ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

読売新聞 「時代の証言者」 (6)

2010-03-28 00:33:43 | 歌舞伎
3月25日(木) (6)

【幻の名跡「初代雪之丞」】

20歳を過ぎて名代昇進の話が持ち上がり、併せて襲名の話も持ち上がっていた。
当時上方の和事にあこがれて、二代目雁治郎さんの舞台を「追っかけ」のように観ていた。
「坂田藤十郎」を名乗りたいと祖父に告げたが、不遜だと怒られる。
どうせ名前を変えるなら少しでも人に知られている名前がいいと、芝居の「雪之丞変化」から
「雪之丞」を提案。「初代市川雪之丞」で襲名披露興行の準備が進んでいたが、
ある日祖父が、「死を予感させる夢を見た。お前が猿之助になれ。」と伝える。
演目も決まり、浅草寺で舞台の成功を祈願するお練りが行われた際、祖父が倒れた。

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