銀杏坂の大銀杏とその周辺@水戸駅北口前
銀杏坂の大銀杏が眩いばかりに黄葉し、周辺には落ち葉が舞っている。(2023年12月4日)
1945(昭和20)年8月2日の大空襲で水戸が焼け野原になったとき、この銀杏も焼夷弾を浴びて黒焦げになった。誰もが枯れたと思ったそうだが、やがて新しい芽が生えて再生し、多くの市民に感動を与えた。水戸の戦後復興のシンボルであり、平和の象徴でもある。
水戸駅の北口前、京成ホテルの東側の西友・西武の跡地が暫く更地となっていた。
南口から新県庁舎方面・吉田台地に街が移動してしまい利用が決まらなかった。
やっとのことで、商業施設を含めた20階建て、高さ60mの大規模な共同住居の建設が決まり、地下深くまでの基礎工事が始まった。
完成予定は2027年2月とのことで、4年後の景観はかなり異なったものになりそうだ。
「麻布台ヒルズ」のような、新たな街として再生することを期待する。
天保2(1831)年の水戸藩城下絵図(天保12(1841年)8月に「弘道館」が創設される前)
イテフ坂の字と木戸が描かれ、その脇の「上使屋鋪」の下半分が再開発の敷地だ。
10年後にイテフ坂を上ったところに建設される「弘道館」の予定箇所には家老の山野辺など上級武士の屋敷が在ったのだが、敢えて移転させ、弘道館=大学を創成した。
「麻布台ヒルズ」を見て来たばかりなので、影響を強く感じてしまうのだが、既存の計画に未来を見据えた新しさを盛り込んだ魅力ある街として完成されんことを切に願う。
*イチョウは他の樹木に比べて葉が厚く水分が多いのが特徴。
葉に水分が多いということは、枝や幹も他の木よりも水分に富んでおり、木自身が燃えにくい性質をもっている、つまり火事には強いということ。
関東大震災をきっかけに火に強いイチョウの木が注目され、都市空間の街路樹として積極的に採用されるようになった。
銀杏坂の大銀杏が眩いばかりに黄葉し、周辺には落ち葉が舞っている。(2023年12月4日)
1945(昭和20)年8月2日の大空襲で水戸が焼け野原になったとき、この銀杏も焼夷弾を浴びて黒焦げになった。誰もが枯れたと思ったそうだが、やがて新しい芽が生えて再生し、多くの市民に感動を与えた。水戸の戦後復興のシンボルであり、平和の象徴でもある。
水戸駅の北口前、京成ホテルの東側の西友・西武の跡地が暫く更地となっていた。
南口から新県庁舎方面・吉田台地に街が移動してしまい利用が決まらなかった。
やっとのことで、商業施設を含めた20階建て、高さ60mの大規模な共同住居の建設が決まり、地下深くまでの基礎工事が始まった。
完成予定は2027年2月とのことで、4年後の景観はかなり異なったものになりそうだ。
「麻布台ヒルズ」のような、新たな街として再生することを期待する。
天保2(1831)年の水戸藩城下絵図(天保12(1841年)8月に「弘道館」が創設される前)
イテフ坂の字と木戸が描かれ、その脇の「上使屋鋪」の下半分が再開発の敷地だ。
10年後にイテフ坂を上ったところに建設される「弘道館」の予定箇所には家老の山野辺など上級武士の屋敷が在ったのだが、敢えて移転させ、弘道館=大学を創成した。
「麻布台ヒルズ」を見て来たばかりなので、影響を強く感じてしまうのだが、既存の計画に未来を見据えた新しさを盛り込んだ魅力ある街として完成されんことを切に願う。
*イチョウは他の樹木に比べて葉が厚く水分が多いのが特徴。
葉に水分が多いということは、枝や幹も他の木よりも水分に富んでおり、木自身が燃えにくい性質をもっている、つまり火事には強いということ。
関東大震災をきっかけに火に強いイチョウの木が注目され、都市空間の街路樹として積極的に採用されるようになった。