漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント 諦めま章 その6

2012年08月13日 07時22分53秒 | アシスタント

 ( この写真は、吉さんが入院中だった09年の9月に撮影した仕事場前の夕暮れです。マンションの前は目白通りで、
  画面の奥が南長崎、練馬方面になります・・・・・・《 2009年9月、撮影 》 )


  【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】


 
                   その6  


       《 漫画家アシスタントが・・・怒鳴られる・・・!? 》


 「 見舞いなんか持って来るなよ・・・ 」

病気で気が重いのに、見舞い客に気を使うのは疲れる・・・・・・そんな感じの話をしていま
した。

仕事場の近くにある喫茶店「 P 」で、吉さん( ※参照 )から病気の話を聞いてから私とスタッ
フは、吉さんの検査入院中、一週間、いつもの様に仕事を続けました・・・・・・・・・

その頃だったと思いますが・・・・私は二人の元先輩アシスタントに連絡をしました。

一人は、昭和天皇が崩御する数ヶ月前にJプロ( ※参照 )を辞めたリョウさん( ※参照 )、そして、
78年に私と入れ替わる様にJプロを退社後、しばらくしてからソープ漫画で業界にカムバックし
たガンさん( ※参照 )・・・・・・

ガンさんは、すでに病気の事を知っていた様子( 昔から吉さんとは親交が深い )でしたが・・
・・・リョウさんは、まだ何も知らなかった様です。

二人とも吉さんとは10年以上も一緒に同じ釜の飯を食いながら仕事をした仲間ですし、また、
吉さんとも大変に仲が良かったので、病気の事をとても心配していました。

この事を長さん( ※参照 )にも知らせるべきか・・・・・・どうか・・・・・・少し考えました
が・・・・・・・長さんが吉さんを見舞いに出かけても吉さんの血圧が上がるだけでしょうか
ら黙っている事にしました。

32年間も一緒に仕事をしていた( 一時期は同じアパートで同居していた )仲間だったのに、何
も知らせないのはどうかとも思いましたが・・・・・・・・仕方がありません。


吉さんが専門病院での検査入院を済ませて仕事場へ戻って来た時の事です・・・・・・・・・

一週間ほど休みを取ってから、仕事場へやって来た吉さんは・・・・・・私のデスクの前に立っ
て・・・・・・

 「 何ンでリョウちゃんに知らせたんだよッ! 」

 「 ・・・・・・・・・? 」

 「 リョウちゃんから見舞いの電話があったんだよ・・・・・リョウちゃんはなァ・・・
   自分の体調や家族の事で大変なんだぞ、知ってるだろッ! 」

 「 ・・・・・・・・・・・・・・・!? 」

私がJプロで仕事を始めてから31年、吉さんから初めて怒鳴られたのです。( これほど激昂した
吉さんを初めて見ました )

一緒に仕事をした30年間・・・どんなに遅刻しても、どんなにドジな背景画を描いても、印刷さ
れたゲラを見てから私の描き忘れが分かった時でも、ただの一度も怒らなかった人なのに・・・
・・・・・・

 「 勝手な事をするなよッ! 知らせるかどうかは俺が判断する事だッ! 」

突然、怒鳴られた私は・・・・ただ茫然自失するしかありませんでした・・・・・・( 後で知っ
たのですが、重い病気を宣告された人は、一時的に他人の日常が『 俺がこんな目に遭っている時
に、なんでそんなに呑気でいられるんだ 』と怒りを感じるそうです )

また、同時に、私の吉さんに対する尊敬、友情、敬愛・・・・・それらの全てがこの一瞬のうち
に消し飛んでしまいました。

吉さんが検査入院して仕事を休んでいる間、私が吉さんのために何が出来るのかと色々考えてい
ましたが・・・・・・・( 元気なうちに吉さんの優れた背景、特に「 H雲 」の背景画を集めて
画集を出版する計画などを一晩中考えていました )

