、目先的な達成感や、時間外取引で米株価指数先物が下げ、中国・上海総合指数も5日ぶりに反落したこともあり、手じまい売りが優勢となり上げ幅を縮小する格好となった。為替市場では、ドル・円が1ドル=133円70銭台(8日は133円57-59銭)で、午後に入り円高方向に振れている。東証プライムの出来高は12億8727万株、売買代金は3兆2139億円。騰落銘柄数は値上がり786銘柄、値下がり966銘柄、変わらず86銘柄だった。
市場では「現地10日に米5月消費者物価の発表を控え、米国株も不安定な値動きが見込まれるなか、日経平均株価は上昇ピッチも早かったことから、短期的な調整局面があってもおかしくはない」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株が上昇。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株も高い。武田薬<4502>、中外薬<4519>などの医薬品株や、三井物産<8031>、三菱商<8058>などの卸売株も堅調。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株も上げた。東証業種別指数は全33業種のうち、12業種が上昇、21業種が下落した。
個別では、アイル<3854>、サンデン<6444>、IRJHD<6035>、BEENOS<3328>、ファーマF<2929>などが上昇。半面、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、ハークスレイ<7561>、新光電工<6967>などが下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,535.28 -0.52 -0.03% +4.85% +0.78% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,313.90 +0.81 +0.06% +5.02% +2.85% 15:00
日経平均株価
28,246.53 +12.24 +0.04% +7.95% -2.46% 15:15
日経500平均
2,534.82 +0.69 +0.03% +5.73% -6.54% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,969.05 -0.93 -0.05% +4.83% +0.61% 15:00
日経300指数
417.44 +0.18 +0.04% +4.87% +1.60% 15:15
東証REIT指数
2,024.09 +4.06 +0.20% +2.48% -5.91% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
972.50 +0.34 +0.04% +4.88% +5.24% 15:00
東証マザーズ指数
699.12 +19.90 +2.93% +7.15% -40.46% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,283.75 -4.15 -0.18% +4.57% -1.25% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,090.64 -5.21 -0.25% +4.47% -3.40% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,006.06 +1.99 +0.10% +5.22% -0.48% 15:00
中国 上海総合指数
3,238.95 -24.84 -0.76% +6.69% -10.30% 17:29
中国 上海A株指数
3,393.63 -26.07 -0.76% +7.79% -10.34% 17:29
中国 深センA株指数
2,140.22 -39.52 -1.81% +9.64% -14.65% 16:00
中国 深セン成分指数
11,810.58 -222.68 -1.85% +9.71% -19.76% 16:00
中国 上海B株指数
309.29 -1.01 -0.32% +6.77% +20.92% 17:29
中国 深センB株指数
1,121.43 -4.27 -0.38% +8.71% -4.09% 16:00
中国 上海50A株指数
2,868.42 -10.89 -0.38% +6.43% -20.49% 17:29
中国 上海180A株指数
8,886.09 -39.83 -0.45% +6.87% -16.90% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,736.23 -21.00 -0.76% +7.82% -9.86% 17:29
中国 創業板指数
2,500.21 -76.12 -2.95% +12.21% -22.05% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
4,175.67 -44.14 -1.05% +6.53% -20.79% 16:00
中国 深セン総合指数
2,045.70 -37.73 -1.81% +9.63% -14.64% 16:00
日経平均
現在値 28,246.53↓ (22/06/09 15:15)
前日比 +12.24 (+0.04%)
始値 28,189.35 (09:00) 前日終値 28,234.29 (22/06/08)
