北朝鮮暴発!その時日本はどうする?
紘一郎雑記張
紘一郎雑記張
北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行したことを契機に、
ミサイル防衛体制の強化に向けた議論が活発化している。
特に、米国から最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」を
導入するか否かが焦点になっている。
ミサイル防衛体制の強化に向けた議論が活発化している。
特に、米国から最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」を
導入するか否かが焦点になっている。
現在の日本の弾道ミサイル防衛は「2段階防衛」を基本としている。
ミサイル発射後、上層の大気圏外で撃ち落とすのは海上配備型迎撃ミサイルを
搭載した海上自衛隊のイージス艦が担う。撃ち漏らした場合は、
航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が大気圏内で迎撃する。
ミサイル発射後、上層の大気圏外で撃ち落とすのは海上配備型迎撃ミサイルを
搭載した海上自衛隊のイージス艦が担う。撃ち漏らした場合は、
航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が大気圏内で迎撃する。
THAADが日本に配備されれば、SM3とPAC3の中間段階の迎撃手段として
位置づけられ、日本のミサイル迎撃は「3段階防衛」に多層化する見通しだ。
位置づけられ、日本のミサイル迎撃は「3段階防衛」に多層化する見通しだ。
THAADは、ミサイル発射装置のほか「TPY2」と呼ばれる車載式の
早期警戒Xバンドレーダーなどで構成され、大気圏内に再突入する
弾道ミサイルをPAC3よりも高い高度で撃ち落とすことができる。
PAC3の迎撃高度が20キロ程度なのに対し、THAADの迎撃高度は
最高150キロとされる。より上空での迎撃が可能なため、
弾頭に核や化学兵器を搭載したミサイルを破壊した場合も、
地上への影響が少ないという利点もある。
早期警戒Xバンドレーダーなどで構成され、大気圏内に再突入する
弾道ミサイルをPAC3よりも高い高度で撃ち落とすことができる。
PAC3の迎撃高度が20キロ程度なのに対し、THAADの迎撃高度は
最高150キロとされる。より上空での迎撃が可能なため、
弾頭に核や化学兵器を搭載したミサイルを破壊した場合も、
地上への影響が少ないという利点もある。
政府は今後、THAAD配備の本格的な検討に入るとみられるが、
防衛省内ではTHAADの実効性を疑問視する声があがっている。
防衛省内ではTHAADの実効性を疑問視する声があがっている。
北朝鮮はすでに、日本を射程に入れるノドンやスカッドなどの
弾道ミサイルを数百発保有している。射程1500キロのスカッドミサイルだけで、
200~300基の実戦配備を終えているとされる。
弾道ミサイルを数百発保有している。射程1500キロのスカッドミサイルだけで、
200~300基の実戦配備を終えているとされる。
北朝鮮は現在も弾道ミサイル開発を着々と進めており、
今後も性能・数ともに伸長していくことは確実だ。
これまでの延長線上の安全保障政策では、
脅威を取り除くのは難しいのが実情といえる。
今後も性能・数ともに伸長していくことは確実だ。
これまでの延長線上の安全保障政策では、
脅威を取り除くのは難しいのが実情といえる。
日本は戦力不保持をうたう憲法9条の存在から
「専守防衛にはふさわしくない」と、
敵基地攻撃を可能とする装備の保有を見送ってきた。
しかし、「他に手段がない」場合は自衛の範囲内とし、
その能力の保有は合憲との立場をとっている。
防衛省幹部は「巡航ミサイルの配備実現には時間がかかるだろうが、
検討を始めるだけでも抑止力につながる」とみている。
「専守防衛にはふさわしくない」と、
敵基地攻撃を可能とする装備の保有を見送ってきた。
しかし、「他に手段がない」場合は自衛の範囲内とし、
その能力の保有は合憲との立場をとっている。
防衛省幹部は「巡航ミサイルの配備実現には時間がかかるだろうが、
検討を始めるだけでも抑止力につながる」とみている。
これで本当に日本が守れるのか?
9条はどうする!
9条はどうする!