 『 吉さんのために・・・・・・・・なんて・・・・・オレも馬鹿だったな・・・・・・ 』

何十年も一緒に仕事をしているのに、理解し合えない事の虚しさをしみじみと感じたものです・・
・・・・・・( 正確には、病人の気持ちを察せなかった私が悪いのでしょう )


しかし、まだまだ私の認識は甘く、浅はかでした・・・・・・・・・

吉さんが私のブログについて「 いつも楽しみにしているよ 」と言ってくれた頃と今とのギャッ
プに戸惑っていたのですが・・・・・・事態は、はるかに深刻だったのです・・・・・・・・

最初は、吉さんは私の事を面白いブログを書く『 仲間 』と思っていたのに・・・・・・それが、
「 無言電話 」やら「 排便 」やらの出来事以降・・・・・・ただ、仕事場が同じ『 奴 』・・・・
・・・となり、「 病気 」になってからは・・・・・ブログで何を書くか分からない『 注意人物 』
・・・・・さらに、リョウさんへの連絡で・・・・・『 大バカ野郎 』・・・・・・へと格下げに
なったわけです。

この大幅な格下げに、当時の私はまったく気付いていませんでした。 

私は、ただ・・・・・病気になってからの吉さんは・・・・・・『 何ンだか人が変わっちゃった
なァ 』くらいに考えていたのです。

この私の「 呑気さ 」と吉さんの深刻な立場や意識のズレが、後に起こる出来事の伏線になります
・・・・・・・・・


2009年、11月・・・・・・・・・

私が病院へ何度目かの見舞いに行った日から2週間後・・・・・・・・・

お昼少し前・・・・小雨が降る中、いつもの様に目白にある仕事場のドアを開けようとすると・
・・・・ドアに一枚の小さな張り紙がありました・・・・・・・・・

 「 今朝の6~7時に吉ちゃんが死んでしまった・・・・・ 」

・・・・・・J先生( ※参照 )の走り書きでした・・・・・・・・・
 
 
 
        「 漫画家アシスタント 諦めま章 その7 」( 8月20日頃公開 ) へつづく・・・・


             ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント諦めま章 夏休み」へ戻る 】


 


 
  【 ※参照 】
 ・吉さん・・・・・・・・Jプロ勤続40年の大先輩。古株のガンさんとは仲が良かったのですが、
  なぜか、一つ年上の長さんとは距離を置いていました。
 ・Jプロ・・・・・・・・漫画家J先生の仕事場。東京目白にあり、バブル期には6~7人のスタ
  ッフが在籍。しかし今年2012年にはスタッフ2名。連載は1誌。ちょっと淋しい今日この
  頃です。
 ・リョウさん・・・・「第6章」で紹介した先輩アシスタント。74年にJプロに入り、14年間勤務。
  坂本龍馬の大ファンでしたが、最近は少し飽きてきたとか・・・・・。
 ・ガンさん・・・・・・78年にJプロから独立。しかし、連載が続かずに数種類の職業(山谷の
  労働者など)を点々とした後に池袋のソープランド勤務の経験を元にした漫画作品で
  カムバック。現在はサラリーマンで良き夫、良き父親として暮らしている。
 ・長さん・・・・・・・・70年から34年間、Jプロに勤務。現在は童話画などを制作し個展を開
  いたりしながらサラリーマンをしている。
 ・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には週刊連載6誌
  という逸話もある。現在は1誌に連載中。09年当時、66歳。
 



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お知らせ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ★ 単行本「漫画家アシスタント物語」にも登場したガンさん(本中では『ハアさん』)
   が描いたソープランドの実録漫画「親不孝通り」(一部)を公開中です・・・・・
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       特別寄稿「 親不孝通り 」 第40話お父さん
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~   




【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」




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12 コメント

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Unknown (ラティ)
2012-08-13 15:50:21
>何十年も一緒に仕事をしているのに、理解し合えない事の虚しさをしみじみと感じたもので


