ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

トイレ問題

2007-02-18 23:35:41 | フェミニズム
先週、視覚障害者のゲストの方(男性)が大学を訪れたので、大学界隈やシカゴの街を案内したりした。
私の腕を軽くつかんでいただき、いろいろ歩いたのだが、いかに自分が大学内のエレベーターやスロープの場所を把握していないかがわかり、反省した。そしてその日は雪がかなり降っていて、スロープの除雪がすぐなされていないと、かえって歩くのが階段より危険そうだったりもしていた。階段よりも優先して除雪をしてほしいなと思った。

さて、ひとつ困ったのが「トイレ」。
ゲストの方を男性用トイレの前まではお連れできるのだが、私は中までは入れないので、トイレのドアの前で待つしかない。ゲストの方は、それまで杖をしまっていたのに、わざわざトイレだけのために出さなくてはならない。そして、トイレの構造も、個室だったらドアあければすぐあってそうわかりづらくはないだろうが、何個も個室があるトイレで、しかも建物が古いこともあり、トイレの個室に行きつくまでにトイレ内にドアがまたあったり、複雑に曲がらなければならかなったりする場合もある。
個室の前までせめてお連れすることができれば簡単なのに、、と何度も思った。

ユニセックス(ジェンダーニュートラル)トイレを導入する必要性というのは、こういう面からもあるのだなと感じた。本来は、すべて個室のユニセックストイレだったらベストだと思う。でも、それがコストや建物の構造上、難しい場合もあるだろう。それでもせめて、各階、それも難しいなら、各建物につきせめてひとつのトイレくらいは、ユニセックストイレ化をすすめられないものだろうか、、と。

私のいる、シカゴ大学のユニセックストイレ状況についての記事を貼付けておく。
キャンパス内のクイア系団体が、頑張って運動していたことがわかる。
2004年時点で、15か。。かなり少ないが、それ以来いくつ増えたのだろうか。
http://maroon.uchicago.edu/news/articles/2003/11/21/panel_calls_for_neut.php
http://maroon.uchicago.edu/news/articles/2004/10/12/university_furnishes.php
http://queeraction.uchicago.edu/bathroomindex.html

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