大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

病人ばかりみていると

2011年12月21日 | 仕事
先日、赤ちゃんの患者さんが来ました。
病気といえば病気やけど、予防すれば防げる病気で、そういう意味でもほっとするし、
若いパワーでかわいらしさを振りまくところも癒されます。

と、そう考えると、来る日も来る日も病人というか、整形外科なんで、けが人?
をみてると、私の心が疲れていることに気づきました。

以前、兄が経営している古本屋の店番をしたことがありますが、お客さんは自分の好きな本を買いに来ている
人ばからりで(そりゃそうや)、なんだか幸せ売ってる~感が満載でいいもんでした。

そのときに「自分って、間接的には幸せ売ってるかも知らんけど、基本、不幸になったわ~
と思ってくるのが患者」やな、と思ったんですが、今日は、
「そういうひとばっかりを相手をするって、結構、きついな~と」ふと思った!
というより、気づいたんですよ ついに・・・

多分、今日は特に「どよ~ん」とした精神的にもまいっている患者さんが続いたから
かも知れませんが、来週は、サンタよりも、私を癒してくれる子供の患者さんか、
あるいは、私をお世辞でもほめてくれる患者さんが来てくれること祈ろうっと。


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4 コメント

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こんばんは (はるか)
2011-12-25 17:53:30
ご縁が無い方がいいところなんで、知り合いに会ってもなんだか声掛けれないなぁって思います。
私は病院に勤務しだして、病気になって受診に来た父親に15年振りくらいに再会し、なんか因縁を感じました。
先生だって、ケガを治してあげて、それは他でもないお医者さんしかできないことなんで、来た時はドンヨリしてても、帰る時には明るく帰って頂く!
十分夢売ってますよ(^ー^)ノ
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はるかさんへ (管理者)
2011-12-26 17:34:43
久しぶりのコメントありがとうございます。そして励まし 愛を感じます 友達とは縁は切れても親子の縁、って難しいね・・・
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Unknown (Unknown)
2012-01-03 01:43:07
病気や怪我で辛そうにしている人と接するには、こちらもそれなりの体力や精神力が必要ですよね。
私もいろんな方たちと接する中で先生と同じような気持ちになり押し潰されそうに何度もなりました。
でも多分続けられたのは、患者さんからの「ありがとう」や笑顔があったり、辛い気持ちを理解してくれる同僚や先輩方が居てくれはったからだと思います。
私は医者ではないのでドクターの気持ちは良く知らないのですが、先生のblogを読んでいて、こんな風にいろんなことを考え感じているドクターに出会えた患者さんはすごくラッキーだなぁ~ってよく思います。
人間くささがあって素敵なドクターだと思います。
タイムラグのあるコメントをしてしまいすみません。

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Unknown さんへ (管理者)
2012-01-04 17:20:20
私をほめてくれる人がこんなところに ありがとうございます。よく周囲からは「私と言う人間」と「ブログ」とのギャップを感じる、と耳にしますが、そんなことないですよ~ Unknownさんもよき理解者に囲まれて幸せ者ですね。
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