その気持ちわかるような気がします。
これを読んで私も、過去にあったむなしさをちょっと
思い出しました。
まあ、私は何十年って月日ではないですけど。

ほんと、イエスさんはこういう、
人の感情の切ない描写を描くのは
文字でもマンガでもぴか一だなといつも思ってます。

この先の、一波乱が気になります><
(ひとつどころではないかもしれないですが)


返信する
Unknown (まーくん)
2012-08-14 04:12:32
「吉さんが専門病院での検査入院を済ませて仕事場へ戻って来た時」というのは、何月のことでしょうか。
返信する
ラティさん、まーくん、コメントありがとうございました! (yes)
2012-08-14 06:39:38

 >ラティさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 >感情の切ない描写を描くのは文字でもマンガでもぴか一だ
 >なと・・・

そんな風に書かれると・・・かなり恥ずかしいのですが・・・・・・あり
がたい感想をいただきまして・・・・・・ホントに恐縮しております。

今回の話・・・・・・実際には、私は沈黙しっぱなしで何も喋る事が出
来ないといった状況でした・・・・・・

まるっきり、上手く喋れなかった・・・・・・何とも情けない有様で・・・
・・・・・そんな苛立ちや焦りから、この章を書き続けている感じで
す・・・・・・

 >この先の、一波乱が気になります><

決定的な出来事は、これから出てくる重要な登場人物がキーにな
ります・・・・・・・・

もっとも、それもこれも、私のドジから始まる事なのですが・・・・・・

それは、本編にて・・・・・・!


 >まーくん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

吉さんが専門病院へ検査入院したのは6月でした・・・・・・・亡くなる
5ヶ月ほど前の事です。


返信する
今週のお散歩 (灰色ねずみ)
2012-08-14 23:05:23
明日は8月15日、夏真っ盛りです。
ゲリラ豪雨も昔より増えてるような感じですが、夏の暑さが、昔よりくそ暑くなっているような気もします。
1Q84風にいえば、いつの間にか太陽が2つになっているんじゃないか、という熱さです。

さて、夏の盛りといえば、怪談話、例の首のない運転手が首都高に現れた話の詳細です。

私が見たのは、京橋の首都高で、昭和通りの下をもぐるような形で流れていく場所でした。

私はバイクでそのそばを走っていました。
大型のトレーラーが荷台にショベルカーを載せたまま、立ち往生していました。そのすぐ後ろに高級車シーマがくっついて止まっています。

オープンカーのようです。
遠くからサイレンの音。

運転席には、運転手がハンドルを握ったままシートベルトをしています。

しかし、ワイシャツを着た彼の上部には頭がありません。

いっぺんトレーラーの下にもぐりこむように追突したあと、反動で3メートルほどはじかれて、セダンだったものが、オープンカーのようになってとまったようです。

ショベルが、高級車の上部をこそぎ落としてしまったみたいです。

静かなときが流れていました。

トレーラーがブレーキをかけたのであれば、シーマも、強力なブレーキをかけて止まれたのでしょうが、何億分の一の確立で、トレーラーがノーブレーキで突然70キロから完全停止したようでした。

その答えは橋げたにありました。
東京駅からまっすぐ海に向かう道路の橋の真下に、トレーラーに積んだショベルカーがすぽんと挟まって、クサビのようにブレーキランプも点灯せずにピタンと止まったのでした。

後ろのシーマは、前車にぴたっと吸い付くように飛ばしていたのでしょう。いきなり前車が完全停止したのでは、あっと思っても間に合いません。そのまま、シーマはトレーラーにもぐりこんでしまいました。

