「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「市民活動の集い」

2010年02月02日 | つれづれ噺
 『まないたに 切るトンカツや 春隣』   小川軽舟 (2月2日毎日新聞)

「春隣」は春がすぐそばにまで来ているという季語となっているという。
たったの二文字なのに、すっごく夢を描かせる素敵な言葉ではある。
来年は人より先に使うぞ~。

岩国の市民活動団体による一大イベント「市民活動カフェ」が開かれた。
この行事が終わると、まさに「春隣」岩国の春もすぐそこまでやって来る。

いわくに市民活動支援センターに登録された団体の数は70グループを優に越す。
そのうちの39団体が、一堂に集結。狭いながらもそれぞれのブースを飾り付け、独自色を出しながら、グッズの販売や、活動内容の説明、PRに余念がない。

このように見ていると、岩国の市民活動そのものは決してみすぼらしくはないと感じる。
しかし何かもう一つ食いたり無さが残る。何のだろう。
個別のグループ活動はそれぞれ知恵をしぼり、独自のノウハウを持ち、創意工夫もなされている。

それぞれが個別に小規模で独立しているために、横の連携に少し行き詰まりがあるのかな、もっともっと統廃合して培った知恵や工夫を凝縮させると、団体数は減っても内容のある大きな市民活動のうねりになるのではないか…などと勝手な思いが頭をよぎる。

そこで、これから我々が強力なリーダーを得て、新たな市民活動を展開しようと試みている。
市民感情を地元岩国に目を向けさせる大きなうねりとなるか、闘いは始まったばかり。
「春隣」この言葉が遠く離れないよう、周到な準備を積み重ねなくては……。

      ( 写真: 市民活動カフェでごった返す来場者 )

コメント (10)
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