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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「おせっかい 2」

2008年07月25日 | おせっかい
「言うまいと 思えど今日の 暑さかな」
 二階の南に向いた掃き出しにへばりついているのに、キーボードを叩くだけで脇の下を流れ落ちる汗。兎に角暑い。
 この暑さに誘われて、私のおせっかい虫が躍動を始めた。

 こんな時はやはり暑気払いが必要である。
暑気払いの定番と言えば、ビルの屋上で夜風に吹かれながらのビアガーデン。定額料金で、バイキング料理と飲み物自由が気楽である。
 
 ひとつは、中学校の同窓会幹事仲間に連絡。20数人のいつもの、一声で集まるメンバーに呼びかける依頼発信。
 会場設定から値段交渉・座席の交渉などの全てはこちらのお役目。
 
 今ひとつは、高校のクラスメート10人ばかりの、こちらもある程度固定された常連仲間を集めての飲み会。当然会場設定などの交渉がついて回る。

 でもこの時期はビアガーデンという、手っ取り早い場所があり、参加人数も、お座敷の予約ほど過不足にうるさくないので、幹事としては助かる。
 この年になっても、連絡なしのドタキャンという不届き者や、約束日を間違える奴もたまにある。

 あちこち電話しまくって、ようやく人数を集め、さあ飲むぞーという段階になったら、ジョッキ2杯も飲めば、そこいら中のお酒を一人で飲んだような顔色をしてテンションだけは上がりっぱなし。
 安上がりな奴だなーと思いながら、仲間内の元気な笑顔をつまみにチビリチビリ。

 随分長いことこの役目をやっているなーと思う。最初はあきれ顔だった山の神を、ついにあきらめさせ、こちらのペースに引き込んだ。今では、亭主の好きな何とやら…。積極的な協力者に仕立て上げた。
 オットット・・好きでやってるわけじゃない。誰かがやらなきゃ始まらないから、時節やタイミングを計りながら、スタートの旗振りをやってるだけなんだ。それがやっぱりおせっかいなんだよねー。

 せめてもの慰みは、多くの仲間が喜んで集まり、楽しんでくれることである。
  
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「おせっかい」

2008年06月10日 | おせっかい
我がブログのカテゴリーに、一つ大事な部分が抜けていることに気付いた。それは「おせっかい」という項目。早速追加した。
これまでの人生を振り返ってみたとき、会社における勤務時間以外の私生活の中で、その多くがある意味で「おせっかい」に通じる生き方ではなかったかとさえ思われる。

それが悪かったとか良かったなどという話ではない。その時々において、相手のためによかれ、世間のためによかれ、ひいては自分のためによかれ、と判断しつつ行動を起こし、よりよい結果を求めてその方策を練り、プロセスを修正しながらやってきたように思う。

但し、「おせっかい」とは広辞苑によると、余計な世話をやくこと。また、他人のことに不必要に立ち入ること、とある。
自分の考えているおせっかいとはかなりニュアンスが異なる。

これまで多くの人との関わりや生活の中で、色々な立場をこなしてきた。そんな時「世話好きじゃねー」と冷やかされながらもいつの間にか、文字通り世話役に回されていたり、自ら飛び込んだ役どころも少なくない。そのたびにありったけの知恵を絞り、役目を全うするための参考意見を訪ね回って解決にこぎつけたことも数知れない。

このブログの立ち上げに当たっても、当初ははっきりした意識はなかったのに、続けているうちに段々「このブログから何かを感じてもらえたらいいな…」などと大それた考えを持つようになる。そのこと自体がおせっかい以外の何物でもないのではなかろうか。但しそれは押しつけでもなければ、他人の考えに立ち入ることなど全く考えているわけではない。

余計な世話をやかず、他人のことに立ち入り過ぎず、おせっかいが必要としている人には十分届くような「おせっかいブログ」をたまには書き込んでいこう。
ほどほどのおせっかいは、この世の必要悪なのかもね。
       (写真:ひとのことはほっといてよー)
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