公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

よく頑張ったよ

2007-12-04 22:35:23 | 競輪

コンドル日記 TOOL4より

全日本選抜は終了しました。楽しみにしていただけに、張り切っていた分、疲れはドッと来てます。幸い熊本の本場は普段の倍近くの入場者で盛り上がり、久し振りに商売に成りましたが、目標155億には到底及ばす、142億6446万9700円は、前年の平より5億下回り、全日本選抜では最悪の数字。予期してた事とは云え、いざ現実のものと成ればショック。それは、この開催に命を懸けていた藤山所長の心情を想っての事。厳しくても、2日後にはFⅡ開催があり、広島記念・伊東記念・久留米記念の場外。その合い間には小倉ナイターが2節。又休み無しで、「きつい」とかは言えない状態。「倒れる、倒れる」と同情を買い乍ら、多分元気に飛び回ってる事と思います。


確かに昨年の大会よりも5億ほど売り上げは下回り、おまけに目標にもはるかに及ばない数字ではあったが、この大会といえば2003年以降毎年10億近く売り上げを落とし続けていたので、その半分にまで抑えたという点では評価できるのではないか?甘いか?

特に最終日は41億を越えていた。こちらも一昨年の岸和田、昨年の平の最終日よりも下回ったけど、平日決勝日でこれだけの数字を挙げられたという点についても評価してもいいんじゃないかな。それと今日サテライト阪神へ行って本場の模様を見て思ったのだが、メインスタンドだけ見れば満員の状態だったし、私もかつて入ったことがあった悪名高き?バック指定席も改装していて、ほとんど席も埋まっていた。改装前のガラガラぶりとは雲泥の差。

ま、競輪の現状なんてそんなもの。140億も厳しいと思っていただけに142億は御の字。しかしT社長は膝から崩れ落ちるほどのショックぶりだな。

やはり、新たな客層が競輪の場合、ほとんど見られないからなぁ。熱心に買い続けてくれている、キャリア・ン十年というオールドファンにばかりに頼り続けていると、やはり先細りは避けて通れない。競輪の場合、まずは新たな客層を呼ぶ策を考えないとダメだって。

そう考えると、世界選などの国際大会へと目を向け、しかもそこで結果を残すというのは大事であり、また競輪をPRする格好の宣伝材料となるはず。

今日日本テレビ系で北京五輪の特集番組が組まれ、おまけとして?全日本選抜の決勝の中継が放送されたが、北津留と井上のドキュメントを見ていたら割と面白かった。あのような取り上げ方をされると競輪ってすごいスポーツなんだな、と感じる人も何人か必ずいると思うんだが・・・

施行者や業界が頑張っても、今の競輪の現状を考えたら、上記の数字が妥当なところだって。あとは選手がいかに頑張るかだけだろ。ということは、選手が一番頑張ってないってことか?

コメント (5)
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