1300万円余詐取 市職員懲戒免職
NHK 4月7日 22時02分
神奈川県小田原市で、児童手当などの資格認定を担当していた職員が、実在しない受給者を登録するなどして総額1300万円余りをだまし取っていたことが分かり、市はこの職員を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、小田原市の子育て政策課の元主事の30歳の男です。
小田原市によりますと、元主事はかつて児童手当を受け取っていた市民などの登録番号を用いて実在しない受給者を登録し、平成23年6月からことし3月にかけて合わせて50回、総額およそ1360万円を自分の口座に振り込ませて、だまし取っていたということです。
元主事は、平成22年に職員に採用され、受給者の資格の認定や振込先の確認などの業務を担当していたということで、先月末、支給額が不自然に多く、振り込み先が元主事と同じ名前の通知書を同僚の職員が見つけ、不正が明らかになったということです。
元主事は「生活費や住宅の建築費などに使った。全額返済する」と話しているということですが、小田原市では警察に刑事告訴する方針です。
小田原市の加藤憲一市長は、「このような不祥事を起こしてしまい、誠に申し訳ございません」と述べ、自らと副市長など関係する職員を減給処分とするとともに、確認体制の強化など防止策を図るとしています。
NHK 4月7日 22時02分
神奈川県小田原市で、児童手当などの資格認定を担当していた職員が、実在しない受給者を登録するなどして総額1300万円余りをだまし取っていたことが分かり、市はこの職員を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、小田原市の子育て政策課の元主事の30歳の男です。
小田原市によりますと、元主事はかつて児童手当を受け取っていた市民などの登録番号を用いて実在しない受給者を登録し、平成23年6月からことし3月にかけて合わせて50回、総額およそ1360万円を自分の口座に振り込ませて、だまし取っていたということです。
元主事は、平成22年に職員に採用され、受給者の資格の認定や振込先の確認などの業務を担当していたということで、先月末、支給額が不自然に多く、振り込み先が元主事と同じ名前の通知書を同僚の職員が見つけ、不正が明らかになったということです。
元主事は「生活費や住宅の建築費などに使った。全額返済する」と話しているということですが、小田原市では警察に刑事告訴する方針です。
小田原市の加藤憲一市長は、「このような不祥事を起こしてしまい、誠に申し訳ございません」と述べ、自らと副市長など関係する職員を減給処分とするとともに、確認体制の強化など防止策を図るとしています。