「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「笑う門には・・・」

2014年10月23日 | つれづれ噺

                   

10月も下旬に入ると、涼しいという感覚を通り越して、早くも寒いと感じるようになる。
それもそのはず、今日は『霜降』。露が冷気によって霜となって降り始めるころ。カエデやツタが紅葉しはじめるころ。
と定義され、晩秋を言い表すのに最も都合のいい表現・言葉が耳になじむ。

秋から冬への季節の変わり目。夏場に無理をしたツケが出てきたり、一気に風邪をこじらせたりする要注意の季節でもある。
そのような、季節に絡む患いの多い時季ではあるが、中には、季節に関係なく気がかりな病にとり付かれることもある。
定期的な健診を真面目に受け、こと細やかに健康に留意していてさえも起こりうる病。色々ある。

一口に、「ガン」という表現は如何なものかと思うが、身体のどこかに腫瘍なるものが出来たことを知らされると、誰しもいい気はしない。
それどころか、本人にとっては、目の前が真っ暗になり、考えることの全てが決していい方向に及ばないであろうことは容易に想像出来る。明日は我が身と、この身に重ねて考えると、まさに他人事ではない。
そうはいっても、一緒に落ち込むばかりでは益々見通しが悪くなる。責めて明るく振る舞うことが、周囲を取り巻く者の勤め、かな。

そのような厳しい状況に置かれた友の姿を目の当たりにすると、「なんとかしてもうしばらく猶予を・・・」と神頼み。
弁舌さわやか頭脳明晰。正直、毒もあるが薬になることの方がはるかに多い大切な友。
もうしばらくとは、片手5年、両手10年。少なくとも平均寿命を越えさせてほしい、と自分のことも含めて祈った。

せっかくのご縁を得て知り合えた友。何かに付けて刺激をもらいながら、まだまだこれからが楽しみな年齢である。
そんな思いが奏功したのか、そうこうしているうちに見事に吉報。「まだまだしばらく付き合いなさい」という神の思召しがあった。
再び大声で笑い合いながら話の出来る状態に復活。大きく安心。一つの関門を突破した思いがある。

そういえば今日は暦の上では「霜降」。急激な進歩を遂げた医学の発展が奏功したことも事実。「何とかしてよ・・・」との神頼みが奏功したことも、何万分の一かは貢献したかも。 兎に角笑う門には福来る。
また明日から、11月30日の岩国検定試験に向けて、無理のない範囲で真剣勝負が始まる。

コメント (6)
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