「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「はなさかニャンコ」

2020年06月21日 | 家族・孫話

            
            アサガオ、待望の初咲き一輪

ちょうどいい塩梅に、倅の勤務体系と父の日が重なって、倅一家が里帰りしてきた。気の毒に、父の日のプレゼントまで用意して。
それほど裕福でもない彼らからの頂き物は、嬉しくて有難いけど「無理せんでええよ」と言いたくなる。
それよりなにより、7歳と3歳になった姫孫のお散歩相手をさせてくれるのが、ジジにとっては大きな贈り物となる。

今日も朝から畑でキューリやトマトをもいで、公園遊び、次いで青葉が茂り始めた岩国レンコンの田んぼ周辺を歩く散歩コース。
「ねえねえじいちゃん、はなさ・・・・はどこにあるの」という。「えっ?なに?」「はなさか・・・・」えっ?ようわからん。
何度も尋ねるうちに「はなさかニャンコ」よ、と7歳児がゆっくりと教えてくれた。それにしても、今まで聞いたことのない草花の名前。何それ?「ネコジャラシヨのことよ」。なんじゃ、ネコジャラシのことか。そういえばいいのに、誰が名づけたかややこしい名前ではある。

朝顔の一番咲きが顔を見せるこの時期、ネコジャラシはもうないよね~。そんな説明をしながら戻ってくると「じいちゃんアサガオが咲いてるよ」と指をさす。今日か明日かと一番咲きを待ってはいたが、孫に言われるまで気づかなかった。そうか、今日は昼間の時間が最も長い一日、二十四節季の「夏至」である。アサガオが咲き始めて当然の季節を迎えている。
濃い紫色の見事な琉球アサガオが一輪だけ。その周りには、明日には咲こうと準備しているつぼみが多数。いよいよアサガオの季節到来である。

経済活動の停滞打開策として、コロナ禍におけるいろんな規制も、徐々に緩和されてきている。が、ソーシャルディスタンスは、いまだ健在。マスクだって迂闊に外せやしない。
第2波だけは起こさせないよう、今しばらく辛抱して、無観客のスポーツ観戦にも耐えよう。
今少しの間、浮かれきった過去の生活に戻るのをガマンしよう。そんな小さなことが、「ニューライフスタイル」として定着と、意外にも人間本来の優しさを取り戻すことになるのかもしれない。

コメント
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