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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「新たな祝日」

2016年08月11日 | 季節の移ろいの中で

                           

今日は「山の日」。今年から始まった新たな国民の祝日のひとつである。
山の恩恵に感謝し、自然に親しむ祝日として、2014年に制定された。そして今年2016年から施行される。
8月に祝日が設けられるのは初めてで、これにより国民の祝日は年間15日から16日に増える。との注釈が付く。

自然に親しむという風潮は、かなり以前から定着してきており、いわゆるアウトドア派が急増している。
もう一つの、感謝するべき「山の恩恵」とはいったいどんなことなのだろう。

昔は家を一軒建てるためには、山から切り出す木材や竹などがその原材料の全てであった。
かつて、織田信長の居城を築く「火天の城」という物語があったが、あの城郭の芯をなす柱の、調達から製材そして建築へと。
これらの例にもみられるように、山の恩恵は、私たち人間にとって切り離しては考えられない、深い結びつきがある。
時代の流れとともに少しずつ様変わりして、家を建てるのも山の恩恵ばかりではなくなったのも事実である。

もっとも、山の持つ偉大な力から言えば、木材を切り出すという恩恵は、ごくごくわずかな一部分にすぎない。
人も動物も、すべての生き物の『命』を守り育ててくれるのが山であり、山が含む水の力であろう。

近年山を守る人が少なくなった。というか、山の近くに住む人たちの高齢化が進み、山を守れなくなった。
山が荒れ、人間の住む領域と、野生動物の領域の境界線が見えにくくなっている。
だから危険な害獣もエサを求めて人里まで降りてくる。突然山が崩壊して人命を奪う災害も起きる。

今年からスタートした祝日「山の日」を本当に生かすのは、山の荒廃を防止の国家予算を組むことではないか。
そうして道路の整備や、海岸防波堤の整備と同じくらいの投資で、治山治水に取り組むべきかな、などと。
身近にある里山にしても、一旦荒廃したものを整備するのは至難の業である。荒廃させない取り組みを是非。

コメント (2)
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