新聞1面、トップ見出し
あの派手派手陽気でセクシーな、リオのカーニバルでおなじみの、南米ブラジルリオデジャネイロで行われたオリンピック。
夢に向かって、限界に挑む努力を重ねたアスリートたちによって、連日連夜迫力ある熱戦が繰り広げられた。
熱闘の17日間は、開会式に勝るとも劣らない賑やかさの中で閉会式が行われ、東京への大会旗渡しで幕を閉じた。
次の会場となる日本から、地球を貫通するトンネルでリオに到着した、安倍首相扮するマリオネットもよかった。
今回のオリンピックは、28競技、306種目にわたって行われたという。
世界から205の国と、10500人に及ぶ選手が集い、国家と個人の名誉を賭けて、熱い闘いを繰り広げた。
日本からは、男子174人、女子164人の338人が27競技に参戦した。
金メダル12。銀メダル8。銅メダル21。合計41個のメダルは過去最多となった。
国際大会の最高峰であるオリンピックでの、日本選手の躍進はなんとも心強い。今後に益々夢を抱かせる。
多くの場面で感動の勝利者の涙が、応援する者の胸を熱くする大会でもあった。
一発勝負で勝者と敗者に分かれる個人競技は、身にまとった運・不運も勝敗を分ける大きな要素になることもある。
そういう意味では、勝っても負けても、死力を尽くして練習に練習を重ねたプロセスにこそ、大きな値打ちがあると思う。
みんなそれぞれに多くの人に支えられ、目標を掲げて、血のにじむ練習を積み重ねてきたのだ。
「あきらめなければ夢は必ずかなう」と言えるのは、ホンの少数である。
あきらめずに夢を追っても、歯を食いしばっても、どこかで誰かが勝者になると、それ以外の人は敗者となる。
勝者と敗者は紙一重である。『勝者たりえずとも必ずしも敗者ではない』
こんな理屈は、勝負の世界では通用しないのかもしれないが……。
夢はかなわなかったが、あきらめなどしていないアスリートは五万といるはずである。また明日に向かって努力を!!
暦は「処暑」で、暑さも和らぐころという。
オリンピックに向いた眼を、プロ野球に戻して、処暑どころか熱いアツイ戦いを繰り広げるカープに声援を。
♪♪ 勝て勝てカープ ガンバレカープ カープカープ われらのカープ!! ♪