「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「霜月ついたち」

2022年11月01日 | 晴耕雨読

               

霜月、いよいよ畑に霜が降りて、どうかすると可愛らしい新芽を枯らしてしまう季節を迎えた。
早くに植えたタネは、どの野菜もいまは既に芽を出し、根を張りかけている。霜の寒さに負けまいと懸命に伸びようとしている。
タマネギは植えたばかりだが、こちらはまさに寒の寒さで大きく育つ作物なので、寒さ対策は特に必要ない。

それでも今年の場合は、草を取ってきれいにした畑には全て、マルチシートという黒い薄いビニールシートを被せた。タマネギは穴あきの「タマネギ用マルチシート」を奮発した。奮発というほどでもないかもしれないが、そんなことは全くしてこなかった昨年までよりは出費であり、コストアップになる。逆にその分、草取りの手間が省けたり、暖を保ってやれるので、収量は増えるかもしれない。
兎に角草が生えて来ないようにできることは、先ずはやってみる価値絶対ありである。

それに穴あきマルチは、株の間隔を一定に保てるので根っこ同士のせめぎ合いもなく、悠々と育つのであろう。いずれにしても草取りの腰の痛さをカバーしようという横着と、省エネ&手抜きの下心が見え隠れする。もっとも、この頃では出来るだけの省力化は基本中の基本である。などと言うとすぐに手を抜き過ぎていい加減な結果を招き、大きなシッペ返しを食うことになるからご用心ではある。

あれこれ思うみるに、スーパーの店頭価格が家計にボデーブローをかましてくる昨今。遅まきながらの目覚めで、隣の空き地の価値を見直している。
少しの投資はあっても、出来栄えのいい野菜づくりを目指すようになった。手遅れ!!というご指摘を頂きそうだが、さにあらず。老骨に鞭打つことこそが肝要、元気に長生きの秘訣でもあると考えよう。ものは言いようだ、これまでのサボり心を言い訳しているだけかも。それにしても、寒くなったね~。

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