高値 28,389.75 (14:11) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 28,189.35 (09:00) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日続伸、ファーストリテとソフトバンクGが2銘柄で約66円分押し上げ6/9 16:31 配信フィスコ
6月9日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり101銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均5日続伸。8日の米株式市場でNYダウは269ドル安と3日ぶり反落。経済協力開発機構(OECD)が世界経済の見通しを大幅に引き下げたことで景気後退懸念が強まった。原油価格や長期金利の上昇でインフレ高進への警戒感も強まり、引けにかけて下げ幅を拡大。ナスダック総合指数は-0.73%と3日ぶり反落。米株安を受けて日経平均は44.94円安からスタート。1ドル=134円台に乗せた円安進行を追い風に上昇に転じるとその後は徐々に上げ幅を拡大。後場中ごろには一時28389.75円(155.46円高)まで上昇し、1月18日以来となる高値を記録。ただ、円安進行の一服やアジア市況の下落が影響し、大引けにかけては急速に上げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比12.24円高の28246.53円となった。東証プライム市場の売買高は12億8727万株、売買代金は3兆2139億円だった。セクターでは鉱業、石油・石炭、その他製品などが上昇率上位となった一方、海運、証券・商品先物取引、電気・ガスが下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の43%、対して値下がり銘柄は52%となった。
値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約46円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、アステラス薬<4503>、ヤマハ<7951>、オムロン<6645>、バンナムHD<7832>、テルモ<4543>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約45円押し下げた。同2位はアドバンテ<6857>となり、信越化<4063>、ファナック<6954>、富士フイルム<4901>、KDDI<9433>、太陽誘電<6976>がつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 28246.53(+12.24)
値上がり銘柄数 113(寄与度+160.77)
値下がり銘柄数 101(寄与度-148.53)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 69830 1330 +46.74
<9984> ソフトバンクG 5659 96 +20.24
<4503> アステラス薬 2127 37 +6.50
<7951> ヤマハ 5830 180 +6.33
<6645> オムロン 7639 149 +5.24
<7832> バンナムHD 9926 128 +4.50
<4543> テルモ 4170 27 +3.80
<4519> 中外薬 3666 36 +3.80
<7974> 任天堂 59900 950 +3.34
<9613> NTTデータ 1980 16 +2.81
<3659> ネクソン 3275 40 +2.81
<7269> スズキ 4100 77 +2.71
<6506> 安川電 4815 75 +2.64
<8031> 三井物産 3511 70 +2.46
<4523> エーザイ 5486 56 +1.97
<8830> 住友不 3702 56 +1.97
<7270> SUBARU 2546.5 53 +1.86
<6952> カシオ計 1316 50 +1.76
<7203> トヨタ自 2239 9 +1.58
<6305> 日立建機 3415 45 +1.58
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 57510 -1290 -45.33
<6857> アドバンテス 8570 -220 -15.46
<4063> 信越化 18335 -220 -7.73
<6954> ファナック 21980 -175 -6.15
<4901> 富士フイルム 7421 -154 -5.41
<9433> KDDI 4480 -24 -5.06
<6976> 太陽誘電 5650 -130 -4.57
<9107> 川崎船 9260 -1160 -4.08
<6981> 村田製 8655 -140 -3.94
<6971> 京セラ 7567 -45 -3.16
<9104> 商船三井 3220 -270 -2.85
<9101> 郵船 9850 -740 -2.60
<9766> コナミHD 8680 -70 -2.46
<6098> リクルートHD 4581 -22 -2.32
<7735> スクリーンHD 11760 -330 -2.32
<6753> シャープ 1024 -62 -2.18
<6988> 日東電 9820 -60 -2.11
<1963> 日揮HD 2008 -57 -2.00
<6758> ソニーG 12290 -55 -1.93
<6762> TDK 4755 -15 -1.58
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,969.05↓ (22/06/09 15:00)
前日比 -0.93 (-0.05%)
