ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

3月国立劇場「當世流小栗判官」

2005-12-13 19:42:16 | 歌舞伎
◇12月14日追記◇

本日、国立劇場に確認しましたが、三月大劇場の歌舞伎公演は
「當世流小栗判官」で決定だそうです。
配役は、まだ公表の段階ではないとの事。

一部、二部に分けての上演になるそうです。
国立劇場のサイト:三月公演の日程取り急ぎお知らせまで。
(競伊勢物語のときのように、5時間くらいかかっても良いので(~_~;)
通しで上演してくれたら、倍観れる!?のに~)

あぜくら会会員のお友達の皆様、宜しく

こうして、おもだかファン、
いや歌舞伎・演劇ファンの来年の人生は決まっていくのであった…)

はっ、まさか、直美ちゃん特別出演(゜o゜)!?

上演概要を確認するために、国立に電話した際、一部は一時、と
聞いたような気がしたのですが、浮かれてて記憶に確信持てず
本日(12/14)再度架電し詳細お伺いしましたが、
午後、友人から、国立のサイトに詳細出ているよ~とメールがあり・・・

そう、一部、二部の時間配分など、質問の内容は、
サイトに掲載されているあたりのことです。
(猿★征の子たちも早割りの手配とか、休暇の調整とかあるかと思い!(^^)!)
十一時とか正午でなくて、午後一時開演なら、半休取ってもいいし♪♪
配役は今月末までには、公表出来ないかも・・・との事でしたが、
歌六さんや亀ちゃん、段四郎さんが以前されていたお役の事を考えると
どうなるのでしょう~。

平成九年七月歌舞伎座での筋書を引っ張り出しては
アレコレ想いを巡らせています。
猿之助十八番の内でも、猿之助さん自身が「四強」仰っている
人気狂言の一つですが、そんなに、上演回数は多くはないんですよね。

※「四強」=小栗判官、伊達の十役、骨寄せの岩藤、五十三驛

【これまでの主な配役】

≪昭和58年七月(歌舞伎座)≫
小栗判官・浪七・お駒:猿之助、照手姫:児太郎(現福助)
横山大膳:延若(3)、横山次郎:歌六、横山三郎:歌昇、胴八:段四郎
矢橋の橋蔵・後家お槇:宗十郎、遊行上人:羽左衛門

≪昭和58年9月(南座)≫
小栗判官・浪七・お駒:猿之助、照手姫:芝雀、横山大膳・胴八:段四郎
横山次郎:歌六、横山三郎:歌昇、矢橋の橋蔵・後家お槇:宗十郎
遊行上人:門之助(7)

≪昭和59年5月(中日劇場)≫
小栗判官・浪七・お駒:猿之助、照手姫:児太郎(現福助)
横山大膳・胴八:段四郎、横山次郎:歌六、横山三郎:歌昇
矢橋の橋蔵・後家お槇:宗十郎、遊行上人:門之助(7)

≪昭和60年2月(大阪新歌舞伎座)≫
小栗判官・浪七・お駒:猿之助、照手姫:芝雀、横山大膳・胴八:段四郎
横山次郎:歌六、横山三郎:歌昇、矢橋の橋蔵・後家お槇:宗十郎
遊行上人:門之助(7)

≪昭和62年7月(歌舞伎座)≫
小栗判官・浪七:猿之助、照手姫:児太郎(現福助)、お槇:笑也
横山大膳・胴八:段四郎、横山次郎:歌六、横山三郎:歌昇
矢橋の橋蔵・浅香:宗十郎、遊行上人:延若(3)

≪平成5年7月(歌舞伎座≫
小栗判官・浪七:猿之助、照手姫:笑也、お駒:亀治郎
横山大膳・胴八:段四郎、横山次郎:弥十郎、横山三郎:右近
矢橋の橋蔵・後家お槇:宗十郎、遊行上人:歌六

≪平成9年7月(歌舞伎座)≫
小栗判官・浪七:猿之助、照手姫:笑也、お駒:亀治郎
横山大膳・胴八:段四郎、横山次郎:段治郎、横山三郎:猿弥
矢橋の橋蔵:猿弥、後家お槇:笑三郎、遊行上人:歌六

※昭和62年は笑也さん、それまで猿之助さんが演じていた
「お駒」に大抜擢ですが、同じ役名というのが恐れおおかった(?)
ためか、「お槇」とこの時だけ名前が変わってます。
これに伴い、宗十郎さんがされていた後家の名前も、
この回のみ異なります。

笑也さん、初演の昭和58年では、襖越え馬の足!!
だったんですよね~。猿十郎さんと共に・・・・

※春猿さんは、平成九年版では、藤浪という照手に仕える局でした。
(平成五年版では笑三郎さんが↑されていた。)


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9 コメント

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すみません (ei)
2005-12-14 08:40:06
さすが、都民劇場だ…(汗)

会報にはしっかり載っているんだけど。

誤報すみません。



追伸

先週末は梅田で賑やかだったそうですね。

今週末、梅田、南座と参ります。

別所さんの時は貴殿に見つからないように

隠れています。

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別所さん・・・ということは (yaya)
2005-12-15 00:53:22
eiさんも、第二次遠征あり?

yukiちゃんはすでに今月中に

第二次遠征。

頑張るレミ越冬隊!!



