犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

信号機が一つの散歩コースを歩く

2014-12-25 07:28:35 | 日記


 6時40分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の手前でヘアピンカーブを回って帰るコースを歩く。天頂から少し西に傾いた所に木星が見えた。空は晴れており風はない。東の空がかすかに赤くなっている。今頃になって気付いたが、このコースは信号機が一つしかない。国道沿いの歩道を歩いているのでその信号は大抵は青である。勿論、踏切もない。小さなことでも煩わしいと感じるとそのことが大きな抵抗感となって気持ちが萎えてくる。お気楽で我が儘な老人向きのコースである。

 犬も案外にこのコースが好きであるようだ。尤も犬はコースは関係なく散歩が好きなだけかもしれないが。それでも道端をよく嗅ぐのはここが犬の格好の散歩コースになっている証拠だろう。実際に散歩している犬の姿を見るのは稀であるが。

 このコースは短くあっという間に終盤を迎える。明るくなる前に大きな川に至る。簡易橋の3本の照明灯は消えていた。かつては昼まで点いていたのだ。

 橋を渡ったら東の空が見えるからか急に明るくなったような気がした。それで犬がよく見えるようになった。実にちょこまかと動き回る。感覚、とりわけ嗅覚がよく働いているからだ。感覚に合わせて微細な動きが出来る。室内では億劫の塊であるが外では機敏が毛皮をかぶっているようなのだ。

 7時15分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 海岸に出て浜に下り北に向かう。いつもは鼻を砂浜に付けているのに犬はある所から頭を上げ遠方を見つめて歩いた。首輪の辺りの毛がよく伸びウェーブがかかって光っている。犬目線になってその方向を見るが特に変わった物は見えない。突堤の先まで行って戻ってきて気が付いたのだが、工事現場との境のフェンスの下に猫が2匹いた。あれを見ていたのだ。が、離れていることもあってか、そちらに向かおうとはしなかった。

 帰路、公園で若い柴犬を連れた人と出会った。尻尾を3度絞られると犬はううううと唸った。

 4時半に帰着。

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