始値 1,966.01 (09:00) 前日終値 1,969.98 (22/06/08)
高値 1,978.39 (14:11) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,965.39 (09:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:海運業が下落率トップ6/9 15:40 配信フィスコ
海運業が下落率トップ。そのほか証券業、電力・ガス業、鉄鋼、電気機器なども下落。一方、鉱業が上昇率トップ。そのほか石油・石炭製品、その他製品、繊維業、医薬品なども上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 鉱業 / 505.89 / 3.23
2. 石油・石炭製品 / 1,359.49 / 1.51
3. その他製品 / 3,787.67 / 1.02
4. 繊維業 / 586.01 / 1.00
5. 医薬品 / 3,151.49 / 0.80
6. 卸売業 / 2,211.19 / 0.65
7. 銀行業 / 158.49 / 0.58
8. 輸送用機器 / 3,538.33 / 0.57
9. 不動産業 / 1,554.36 / 0.50
10. 情報・通信業 / 4,875.26 / 0.50
11. 水産・農林業 / 489.13 / 0.33
12. 陸運業 / 1,830.09 / 0.23
13. サービス業 / 2,493.14 / -0.06
14. 機械 / 2,309.33 / -0.08
15. 食料品 / 1,664.78 / -0.11
16. ゴム製品 / 3,612.89 / -0.12
17. 倉庫・運輸関連業 / 2,060.11 / -0.16
18. 建設業 / 1,132.13 / -0.17
19. 精密機器 / 10,142.75 / -0.23
20. パルプ・紙 / 447.85 / -0.27
21. 小売業 / 1,279.4 / -0.34
22. 非鉄金属 / 1,085.99 / -0.35
23. ガラス・土石製品 / 1,124.59 / -0.43
24. 空運業 / 200.34 / -0.50
25. 保険業 / 1,316.9 / -0.50
26. その他金融業 / 726.1 / -0.51
27. 化学工業 / 2,122.81 / -0.67
28. 金属製品 / 1,210.37 / -0.69
29. 電気機器 / 3,566.47 / -0.70
30. 鉄鋼 / 490.9 / -0.91
31. 電力・ガス業 / 380.08 / -0.92
32. 証券業 / 357.7 / -0.95
33. 海運業 / 1,146.82 / -7.78
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,739.85↓ (22/06/09 15:00)
前日比 -4.59 (-0.03%)
始値 17,703.09 (09:00) 前日終値 17,744.44 (22/06/08)
高値 17,825.46 (14:11) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,700.45 (09:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 1,013.09 (22/06/09 --:--)
前日比 -0.44 (-0.04%)
前日終値 1,013.53 (22/06/08)
東証スタンダード市場指数
現在値 989.93 (22/06/09 --:--)
前日比 +0.58 (+0.06%)
前日終値 989.35 (22/06/08)
東証グロース市場指数
現在値 885.50 (22/06/09 --:--)
前日比 +23.59 (+2.74%)
前日終値 861.91 (22/06/08)
東証グロ-ス指数は大幅続伸、出遅れ感のあるグロース銘柄に物色向かう/グロース市況6/9 16:42 配信フィスコ
東証グロース市場指数:885.50 (+23.59)
出来高:1億1108万株
売買代金:938億円
東証マザーズ指数:699.12 (+19.90)
出来高:1億1634万株
売買代金:995億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって大幅に続伸、値上がり銘柄数は322、値下り銘柄数は113、変わらずは27。本日のグロース市場は堅調な展開となった。前日8日の米株式市場のNYダウは269.24ドル安(-0.81%安)と反落。経済協力開発機構(OECD)が世界経済の見通しを大幅に引き下げたことを背景に成長鈍化を警戒した動きが広がった。また、米長期金利が再び3%台に達したことが重しに、天然ガス、原油価格の上昇でインフレ高進への警戒も強まった。ナスダック総合指数も反落、軟調な展開となった米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は大幅に続伸した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後、朝方に大きく上げ幅を拡げた。その後買い一巡感が台頭したものの、後場から再度上げ幅をじりじりと拡げる展開となった。米長期金利が再度上昇したが、連日の日経平均の続伸劇を背景に連れ高となり、多くの時価総額上位銘柄が堅調に推移して指数を押し上げた。東証グロース市場銘柄は東証プライム銘柄に比べて出遅れ感や値頃感があったため、個人投資家の物色が旺盛となった可能性がある。