こうして、家を出るときあった首は、ほんの2~3秒ですぽんとどこかへ飛ばされてしまいました。

ショベルカーを積み込むときに、ショベルの腕の角度が急すぎたのが原因のようでした。

こわいのは、ここからです。
実は、その時飛ばされた首が、いまだに見つかっていないといううわさなのです。

皆様も首都高で京橋の下を走る機会がありましたら、失われた首がどこかに引っかかっていないか、探してみてください。
もしかしたら、橋の下の天井部分から下をにらんでいるかもしれません。
「まぁ、人生なんて、こんなもんだょ」
とつぶやいているかもしれません。
返信する
灰色ねずみさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2012-08-16 02:05:34

「今週のお散歩」ありがとうございました。

 >飛ばされた首が、いまだに見つかっていないといううわさな
 >のです。

こ~ゆ~の都市伝説っていうんでしょうね・・・・・・!

ゼロストップの事故は、その衝撃が100%伝わりますから・・・・・瞬
間的な破壊・・・・・・つまり、瞬殺ですね・・・・・・・・

原子爆弾の爆心地直下にいた人は、1秒以内に放射線によって全人
体細胞が破壊されるので、何も認識出来ずに即死しただろうと言
われています。

客観的には恐ろしいですが・・・・・・・ジワジワ死ぬよりもイイかも知
れません。(望むべくもないか・・・)

