ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
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大感謝祭!亀治郎の会さよなら公演 初日観劇 1

2012-08-16 22:50:47 | 歌舞伎
今回は、この初日しか観る時間が取れないので残念。
今日、一番気になった連獅子。幕見があったらこれだけ毎日観たいけれど。

というのは、名子役だった時代から
しばらく(私が)観る機会がなかった尾上右近くん。
後シテが、いまひとつ良い出来ではなかったかな~。
髪洗いの前から、獅子毛が着物に絡みそうな感じで所作があれだったのと
亀ちゃん(あえて、そう呼ばせて~!)の毛よりボリューム少なく作って
もらってあるようだけど、毛振りそのものも大変そうだった。
腰の重心移動じゃなくて、足と肩で廻しているような印象だった?

前後しますが、花道での引っ込みのときも
私的近年では、亀ちゃんや勘太郎(現勘九郎)くんの思わず声があがるような
美しくスピード感のあるものがスタンダードなので
インパクトに欠けたかな~。
すごく出来る子のイメージが強いので、ちょっと残念。
でも、この5日間で日々変わっていきそうな期待も持たせる演目だから
夜公演で幕見(笑)とかあったらリピートしたい~。

亀ちゃんはまだまだ余裕がありそう。
楽は凄いことになるんじゃないかな?(笑)

亀ちゃんが「親獅子」やるんだな~ってあたりも感慨深い。
三代目が、亀ちゃんを鍛えに鍛えていた?!
二人の連獅子が懐かしいです。
前シテですっと出てきたときに、全然、三代目とはこればかりは
風貌も体つきも違うのだけど、過去の舞台が過ぎったな~。

襲名興行以来お約束になったのか?
初日からカテコありのオールスタオベ。

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