そのほか、前日に上場したANYCOLOR<5032>が公開価格の約3.1倍で初値を付けた後ストップ高買い気配で取引を終えており、注目銘柄に対する個人投資家の物色意欲の高さが確認された。依然として出来高や売買代金は低調だったものの、東証グロース市場Core指数は4.85%高、東証マザーズ指数は2.93%高となった。個別では、23年3月期の営業損益予想を1.26億円の黒字と発表したホープ<6195>が29%高のストップ高比例配分で値上がり率トップとなったほか、運営する脱炭素エネルギーファンドに新たに三井住友信託銀行が出資すると発表したENECHANGE<4169>が14%高のストップ高となった。また、自社株買いの実施を発表したエーアイ<4388>が9%高となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>が10%高、ビジョナル<4194>やJTOWER<4485>なども上昇した。値上がり率上位には、アララ<4015>、ヘリオス<4593>などが顔を出した。一方、前日から売り優勢の展開が続いているHANATOUR<6561>が10%安で値下がり率トップに。23年1月期第1四半期の営業損益は黒字転換も進捗率8%にとどまったことが嫌気されたハウテレビジョン<7064>が9%安、軟調な展開が続いている東京通信<7359>が7%安となった。値下り率上位には、シェアリングテクノロジー<3989>、モダリス<4883>、エフ・コード<9211>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、ビジョナル、フリー、JTOWERなどが上昇した。
マザーズ指数
現在値 699.12↓ (22/06/09 15:00)
前日比 +19.90 (+2.93%)
始値 680.63 (09:00) 前日終値 679.22 (22/06/08)
高値 700.75 (14:21) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 679.66 (09:00) 年初来安値 620.63 (22/05/12)
東証REIT指数
現在値 2,024.09↓ (22/06/09 15:00)
前日比 +4.06 (+0.20%)
始値 2,017.28 (09:00) 前日終値 2,020.03 (22/06/08)
高値 2,025.32 (14:18) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 2,013.86 (11:00) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 20.22↓ (22/06/09 15:20)
前日比 +0.78 (+4.01%)
始値 19.43 (09:00) 前日終値 19.44 (22/06/08)
高値 20.42 (15:02) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 19.24 (09:09) 年初来安値 18.01 (22/01/05)
日経VI:上昇、株価底堅いが短期的な上げピッチの速さを警戒し20を上回る6/9 16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は9日、前日比+0.78(上昇率4.01%)の20.22と上昇した。なお、高値は20.42、安値は19.24。今日の東京株式市場は売り買いが交錯する形で始まり、その後、日経225先物は概ね底堅い動きとなった。市場では昨日までの4日続伸で短期的な上げピッチの速さを警戒する向きもあり、今日は株価は底堅く推移したものの投資家心理の改善につながらず、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を上回って本日を終えた。
日経平均先物
現在値 28,140.00↑ (22/06/09 06:00)
前日比 -50.00 (-0.18%)
高値 28,280.00 (22:49) 始値 28,200.00 (16:30)
安値 28,100.00 (02:33) 前日終値 28,190.00 (22/06/08)
TOPIX先物
現在値 1,958.50↓ (22/06/09 06:00)
前日比 -8.50 (-0.43%)
高値 1,971.00 (22:57) 始値 1,967.50 (16:30)
安値 1,958.50 (02:35) 前日終値 1,967.00 (22/06/08)
JPX日経400先物
現在値 17,645.00↓ (22/06/09 06:00)
前日比 -60.00 (-0.34%)
高値 17,750.00 (22:57) 始値 17,715.00 (16:30)
安値 17,635.00 (02:40) 前日終値 17,705.00 (22/06/08)
東証マザーズ指数先物
現在値 680.00↓ (22/06/09 06:00)
前日比 0.00 (0.00%)
高値 687.00 (22:51) 始値 679.00 (16:30)
安値 676.00 (17:16) 前日終値 680.00 (22/06/08)
NYダウ先物 円建
現在値 32,906.00↓ (22/06/09 05:41)
前日比 -159.00 (-0.48%)
高値 33,140.00 (01:03) 始値 33,051.00 (16:30)
安値 32,798.00 (03:28) 前日終値 33,065.00 (22/06/08)
CME日経平均先物 円建
現在値 28,140.00 (22/06/08 15:59 CST)
前日比 -70.00 (-0.25%)
高値 28,285.00 始値 28,155.00
