顔を見れば誰もが知っているという御方たちが、秋の編成を前にして姿を消すシーンが続出するみたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000001-gen-ent
ま、テレビマネーというものが常軌を逸していたという点も否めないからなぁ。
ところで、最近のテレビ視聴率を見る限り、30%越えの視聴率番組なんてまれ。20越えれば大成功だし、そんな番組はごくわずか。
ブロードキャスターというTBS系の番組にしたって、平均で12%ソコソコ取っており、今のテレビ番組事情を考えると決して悪くないと思われるが、何せ、メインキャスターの福留さんのギャラがそれに見合っていないとかで、9月一杯での打ち切りが決定した。
ところで、大阪ローカルだが、月~金の昼間が割りと面白い。13:55から「ミヤネ屋」(読売)、14:00から「ちちんぷいぷい」(毎日)、15:55から「ムーブ」(朝日)、といったラインアップだが、一つのニュースを深く掘り下げて取り上げており、かつて東京のキー局が放送していた情報番組よりも面白い内容となっている。もっとも、出演しているコメンテーターが、東京キー局製作の朝の情報番組とほとんど変わらない面々という点については辟易している面もあるが。
よく今は、東京一極集中化、地方は衰退の一途というように言われるが、ことテレビ番組についていえば、東京製作の番組を地方へも流したところで、プライムタイムや、日曜朝の番組の時間帯はともかく、それ以外の時間帯の番組について言うならば、むしろ地方独自の番組のほうが面白いかもしれない。つまり、東京中心の情報を押し付けるようなやり方が通用しなくなっているのかも。
それが証拠に、プロ野球中継についていえば、東京での視聴率は惨憺たる様相らしいが、大阪、名古屋、九州、北海道では概ね20%台をキープするという、超優良ソフトとなっている。
競馬でも、フジテレビの「みんなのケイバ」の評判は相も変わらずよくないらしく、関西テレビのドリーム競馬と両方見れる地域(豊橋や浜松あたりの地域。また、富山あたりでも両方見れる)だと、圧倒的にドリーム競馬のほうが評価が高いみたい。
今でも情報ツールとして最も欠かせない存在であるテレビについていえば、東京一極集中が必ずしも機能しているとはいえないといえるかもしれない。