やなせ家具工房の日々

アナログおっちゃんが取あえず始めたのだ

虫穴とり

2014年02月09日 | 虫害
 先日取り込んだ板材には虫の出た穴がいっぱい。

   幼虫がいると困るので切り(削り)取る。

     ナラは、白太部分が虫穴だらけ。

イタヤが大変で、多くは耳付近にあいているのだが

   中には深くまで入り込んでいるものや、

    中心部を食い進んでいるものもいる。

クリは、耳付近に浅く細かい虫穴(別種の虫の様)。

         養殖所じゃーないよ。


   <さすがのミニモスラも寒さに動きません>
  
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今年も奴らがやってきた

2013年07月27日 | 虫害
   エグリトラカミキリの季節がやってまいりました。



          余裕がある時には

           生け捕りです。

       が、余裕なければ.....です。

        先日、晴れている間に

         桟積みしてある材の

        上方の薄板を取り込んだ。

       9枚程だったが、虫穴がある。

          虫食い痕を取り除く。



         まったく、余計な作業だ。

       画像の穴にも幼虫がいたようで

        一緒に切られて湿っている。

      今回は成虫も二匹ほどいたのだが、

      どちらも穴のすぐ内側だったような?

     成虫が穴に入ることはないと思うので、

          出るところだったのか?

             ということは、

       幼虫が一回外まで穴を開けておいて

       ちょっと戻って成虫になるのか???

          ゴミになったきれっぱしは

        米袋一つに入りきらなかったとさ。

     
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くまはち親分

2013年05月15日 | 虫害
  ぽかぽか陽気に、くまんバチの親分(おかみさん?)が

        材木の周りをよく飛んでいます。

  

          久しぶりに見てみると、

        新しく二つほど穴が開いている。

         たいていは端に有るのだが、

        一つは材の中ほどに開いている。

         
                <上にある穴>

    中に居る先客がモゾモゾ動いているのが見えた。

         アースジェットを穴の中に一発。

          しばらくして見に出てみると

            頭をのぞかせていた。

             と、思うまもなく

              ポトリ...と、

               落ちた。

            殺生してしまった。

          材に開いた穴と蜂の命。

         穴はもう開いてしまっている。

       ならば、それでよかったのではないか?

              ごめんなさい。

          夕方、雨と雷がやって来た。

    
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エグリトラカミキリの幼虫(たぶん)

2012年11月14日 | 虫害
     久しぶりのご対面だった。

     

         耳の部分を使おうと、きはだの板の

          切れ端(およそ700x100mm)に

             帯ノコで刃を入れる。

       表面に穴は無く大丈夫だと思っていたが

           中は見事なトンネルだらけ。

     奴らは柔らかい白太(木の表層)が好きなので

             耳を使うのを諦め、

         赤身の方から木取り刃を入れる。

             すると、出ました。

         尻を負傷していたのを引っ張り出し

            パチリ(横向きです)。

          幼虫の生態をPCで調べても

           出ているものは少ない。

        一件、なるほどと思うものがあった。

       <皮が付いている時に卵を産みつけ、

          木が加工され乾燥すると

           成長が極端に遅くなる。>

        産卵については皮剥きした後にも?

          と思われるふしがあるけれど、

        何年も幼虫のまま出てこないのか?

            という疑問は解決だ。

         しかし、さなぎの殻らしきものは

          一度しか見たことが無い。

            まだまだ謎は多い。

     

            <朝、あられが降った。>

    

     
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季節外れ?のクマンバチ

2012年09月24日 | 虫害
     9月中旬のイチョウの板。

      

       下側に開けるので削り粉が無いと気が付きにくい。

            クマンバチの巣だ。

         堅さが良いのか、環境が良いのか

          この回りにいくつか開いている。

       たいてい7,8月の産卵だった様な気がする。

      遅い気がするが、この頃はまだ暑かったからか?

          幼虫が穴を広げるわけでもなく、

        開けちゃったものはしょうがないのだが、

        知らずにそこを持つと刺されるらしい。

         調べると、雌だけらしい。母は強し。

    さて、人に対する虫害のその後。

        剃ってしまった日から痒み無く、快調。

      翌日からは、剃り残しの毛に付く卵のチェック、

         もちろん本体の有無もチェック。

       その時、重宝するのがフォトビジョン。

     その昔、写真プリントやフィルムをテレビ画面に

          映すためのアナログマシン。

       デジタル時代に邪魔者扱いだったが、

          ライトやズーム付きなので

    目の届かないところは、こいつ無しで勝負できない。

            勝利の日は近い。

     

        <今日は晴れたり、降ったり>

                
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