「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋風と共に・・・」

2014年10月12日 | 季節の移ろい・出来事

             
                       
玄関を出てホンの数十歩歩いたところに広がる蓮田の風景。その向こうの山に沈む夕日。
毎年のこととわかってはいても、一度はカメラに収めたくなる夕景がひろがる。

特に今年は台風の襲来が多く、またまた超大型の台風19号が日本列島を狙っている。そんな物騒なニュースを聞くと、このような穏やかな夕焼け空が妙に愛おしくなって、散歩の途中でわざわざカメラを取りに帰ってでも写してみたくなる光景である。

こんな心癒される秋の夕焼けも、やがては消えて漆黒の闇になる。
あれほど日本全国の球場を真っ赤に染めた、カープ女子に始まる熱狂的な広島カープファンの悲願も、秋風と共に去って行った。
クライマックスシリーズ、ファーストステージ。敵地甲子園球場とはいえ、2試合、21イニング戦って1点も取れずに敗退。
秋風が身に染みるなどという風流なものではない。怒り心頭に発したまま、今年のプロ野球は終わった。
早速に持ち上がった監督交代の話。1点にこだわる貪欲な、ハングリー野球を見せてくれることを新監督に期待しよう。

  ^^♪  ・・・ ・・・ 秋風のなか枯葉が一つ 枝を離れるように ・・・ ・・・ ^^♪

深秋を表現するには、ついついこのような歌詞が頭をかすめる。
季節は巡るのだから、春に華やいで夏にあえぎ、待ち望んだ涼しさの秋を迎えて、ことさら淋しさばかり感じては、秋に失礼であろうと思わないでもないが、この季節は妙にそんな気分に駆られるのは確かである。

「あき」という言葉が「飽き」につながって、何かの区切りをつける時の気持ちの切り替えにつながるのだろうか。
秋風に誘われて、枝から離れようとする葉っぱをつなぎとめる手立ては、演歌の世界にも、現実世界にもないのかな~。
いやいや、そんなことはない。
かならず花咲く春はやってくるのだから、じっと耐える時期を乗り越えるのもまた楽しみに変えることも出来ようというもの。

コメント (8)
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