「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「声援を受けて…」

2010年02月15日 | 趣味・・エッセイ
                  

NHKのど自慢。
1000件を越える応募の中から250組の予選出場者選択。先ずは第一関門突破。
13日(土)11時30分の受付に並び、12時45分入場。延々30分の事前説明。
これが天下のNHK、実に厳しく微に入り細にわたる。
「カメラ撮影一切禁止」「マイクを持ったら順番と曲目のみ大きな声で、後はしゃべらない…」(○○ちゃん見てる…??などは言わないこと)「歌う位置・立つ位置・マイクを受け取る位置」「歌い終わったステージの降り方」それはそれは大変な指示。
秒を刻むテレビの実況放送・生中継の厳しさに直に触れる。

普段あまり経験のない生のバンド演奏で歌う。しっかり聞かなければ音を取りにくい人も少なくない。
4時間そこそこで250組が入れ替わり立ち替わり歌う。一人の持ち時間45秒あるかないか…。
実際にマイクに自分の歌声を通すのは30秒あまり。まさにワンコーラスの半分までいくかどうか。

それでも嬉しいかな、遠く二階最前列から“ジイちゃんがんばって~~”可愛い孫の黄色い声が飛んでくる。
              

予選通知葉書が届いてから2週間。ああでもないこうでもない…と自問自答。
普段は昼間っからコーヒー飲んでカラオケ歌うなど滅多にない。それを2週間の間に4度も通って自分の歌唱を確かめたのはなんだったのかと思わせるほどのあっけなさ。
でもこれが、60年の長さと高視聴率を誇る、NHKの視聴者参加番組の実際の姿なのである。結果は…あちこちで上がる歓声を横目に、ウーン…また次を狙うか…。

これまで、なんにも知らず「この人うまい…、この人勇気があるねー」などと勝手に評価してきたNHKのど自慢。中に入ってみると意外な未知の世界がいっぱい散りばめられている。受信料をダテに取ってはいないことも実感できる。

まだまだ感想は山ほどある。また日を改めて、思い出したときに書くことに……。
コメント (16)
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