
風の画家と称される、叙情的な画風が人気の日本画家「中島潔さん」が、先般清水寺塔頭成就院(京都市東山区)に、4部屋46面のふすま絵を奉納し好評を博したことを、NHK5月31日の放送で知った。
ふすま絵は、詩人金子みすゞの「大漁」をモデルに鰮(いわし)の大群を、1尾ずつ丁寧に描き込んだ力作に「かぐや姫」「風の故郷」で構成されていた。
朝焼け子焼けだ 大漁だ 大羽鰮の 大漁だ
浜はまつりの ようだけど 海のなかでは 何万の
鰮のとむらい するだろう
(金子みすゞ)
この詩の通り、「大漁」にはイワシの大群が描かれ、中島さんは「弱い命ほど一番輝く。それを表現した」と説明。
「ふすま絵には生きる姿を描いており、悲しいこと苦しいことがあっても、絵を見て一瞬それを忘れてもらえればうれしい」とも話されていた。

柔らかな筆使いで描き出される幼子のあどけない様子。風にひよる髪の毛一本までを鮮明にこの目に焼き付かせる絵は、1歳の孫悠雅君を思わせて気持ちが和む。
18歳で母との死別。67歳になった今も母への特別な思いは変わらないという。
そんな心の奥底に秘めた優しさが、このように多くの人を惹きつける表現力となるのだろう。
到底足元にも及ばないが、気持ちの持ち方くらいは近づきたいと思う。
ふすま絵は、詩人金子みすゞの「大漁」をモデルに鰮(いわし)の大群を、1尾ずつ丁寧に描き込んだ力作に「かぐや姫」「風の故郷」で構成されていた。
朝焼け子焼けだ 大漁だ 大羽鰮の 大漁だ
浜はまつりの ようだけど 海のなかでは 何万の
鰮のとむらい するだろう
(金子みすゞ)
この詩の通り、「大漁」にはイワシの大群が描かれ、中島さんは「弱い命ほど一番輝く。それを表現した」と説明。
「ふすま絵には生きる姿を描いており、悲しいこと苦しいことがあっても、絵を見て一瞬それを忘れてもらえればうれしい」とも話されていた。

柔らかな筆使いで描き出される幼子のあどけない様子。風にひよる髪の毛一本までを鮮明にこの目に焼き付かせる絵は、1歳の孫悠雅君を思わせて気持ちが和む。
18歳で母との死別。67歳になった今も母への特別な思いは変わらないという。
そんな心の奥底に秘めた優しさが、このように多くの人を惹きつける表現力となるのだろう。
到底足元にも及ばないが、気持ちの持ち方くらいは近づきたいと思う。
襖絵の概念がもろくも崩れました。
「慈悲の心を絵に」された言う事ですが、それは「観音様のお導きを感じた」と話されています。
中島氏からの希望でとのお話でしたが、“なるほどこれが現代”と、思いましたね。
鰮の大群が見たいです。すごいでしょうね。
それにしても、イワシ1尾1尾を丁寧に書き上げ、書く人の命を吹き込むふすま絵。
さぞかし本物は見事でしょうね。
古き良きものを、現代の新しさの中に調和させ、柔軟な見方・考え方が求められているようですね。
遅れないよう、ほどほどに付いていきましょうね。
色んな芸術家が、色んな才能を発揮して、我々を楽しませてくれますね。
イワシの大群、本物のふすま絵、じっくり眺めて見たいです。
国松裕子さんの潤んだ目、中島さんがお母さんへの思いを語っておられるときですね。心打つものがありました。
鰯の「弔い」の悲しい面にばかり目がいっていた、と。そこから転じて、天に昇ろうとする鰯の力強さ、生命力を描くことに変わっていく。最後の一匹に銀色の目を入れ…
まさに鰯も天に、優しい弔いになったのでしょうか。
母への想いがすべての根底にあるのでしょうか、ようわからんけれど。
中島さんの語り口も人をひきつけるものでした。
ちょっともったいぶって書きましたが、やはり男にとっての母親は、誰の思いも大きく違わないことを確認できたことだけでも収穫でした。あのいつも冷静な国谷 裕子キャスターが、中島潔さんを見詰める目が潤んでいたのは、見逃しませんでしたよ。keiさんも、ちゃんと押さえておられましたね。
そして、一尾一尾のいわしの命に対する思い入れを、異なる角度から捉えた感じ方もすっごく共感を呼ぶものだったような気がして、兎に角書き残しておきたいな…などと思ったんですよ。