春到来を思わせる暖かな日差し。風もない。
そんな陽気に誘われて、お友達から頂いた入場整理はがきを握って、NHK公開セミナー「平清盛」へ行ってみた。およそ50キロの道のり。海岸線をゆったり走る。心地いい。
今をときめく、NHK大河ドラマ「平清盛」人気の底力とでもいうのだろうか、会場に着いたころには長蛇の列。1600人入る会場がほぼ満席。
開館40周年記念イベントとあって、光市長さんの穏やかな笑顔の挨拶もいい。進行役のNHK山口放送局の若いアナウンサーの一生懸命さに、つい拍手したくなる。
ゲストは、平氏方の武将、伊藤忠清役で出演中の、元オリンピック水泳選手「藤本隆宏」さんと、平清盛チーフプロデューサー「磯 智明」さんのトークショー。
表に出ない撮影現場の生々しい話や、時代考証など、興味深い内容につい引き込まれる。
今夜オンエアーされた海賊船での戦闘シーン。海賊大将・兎丸役の加藤浩次さんは、立ち回りで鼻の横を本当に負傷して、自身の血が流れたのだそうだ。それを、如何にもメイクに見せかけながらそのまま撮影して、その後で治療した。とか、一日中かけて撮影しても、本番のテレビに流れるのはせいぜい10分くらい。今夜の1回分の撮影は、海上の戦闘シーンだけに手間がかかって、1週間以上を要したとか。
俳優稼業、実はこんなに大変なのだという生の声。こんな裏話を聞かされると「俳優などにならなくてよかった・・・」と負け惜しみながら思ってしまう。
それぞれがそれぞれの立場で、一つのドラマを作り上げることに精魂傾けているのがよくわかる。ゴロ~ンと寝そべって、お尻掻きながら観てはバチが当たりそう。
書物をひも解く時、書いた人の情熱やご苦労にに思いを致し、本はちゃんと姿勢を正し、感謝の気持ちで読むべきだ。という貴重なご意見も耳に残っている。
そうやって観る大河ドラマ、歴史の重さと共に一段と見応えを感じるようだ。
主役、脇役入れ乱れてのすさまじい乱闘、
孫と見ながら話してました。
「主役は兎も角、海賊役もこれでは大変だね」
「怪我するのもいるよな」
大河ドラマも戦の仕方がその時代でずいぶん違いますね。
信長の時代からすると当然ながら泥臭いって感じ。これは孫の言でした。
藤本隆宏さんは人柄がいいですね。とても好感を持ちました。
松山ケンイチがAパターンでもBパターンでもなく、本番でDパターンを演じるのは本当のようですよ。昨夜他の番組でも言っていました。
面白く生きたいという清盛像、気長に楽しみを見つけて観ていくようにしたいと思います。
正直今のところあんまり面白くなくって…。
ですが何でも積み重ねだから…。
たくさんの人が詰め掛けたトークヨーだったのですね。
思ってたことが中々言えなくて、
終了後は脇汗びっしょり。
録音したテープを聞いてみたら、散々な内容でした。
アナウンサーにはとてもなれないと、痛感した経験があります。
私もアイドルにならなくて良かった~。
ってそう言うことではございませんね?
仕事としてやるには何をやっても大変なのでしょう。
隣の芝生は青く綺麗に見えるものなんですよね。
以前、早朝番組でしたが「おはようさん」とラジオアナウンサーの軽快な口調で気持ち良く子供のお弁当作りをしていた頃のこと、40キロ離れたサテライトスタジオに来られると言うことで休みを取って観に行きました。
「あ~あガッカリ。声だけにしておけば良かった」と思ったことがありました。
まあ、お金を出して買って読むのですから、姿勢や態度まではちょっとお目こぼしが欲しいよね。
結構ギリギリのところまでリアリティを求めて、となると厳しいですね。
大河ドラマで歴史の背景や、ものの考え方、いくさの仕方まで、見方によっては色々参考になるものですね。
間違いなく本物でしたね。トークショーの通り、厳しい撮影に耐えるのですね。
生の現場の話、面白かったですね。
“いつも吼えているような・・・”まさに織田信長の若い時のようなハチャメチャな生き方。
あの中からいつか脱皮して、やがて武家社会の頭領に登り詰める・・・。
その変わり身や、その後の静なる清盛像に注目してみたいですね。