安値 28,085.00 前日終値 28,210.00 (22/06/07)
SGX日経平均先物
現在値 28,115.00↓ (22/06/09 05:08 SGT)
前日比 -95.00 (-0.34%)
高値 28,285.00 始値 28,205.00
安値 28,105.00 前日終値 28,210.00 (22/06/08)
長期国債先物
現在値 149.450↓ (22/06/09 05:54)
前日比 -0.100 (-0.07%)
高値 149.590 (16:08) 始値 149.550 (15:30)
安値 149.440 (05:49) 前日終値 149.550 (22/06/08)
9日の日本国債市場概況:債券先物は149円65銭で終了6/9 16:44 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年6月限
寄付149円52銭 高値149円66銭 安値149円50銭 引け149円65銭
売買高総計10306枚
2年 437回 -0.075%
5年 151回 -0.015%
10年 366回 0.245%
20年 180回 0.775%
債券先物6月限は、149円52銭で取引を開始。前日NY市場での米長期金利上昇を受けて売りが先行し、149円50銭まで下げた。その後、日銀が指し値オペを継続し、財務省の流動性供給入札の結果はやや強めとの見方になったことから買いが優勢になり、149円66銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は2.76%、10年債は3.01%、30年債は3.16%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は1.33%、英国債は2.24%、オーストラリア10年債は3.60%、NZ10年債は3.83%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.055 (22/06/09 02:05)
前日比 +0.002
日本国債5年
年利回り -0.006 (22/06/09 02:05)
前日比 +0.004
日本国債10年
年利回り 0.248 (22/06/09 02:05)
前日比 +0.003
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は大半が下落した。欧州中央銀行(ECB)の政策会合を
控え、利上げ見通しが世界の投資家心理を悪化させた。一方、原油価格の上昇がインフレと景気減速への懸
念を再びかき立てた。
ECBはこの日の政策会合で、国債などを買い入れる量的緩和策の月内での終了を決めると予想されて
いる。米国の中銀に当たる米連邦準備制度理事会(FRB)は来週の政策会合で0.50%利上げするとの
見方が大勢だ。
メイバンクのアナリストは「ECBの利上げは予想されていないが、5月の(ユーロ圏)消費者物価指
数(上昇率)が過去最高を記録したことを踏まえ、予想より早期の0.25%利上げの可能性を排除すべき
ではない」と述べた。
アジアの中銀も物価高騰を抑えるため、利上げを開始している。直近ではインド中銀が8日に0.50
%利上げした。一方タイ中銀は政策金利を据え置いたが、目先の利上げに道を開いた。
中国株式市場は5営業日ぶりに反落して引けた。上海市の一部区域が新型コロナウイルス対策のロック
ダウン(都市封鎖)を再び開始したことを受け、グロース(成長)株が下げを主導した。
上海総合指数終値は24.8391ポイント(0.76%)安の3238.9543。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数終値は
44.138ポイント(1.05%)安の4175.675。
上海中心部の閔行区では感染リスク管理を名目に住民の外出を2日間禁止する措置が取られた。同区の
住民は200万人強に上る。当局は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」で、11日に全住民を対象にP
CR検査を行い、検査完了後に封鎖を解除すると表明した。
上海市は、新型コロナ対策のロックダウンで失った外国企業の信頼を回復しようと、外国企業と対話す
る機会を数多く設け、いったん出国していた駐在員の再入国に関する規制を緩和するなど、さまざまな努力
を続けている。
中国税関総署が9日に公表した5月の貿易統計によると、ドル建て輸出は前年比16.9%増加し、伸
び率はアナリスト予想を上回った。輸入も4.1%増加し、3カ月ぶりに拡大した。コロナ規制の緩和で物
流の停滞が解消されたことが背景にある。
このところの上昇をけん引してきたグロース株は利食い売りで下落。半導体株は3.4%
安、新エネルギー企業株は1.6%安。
その他のセクターでは、観光、ヘルスケア、自動車がいずれも2
%超下げた。
半面、不動産開発は2%高、銀行は1.4%高、建設エンジニアリング<.CS
I399995>は1.2%高。
中国の主要都市が今年実施した初回の土地入札では、不動産開発業者からの需要が総じて減り、価格が
上昇した都市数は少なくなった。一方、上海はロックダウンから脱したことにより販売が回復した。[nL4N2
XW1Q6]
香港市場も反落して終了した。
ハンセン指数終値は145.54ポイント(0.66%)安の2万1869.05。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は73.25ポイント(0.95%)安の7606
.35。
前日に4.8%急伸したハンセンテック指数は1.4%下落。
本土系ディベロッパー株は1.8%上昇した。
