やなせ家具工房の日々

アナログおっちゃんが取あえず始めたのだ

ミシンの・クラッチと・プーリーと

2017年03月05日 | 日記
      プーリー修理の前にクラッチの事。



    クラッチバネは、押したり引いたりのため

   ではなく、締め付けたり緩めたりのためにある。

      ここでは、はずみ車の中心にある

    金属部品(シャフトと固定されずフリー)と

      シャフトに固定された同型の部品を

       繋いだり、放したりする役割。



     バネの内径は、金属部品より小さいので

  取り付けるときは、バネを広げる方に回転させながら。


      (取り付けは、シャフト側から)



      シャフト側に取り付けたところ。


       外側のギザギザ樹脂部品は

    シャフトと固定されていないフリー状態。

   手前の切れ欠きにバネの折り曲げ部をセットする。

      ここに、はずみ車をセットすれば

    バネを介してそれぞれの部品が連結される。

       モーターがはずみ車を回すと

    連結されたシャフトも回って、針が上下する。


  
         下糸巻をセットすると、

     ギザギザ樹脂部品にストッパーが架かり

       はずみ車の回転は、バネを緩める

       (径を大きくする)働きをする。

     はずみ車とバネの間の締め付けは無くなり

     空転し、シャフトに回転が伝わらなくなる。


        なーんて頭がいいんだろう!

       (ミシンの動き自体がすごいが

             もはや、理解不能)


  
         さて、プーリーですが。



     取り外せるよう、イモネジ用にネジを切る。



         半田ごてで溶着してから、

       表裏ともプラリペアーを流し込む。



          心もとなかったので

           補強材をつくる。



         プラリペアーで固めた後、

         おもて面を耐水ペーパー、

           ピカールで磨く。



         取り付け部はキツイので

        軽くヤスリでギザギザを落し、

       イモネジが当たる部分を削っておく。



        押し込んだ後、イモネジを締める。



        穴は、矢印シールで隠しておいた。



      ミシンは、メンテナンスをしっかりすれば

        そうそう壊れるものではないらしい。

          頻繁に使うわけではないが、

            長生きしておくれ。





コメント
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