面白い記事があった。
http://sweetair.net/dairy_report/2008/06/f.html
これによると、F2を7レース制とし、しかも7車立てとした上で、4着以下の賞金をゼロにするというもの。
ま、このニュースソースの出所は明らかにされていないが、あながちウソな話じゃないと思う。しかしながら、これが実現するといよいよF2は消えてなくなるかもしれないな。というか、これだったらなくしたほうがいいかも。
しかもF2は7レース制だろ。チャレンジ、つまり現在のA3戦はいずれ廃止されると考えたほうがいいのかも。となると、現在約1000名ほどいるA3選手は全ていらないってことになるな。
ま、中にはチャレンジのレースはとりやすいというファンもいる。確かにメンバーの強弱がはっきりしているため、そうした話に繋がるのは確かだろう。でも今年正月、向日町でチャレンジを見たけど、要は下手なレースをしても勝てるといった内容が目立ち、見るレースとしては非常に心もとない。
見るレースとして心もとなければ、要はいずれ車券面においても「飽き」というものが来るんじゃないか。要は概ね配当が低い。また、本命が飛べば信じられないほどの穴が出る。ということは、結果的にやられるのは目に見えている、ということ。
そうではなくて、やられるケースがほとんどだけど、たまに少し儲かるとか、損してもわずかだったとか、そういった形の繰り返しならば、繰り返し賭けたくなるものじゃないのかな。
もっとも、A級の上位レベルについていえば、チャレンジほどの買いやすさはないにせよ、割と実力伯仲の展開が少なくない。ただ選手のなじみが薄いだけに、9名だとS級以上に難しくなるといった錯覚に陥りやすい。ま、試験的に7車にしたほうがいいんじゃないか。
もっと踏み込んでいうならば、S級とA級とでは、「天と地」ほどの差があるということを選手に思い知らしめることが大事。A級だと4着以下に落ちればカネがでない、出なけりゃどうなるのか?といった危機感を煽ることによって、S級の連中にも危機感を煽らせる。今の競輪に欠けているのはまさにこれ。下でソコソコ何とかやっていけますわ、では今の時代通用しない以上、面白い話じゃないかと思うが。
もっとも、最初にも言ったが、こういった形にするんだったら、F2は本当にいらない。