ソウル株式市場は小幅安。中国の貿易統計で輸出が予想を上回ったことで楽観ムードが流れたが、米イ
ンフレ統計をめぐる懸念に打ち消された形となった。
総合株価指数(KOSPI)は一時0.74%下げ、取引時間中としては2週間ぶりの安値を付けた。
5月の中国貿易統計で、輸出は前年同月比2桁の伸びを記録。予想を大幅に上回り、中国経済にとって
明るい兆しとなった。
ただ、上海の一部地域でロックダウン(都市封鎖)が新たに始まったことを受けて、投資家心理は抑制
されたままだった。
週内に米消費者物価指数(CPI)統計を控えた警戒感もあった。サムスン証券のアナリストによれば
、CPIは上昇が加速するリスクがより高い。
ハイテク大手のサムスン電子が0.15%安。半導体大手SKハイニックスは
0.47%安。電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.71%安。
外国人投資家は9464億ウォン(約7億5320万ドル)相当の売り越し。売越額は3月7日以来、
最大となった。
シドニー株式市場は反落し、約4週間ぶりの安値近くで引けた。オーストラリア準備銀行(RBA、中
央銀行)による20年超ぶりの大幅利上げに伴い、住宅市場をめぐる懸念が強まり、銀行株が一段安となっ
た。
モーニングスターのシニア株式アナリストは「住宅所有者がどのように利上げに対応するかに注目が集
まっている」と述べた。
金融株指数は4日続落し2.1%安。四大銀行は2.3-3.7%下落。7日の豪中銀による
利上げで、住宅市場の急落に懸念が広がった。
資源株指数も下落率上位だった。中国の製鉄工場における収益性の低下が投資家心理を圧迫。
軟調な鉄鉱石価格を背景に2.4%安となった。BHPグループは2.4%安、リオ・ティント<R
IO.AX>は1.2%安。
一方、エネルギー株指数は0.56%高。石油・ガス採掘大手ウッドサイド・エナジー・グル
ープは1.9%上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3238.9543 - 24.8391 - 0.76 3259.4899 3270.5571 3223.4751 前営業日終値 3263.7934
中国 CSI300指数 4175.675 -44.138 -1.05 4211.723 4227.448 4160.881 前営業日終値 4219.812
香港 ハンセン指数 21869.05 -145.54 -0.66 22121.53 22142.82 21737.94 前営業日終値 22014.59
香港 ハンセン中国株指数 7606.35 -73.25 -0.95 7729.55 7747.20 7542.43 前営業日終値 7679.60
韓国 総合株価指数 2625.44 -0.71 -0.03 2618.92 2627.88 2606.61 前営業日終値 2626.15
台湾 加権指数 16621.34 -49.17 -0.29 16643.95 16643.95 16557.54 前営業日終値 16670.51
豪 S&P/ASX指数 7019.70 -101.40 -1.42 7121.10 7121.10 7019.70 前営業日終値 7121.10
シンガポール ST指数 3209.62 -16.18 -0.50 3219.12 3225.26 3198.38 前営業日終値 3225.80
マレーシア 総合株価指数 1509.71 -14.15 -0.93 1523.31 1526.83 1508.00 前営業日終値 1523.86
インドネシア 総合株価指数 7182.830 -10.484 -0.15 7186.892 7257.997 7174.82 前営業日終値 7193.314
フィリピン 総合株価指数 6758.59 -11.03 -0.16 6796.38 6796.38 6684.63 前営業日終値 6769.62
ベトナム VN指数 1307.80 -0.11 -0.01 1307.91 1312.44 1300.85 前営業日終値 1307.91
タイ SET指数 1641.34 +4.45 +0.27 1637.53 1646.44 1636.20 前営業日終値 1636.89
インド SENSEX指数 55320.28 +427.79 +0.78 54514.17 55366.84 54507.41 前営業日終値 54892.49
インド NSE指数 16478.10 +121.85 +0.74 16263.85 16492.80 16243.85 前営業日終値 16356.25
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド11,211.31▼0.49%-54.93H:11,267.32L:11,160.7506/09
[CFD] 日本 日経平均28,208.90日経比:-37▼0.13%H:28,402L:28,16500:58
中国 上海B株309.29▼0.32%-1.01H:310.71L:306.7306/09
中国 上海A株3,393.63▼0.76%-26.07H:3,426.91L:3,377.3406/09
中国 深セン成分11,810.58▼1.85%-222.68H:12,006.02L:11,761.2106/09
中国 深センB株1,121.43▼0.38%-4.27H:1,128.86L:1,118.2706/09
中国 深センA株2,140.22▼1.81%-39.52H:2,174.46L:2,131.2006/09
[CFD] HangSeng サンデー21,664.20指数比:-180▼0.83%H:22,328L:21,61100:58
香港 レッドチップ指数3,874.08▼1.42%-55.93H:3,903.84L:3,864.6606/09
