「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「再びのコロナ禍」

2020年06月25日 | ニュース・世相

                             
              そぼ降る雨に濡れて、だんだん頭を下げるアジサイ

全国的におおむね学校も再開され、都道府県またぎの異動制限も解除された。
商業活動の再開など、社会・経済が、少しずつではあるが、あるべき元の姿に戻ろうとしている。一日も早く「戻そうとする動き」も見えてくる。
人々の集合離散が最も大きいといわれるプロ野球も、7月10日から無観客制限を段階的ではあるが解禁の方針が示されている。

1月末に始まった「自分の体を自分が守る自粛」に始まって、感染拡大の推移に合わせた数々の段階を経て、移動禁止や商業活動の禁止。学校も臨時休校などなどあらゆる手段を講じて「クラスター」と呼ばれる集中的感染拡大を抑え込んできた。志村けんさんや岡江久美子さんの急死などによって、自粛の幅も深さも広がり、行政の方針以上に個人個人が気を付け、集団でコロナ禍と向き合い闘ってきた。ある意味、壮絶ともいえる闘いであった。

ここにきて、息絶え絶えに逼迫した観光産業や、レジャー施設の復活を後押しするとともに、人々の抑圧された感情を和らげ、お小遣いを消費する解放感を助長する動き、つまり従来通り普段の生活が戻りつつある。いいことだね~、大賛成だね~、と応援したい。
それでもコロナ禍を忘れるほど、野放図に、勝手気ままに振舞うことは許されない。そこは、日本人の民度の高さ、謙虚さを期待したい。

首都東京では昨日・今日と50人を前後する感染者の数である。これは決して収束に向かっている数値ではない。
しかも、日本の中心なのだから全国各地とのつながりも濃い。東京での感染者が減らないうちは、いつ全国的に第2波、つまり再びのコロナ禍が襲ってきてもおかしくない。そんな危険性を秘めている。目下都知事選で、各候補者もコロナどころではないのかもしれないが、日本の首都東京から発信される経済活動同様、コロナ菌も全国にばらまかれる可能性大である。

しばらくの間、こちらから東京へ出向くことは差し控える。だから東京から地方への菌輸出も避ける努力をしてほしい。
東京での感染者が限りなくゼロに近づけることこそ、コロナ禍収束の道標となる。と思っている。

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