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大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

寿命がわかればな~

2012年11月15日 | 仕事
年々増え続ける「肘部管症候群」の手術。

この病気って結構ひどくなるまで気づかず生活していて、いよいよ
悪くなってからくる患者さんが多いのが困りもん

どんな病気か?というと
肘の内側に神経(尺骨神経)がありますが、そこで神経が圧迫されて
小指や薬指がしびれたり、爪切りやマグカップが持てない、ボタンがはめれない
など、手が不器用になる病気です

原因は肘の変形があったり、糖尿病があったり・・・と色々で
やはり若者の病気ではない

つまり、60歳以降に多いんですが、これまた、最近は80歳代の患者
さんも来ます。
本人も不便やな~と感じながらも手術もな~
あと何年生きるかわからんしな~

確かに、じわじわ進行するので、手も使い勝手悪いなりにつかえてたりするし・・・

それで、いつも、私も患者さんも「寿命がわかってたらね~」と
話ながら結局は手術することになるんですが