 >もしかしたら、橋の下の天井部分から下をにらんでいるかも
 >しれません。

首の幽霊が彷徨うのは不気味な話ですが・・・・・・・・・

 「俺の首は何処だ~~~」

・・・・・・と自分の無くなった首を探す首なし幽霊が歩き回るのも怖
いんじゃな~~いでしょォ~~~~~かァァァァァ~~~~~~
~~~~~!!!

・・・・・・・・・ウヒヒヒヒヒヒッ(効果音:鬼太郎のテーマ)

返信する
携帯代と貧乏生活 (あんのん)
2012-08-19 04:47:28
昨日のTVで、30歳ぐらいの貧乏若手漫才師の節約指導をやっていましたが、年収280万円の夫婦二人で携帯代が月2万5千円ぐらいで、夫のほうは、スマホと通常のものと2台使っているとのこと。

街頭インタビューで25歳ぐらいの女が、携帯代は月2.5万円とか。

まあ、仮に若者一人で、月1.3万円ぐらいの携帯代だと、年間15万円になるので、昔だったら、一回3万円ぐらいの国内旅行が5回いける分が、あの小さな画面にすいとられていることになります。

私は、30歳前後の若いころは、伊豆とか、館山とか、山梨とか、いろいろ行きましたが、そこで見聞きしたことや、人との出会いが、人間形成というか、人生観に役立ったと思いますが、携帯代にそういう資金が吸い取られてしまうと、なんか偏った人間が出来上がりそうな気がします。

浦安で看護師が刺し殺されましたが、わずかなパチンコ代欲しさに、盗みに入り、見つかったら、すぐリセット(殺す)してしまうような人間が増えていくような傾向が、携帯やゲームに人生の時間が費やされることによって、増えているのではないかと、ふと感じてのですが、私は異常でしょうか。
返信する
アシュラ、アニメ雑誌に登場!! (オレンジボーイ)
2012-08-19 21:41:40
アニメ雑誌の今月号(ニュータイプ9月号、本屋さんに置いてあります)に、
アニメ映画『アシュラ』の紹介記事がありましたので、報告しまつ。

アニメ雑誌『ニュータイプ』今月号(9月号:8月10日発売済)の193ページより
『アシュラ』
●現在、50を超える映画祭にエントリーし、世界中から絶賛されているアニメ映画がある。
ジョージ秋山の原作マンガをアニメ化した、そのタイトルは『アシュラ』。
一時期は『有害図書』の指定を受け、『絶対に映像化できない』とまで言われた、
『幻の名作』がアニメ映画となり、世界中から大きな反響を呼んでいる。
●物語の舞台は、15世紀の日本の京都(「応仁の乱」の時代)。
洪水&干ばつで「食料不足」。おまけに「戦乱」が加わり、人々の暮らしは破たんし、人心は荒んでいた。
主人公「アシュラ」も生まれた直後に、親に捨てられ、ただ一人、殺伐とした世の中を、
ただひたすらに、生き抜いていた…
時には、自分が生き延びるため、他人を殺すことすら、何とも思わなかった…。
●やがてヒロインの少女「若狭」や、人生の師「法師」と出会い、
「他人を思いやる気持ち」や、自分の気持ちを伝えるために「言葉」を学習するようになり、
アシュラの心に、人間らしい「感情」が、芽生えつつあった…
だが、それは同時に、アシュラにとって新しい「悲しみ」&「苦しみ」のはじまりでもあった…
●再び、「食料不足」と「戦乱」という時代の波が襲ってきた。
人々は皆、『自分だけでも助かりたい』と我欲にまみれ、
互いに憎しみ合う、ケダモノのような生活にもどっていった…。
その中には、アシュラに『人間らしい心』を教えてくれた少女「若狭」もいた…。
はたして、人間らしい心を取り戻した「アシュラ」は、荒んだ人々を見て何を思うのか…?。

●監督は昨年ヒットしたアニメ「タイガー&バニー」を監督した『さとうけいいち』さん。
主人公アシュラの声優は、野沢雅子(のざわまさこ:「ドラゴンボール」の「悟空」。「999」の「星野哲郎」など)
他にも、有名な実力のある方が参加されてます

●アニメの技術的にも「水墨画をCGで動かす」という新しい表現に取り組んでいて、
技術的にも見どころ多し。
(NHK大河ドラマ「平清盛」のOPでもやってましたね。)
(「清盛」のOP映像は、「アシュラ」と同じ「東映アニメーション」の制作でしたw)

※ものすごく見に行きたいのですが、「アシュラ」公式サイトを見に行くと、
※東北の映画館は1館も上映してくれないので、腹が立ちます(怒)。
※東北は、アニメ好きには不毛の土地。今年はコミケにも行かなかった…(交通費かかるから…)
※東北のテレビ局で一番アニメを放送してくれるのがNHK(泣ける…)
※レンタル店に行っても、新作アニメは『いつも貸出中』(怒!)
※ネットでアニメを見ても『画質悪すぎ』(怒!)
※早く、東京に帰りたい………です。
返信する
あんのんさん、オレンジボーイさん、コメントありがとうございました! (yes)
2012-08-20 21:18:08

 >あんのんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 >仮に若者一人で、月1.3万円ぐらいの携帯代だと・・・・

我が家の携帯電話はソフトバンクで、カミさんと二人分で1万円ほ
どです。

ほとんど利用する事はありませんが・・・・・・最近の方々は電車の中は
もちろん、喫茶店でも、何処でも歩きながらでも・・・・・・誰もが携帯