私は一月に松竹座猿★征と共に、

別所バル観劇予定です。(ってブログ違い・・・)
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矢橋の橋蔵 (ei)
2005-12-15 20:50:39
宗十郎さんの矢橋の橋蔵懐かしい。

確か平成5年7月公演で

当時発足したJリーグやアルシンドを

ネタに盛り上がったことを思い出します。

その後の自らの会でも、おちゃらけた役を

やったのですが、橋蔵でネタがつき、

困った…と会の筋書きにありました。

その後の出の後家での迫力ある演技と

芸域の広さに感服しましたね。

好きな役者さんのひとりでした…(泣)

猿弥さんがうまく継承したけど…

宗十郎さんのイメージが離れなくて…
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演舞場で (むすび)
2005-12-15 22:51:50
しばらくぶりに、こちらにお邪魔します。三月の小栗判官公演のニュース、実は今日初見となった狸御殿で藤山直美さんが、アドリブのなかで右近さんにおっしゃっていました。最新ニュースもさりげなく劇中にからませてくれるサービス精神と愛情に、おもわず顔もほころんだ瞬間でした。



狸御殿ですが、いゃー楽しかった!かぶりつきだったので、細かい細工がよく見えて・・・。

なかでも御殿中庭(?)で織部どのとイイ感じになっているシーンの、きぬた姫の着物と帯に沢山のハートのアップリケが!。これがなんとも可愛かった
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外気は寒いけれど (yaya)
2005-12-15 23:31:38
>eiさん



小栗判官決定!のニュースで心は暖まってきました~。

やっぱり「歌舞伎」やってもらいたいもの。



>当時発足したJリーグやアルシンドを

>ネタに盛り上がったことを思い出します。



平成5年頃は、私自身、

なかなか芝居を観れない時期でしたが

この、七月は行きましたよ~!!

この時の入れ事はメチャクチャ覚えてます。

宗十郎さん、頭から旗出して(紐?を引っ張ると

立つ、みたいな仕掛けだったかと)

BGMの♪オレーオレオレオレ~に乗って(?)

最後の捨て台詞に「だって、猿之助がやれっていうんだもん」

って、もう、ハチャメチャな楽しさでしたよね~。

最後となった蘭蝶、かぶりつきで観ました。

腹水がたまった姿を目の当たりにして、

悲しくて切なくて・・・



あの持ち味は、これからの世代にはありえない

世界でしょうね・・・

ある役者さんが、芸も一緒に天国に持っていってしまった・・・

とおっしゃっていました。



>むすびさん



お久しぶりです~

狸御殿ご覧になったんですね~。

こちらも、舞台から、何か温もりと幸せを貰えますよね~



危険な(笑)かぶりつき観劇、ご堪能されたことでしょう!



高そうな着物に、ペタペタペタペタ

二度とカタギの芝居では!?使えん・・・by松竹衣装 
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3月 (paru)
2005-12-17 16:53:13
ということはスーパー歌舞伎はないのでしょうか?

友人が一度スーパー歌舞伎を生で見てみたいと言っているもので・・・^^;
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どうなるんでしょうね~ (yaya)
2005-12-18 12:58:01
>paruさん



こんにちは。

春はジャニーズですからね~演舞場…

初演のヤマトタケルでは、凱旋公演という事で、

秋にもスーパー歌舞伎が掛ったことがあるけれど、

来年の演舞場、年間スケジュール決定でしょうか?



是非、スーパーの方の「オグリ」も観たいです。

でも、若手だけでやるなら「カグヤ」もいいかな~

なんて、思うのですが。
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そうなんですかー (paru)
2005-12-20 00:05:28
友人は遠方なので滅多に東京には来れないので、

3月だとコクーンやパルコと一気に観てしまおうかと思ったので^^;

「小栗」は観たことがないのですが、スーパー歌舞伎っぽいテイストはあるんでしょうか?

「カグヤ」もいいですねー。

若いうちでないと体力いりそうだし、うさぎ役。(笑)早めにやってほしいと思います。

返信する
小栗判官は (yaya)
2005-12-21 20:02:52
「復活通し狂言」なので、典型的な古典の演目ですが、

昭和58年に猿之助さんが、仕立て直すまでは

上演されていなかったようで、筋書きにある

過去の上演記録は、澤瀉屋だけのものです。



スーパー歌舞伎テイストというよりは

「歌舞伎」が大衆娯楽だったエッセンスいっぱい

シリアスあり、入れごとあり、ロマンあり、で

楽しめるお芝居です。



カグヤね、階段の数減らしてもらいましょうか(笑)
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