2015年10月21日の「中国はアメリカと敵対するのか?」の補足です。
- その後の出来事
10月下旬に、アメリカのイージス艦は中国が埋め立てた人工島の12海里内を航行したということです。しかし、たった1隻とはアメリカも腰が引けています。尖閣列島では中国船は最大4隻ですから。まだ本気では無いですね。というか、本気にならないでしょう。
外務省の元役人が、やっと米国が動いたと喝采していましたが、あまり他人の力をあてにしない方が良いと思います。アメリカは日本の外務省のために行動しているわけでは無いですから。
- メンツで思い出したこと
上記の「冷遇された習近平国家主席のアメリカ訪問」の中で、アメリカにメンツを潰されたのに「中国外務省は下品な言葉で非難したのでしょうか?」と書きましたが、以前に書いたブログを思い出しました。
2014年02月02日に「メディアに物申す その17 ~中国・韓国の人は誇り高く、日本人は低い?~」という文を書いていました。その末尾から引用すると
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インターネットを見ていると、記者や評論家より鋭い指摘をしている人がいます。その中に、中国人は「自分のメンツを重んじる」が、「相手のメンツは無視する」というのがありました。また、「メンツは上下関係によって決まる」という指摘もあり、「なるほど、そうだろうな」と妙に納得しました。詳しくは、下記参照。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11548293765.html
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強い相手(アメリカ)にメンツは無いけど、弱い相手(日本)にはメンツを重んじると言うことで納得します。強い相手にメンツなど言ってられないですよね。それに自分のメンツを大事にするのなら、他人のメンツなど気にしていられないのは当たり前です。
今まで中国を良く知っている日本人の一部が、中国人の「メンツ」を「誇り」と言い換えていたのには作為を感じます。
付け加えますと、上記ブログの筆者は中国在住だったにもかかわらず(在住だったから?)、中国に相当の嫌悪感をお持ちのようで、少し割り引いて丁度良いのかも?
2015.10.29
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