を見ているます(電話しているのではない!)・・・・・・

これじゃ、漫画や雑誌は売れませんよね・・・・・・!

それはともかく・・・・・・・・・携帯電話代金はバカになりませんね・・・・・
・・・・確かに日本人にとって、大変な出費になりつつある感じです・・・・
・・・・・

人と人との関係がどんどん薄れていくのも確かな様で・・・・・・おまけに
監視カメラだの個人情報保護だの、見えない壁と見えないビデオカメ
ラがうじゃうじゃしているトワイライトゾーンと化した現代。

皆さん、海外旅行で東南アジアなどへ行くと、なぜかふる里へ帰った
様な・・・・・・安心感を得ると聞きます。

無理もないな・・・・・・・・・などと思う今日この頃・・・・・・・・・

 >リセット(殺す)してしまうような人間が増えていくような傾向が、
 >携帯やゲームに人生の時間が費やされることによって、増え
 >ているのではないかと・・・・

そんな風に思っていては、時代について行けなくなるかとは思います
が・・・・・・(若い人から見れば『異常』に見えるかも)・・・・・・・私もそ
うなんですが・・・・・・・・・。

より便利になる事や、楽しさや、快感を感じる事を、求める傾向に際
限はないのかもしれません。

便利さ、楽しさ、気持ち良さを求めるあまり、奴隷の様になって死ぬ
まで働く事になる悲劇を・・・・・・いったい何人の若者が理解しているの
やら・・・・・・・・・!


 >オレンジボーイさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「アシュラ映画化」のお知らせ、ありがとうございました。

 >『幻の名作』がアニメ映画となり、世界中から大きな反響を呼ん
 >でいる。

・・・・・・それが本当かどうかは疑わしいですが・・・・・・・・・日本の映画業
界はこういう「宣伝」をしないと集客出来ないと信じているのか・・・・・
・・・・そんな事よりも作品のクオリティを上げる事に金を使えと言い
たい。

私は、この「アシュラ」が成人指定でもR指定でもないので・・・・・・ち
ょっと残念。

 >監督は昨年ヒットしたアニメ「タイガー&バニー」を監督した
 >『さとうけいいち』さん・・・

よく知りませんが・・・・・・・・映像的には相当に優れているかと思われま
す・・・・・・・・・それだけに、脚本や演出が問題ですが・・・・・・・・・

アニメとしてのパッケージはいいのですが・・・・・・・・その中身・・・・・・脚
本が若い女性で、ほとんど結果を出していない新人(?)になぜ、こ
の作品を依頼したのか・・・・・・・・・ちょっとしたミステリーです。

この女性にレニ・リューフェンシュタールほどではないにしろ、幾ば
くかの才能があるなら別ですが・・・・・・・・・アシュラのシナリオが描
けるのかどうか・・・・・・・・・

最近話題になっているノンフィクションライターの石井光太氏なん
かがシナリオ書いてたら面白くなっただろうに・・・・・・・・・などと
考えておりました・・・・・・・・・

 >東北の映画館は1館も上映してくれないの・・・・・・

そうなんですか・・・・・・・・・

私は劇場で見るかどうか分かりませんが・・・・・・・・・「プロメテウス」は
是非劇場で見たいと思っています。

アニメは、DVD(見られるまで時間がかかりますが・・・)でもいい様
な気もするのですが・・・・・・

返信する
アシュラの脚本 (ハヤブサ)
2012-08-21 20:24:58
アシュラの脚本はイエスさんにお願いするべきでしたね。
先頃のTVの銭ゲバの脚本も(見せていただいた)イエスさんの書かれた脚本のほうがよっぽど良かったですよ、、イヤホント
返信する
ハヤブサさん、コメントどうもありごとうございました! (yes)
2012-08-22 09:59:42
 
 >アシュラの脚本は・・・

私をご指名いただき、ありがとうございます。

そりゃもう、私で役に立てる事があれば何でも頑張っちゃいます
が・・・・・・100%、私にお鉢が回る事はないかと・・・・・思われます。

最近は、先生との関係もすっかり冷え込み・・・・・私に何かを依頼
する様な状況でも、また、私の方からしゃしゃり出る状況とも
ほど遠く・・・・・・

それはともかく・・・・・・

今回の劇場アニメですが・・・・・・どういうわけでたいした実績もな
い、それも若い女性のライターに脚本を頼んだのかさっぱり分か
りません。

いつも、そうなのですが・・・・・・テレビ化、映画化、芝居化・・・・・・
・・・・・どんな時にも、うちの師匠はまったく関知しません。

許可だけ出して、後は製作者がどう料理しょうと一切関知しない
のです。

今回の件も、企画段階で全てのキャスティングは出来上がってい
たのだと思います。

ただ、この脚本の件だけが気になるので、是非、本編でどうなっ
ているのかを判断したいものと・・・・・・楽しみにしているのです。
(作品の良し悪しを師匠本人がほとんど気にしていませんので、
私がとやかく言うのも変なのですが・・・・)

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