9日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安で5日ぶり反落、ハイテクと消費に売り6/9 16:54 配信フィスコ
9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比24.84ポイント(0.76%)安の3238.95ポイント(上海A株指数は0.76%安の3393.63ポイント)と5日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。取引時間中に公表された5月の貿易統計では、輸出の伸びが大幅に上振れたものの、市場の反応は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ITハイテク関連の下げが目立つ。半導体モジュール設計・生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が8.9%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が4.5%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が4.3%安、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)が3.8%安で引けた。
消費関連株も安い。自動車の長城汽車(601633/SH)が4.8%、酒造の重慶ビール(600132/SH)が3.8%、スーパーの永輝超市(601933/SH)が3.0%、家電の海爾智家(600690/SH)が3.3%、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.4%ずつ下落した。医薬品株、インフラ関連株、素材株、運輸株、公益株なども売られている。
半面、金融株はしっかり。興業銀行(601166/SH)が2.9%高、招商銀行(600036/SH)が1.9%高、中国人民保険集団(601319/SH)が2.4%高で取引を終えた。不動産株、エネルギー株も買われている。
他の個別株動向では、自動車卸しの国機汽車(600335/SH)がストップ高。同社の電気自動車(EV)部門に、配車サービス大手の滴滴出行(DIDI/NYSE)が資本参加するもよう――などと報じられた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.01ポイント(0.32%)安の309.29ポイント、深センB株指数が4.27ポイント(0.38%)安の1121.43ポイントで終了した。
9日の香港市場概況:ハンセン0.7%安で反落、海運セクター急落6/9 18:00 配信フィスコ
9日の香港市場は、主要66銘柄で構成されるハンセン指数が前日比145.54ポイント(0.66%)安の21869.05ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が73.25ポイント(0.95%)安の7606.35ポイントとそろって反落した。売買代金は1637億260万香港ドルに縮小している(8日は1840億2830万香港ドル)。
前日に急伸した反動で売られる流れ。ハンセン指数は昨日、約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。取引時間中に今年5月の中国貿易統計が公表され、輸出の伸びが大幅に上振れたものの、市場の反応は限定された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が5.8%安、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が5.1%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(6862/HK)が5.0%安、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が4.4%安と下げが目立った。
セクター別では、海運が安い。東方海外(316/HK)が11.4%、中遠海運HD(1919/HK)が7.7%、中遠海運能源運輸(1138/HK)が7.5%、太平洋航運集団(2343/HK)が6.3%ずつ下落した。
スポーツ用品や家電など消費セクターもさえない。上記した安踏体育用品のほか、李寧(2331/HK)が4.3%安、創維集団(スカイワース・グループ:751/HK)が8.8%安、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が1.7%安引けた。
半面、管理サービスやデベロッパーの中国不動産セクターは高い。雅居楽雅生活服務(3319/HK)が2.3%、融創服務HD(1516/HK)が2.0%、碧桂園服務HD(6098/HK)が1.8%、中国金茂HD(817/HK)が2.4%、碧桂園HD(2007/HK)が2.2%ずつ上昇した。
教育サービスの銘柄群も物色される。新東方教育科技集団(9901/HK)が10.0%高、民生教育集団(1569/HK)が9.7%高、中国教育集団HD(839/HK)が4.7%高、中国東方教育HD(667/HK)が1.7%高と値を上げた。
一方、本土市場は5日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.76%安の3238.95ポイントで取引を終了した。ITハイテク株が安い。消費関連株、医薬品株、インフラ関連株、素材株、運輸株、公益株なども売られた。半面、金融株は高い。不動産株、エネルギー株も買われた。