ふぇみにすとの雑感

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ライプチヒ・ゲヴァントハウスのマーラー

2007-02-24 14:21:05 | 音楽
シャイー指揮、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の、シューマン1番「春」と、マーラー5番を聴いて来た。

マーラー5番、大熱演の一言。マーラー5番という曲のよさ、って要素はもちろんあるのだろうけど、曲が終わるやいなや、速攻で会場総立ち状態になったのはやはりすごい。シカゴのシンフォニーホールでのコンサートでは、スタンディングオベーション自体は時々あるわけだが、こんなにあっという間に皆が立ったのは初めてみた。私もすぐ立ってしまったよ。。

数ヶ月前にみたバイエルン放送交響楽団も、そして今回のゲヴァントハウスも、弦のノリのよさがすごいなーと思った。シカゴ響との大きな違いは弦なのかなーという印象。シカゴ、管は圧涛Iなんだけど、バイエルン、ゲフヴァントハウスといった、ドイツ系オケにくらべると弦のノリが比較的冷めているような気がする。何でなのだろうなあ。

今日のゲヴァントハウスのコンサートマスターの「踊り」ぶり、なかなかのもの。また、個人的には、チェロの1プルト目の二人の弾き方が格好いいなーと思ってみていた。シャイーも指揮台の上でかがんだり、のびあがったり、、あれはコンサート終わったら皆さんどっとお疲れになりそうだ。シューマンからかなりのノリだったのだが、マーラーはさすが。

しかし、マーラー5番、やっぱりいい曲だなあ。生で聴くといろいろなパートの音がよりはっきり聴こえて、格別。願わくば一度は弾いてみたいものだが、どこかでチャンスがあるといいなあ。。

そんなこんなで、機嫌よく家路についたはずだったのだが、今日はやたらと駐車場から出るのに待たされてしまい、家に帰るのに時間がかかってしまった。いつも、わりとすんなり出られるのに、なぜだったんだろう。金曜日だからかな?

帰って来たら、そういえばだいぶ前にnoticeがきたのに行方不明になってしまって、そのまま忘れ果てていたイリノイ州の車の排気テストのfinal noticeなる、どピンク色の郵便がきていた。ああ、行かなくちゃいけないのか。。面唐セけど、仕方ないので、明日の朝頑張って行ってくる予定。

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3 コメント

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Unknown (ゆうこ)
2007-02-24 15:43:14
あら、またしても同じ会場にいたのに、お会いできませんでしたね。いやぁー、感想、まったくの同感。本当に素晴らしかった!!!

弦が巧かったのはもちろん、トランペットとホルンの首席は凄かった。会場も、この二人の時には地鳴りがするような大きな拍手。あと、弦の配置も面白かったですね。チェロとコントラバスが第1バイオリンの隣。良い効果をあげていたと思います。音色とかリズムの取り方が、やっぱりヨーロッパならではなんだなぁ、と感心。

シャイーとコンマスの運動量の多さには私も驚嘆しました。とくに、私のツボにはまったのが、シャイーの片足蹴り上げ。マゼールジャンプとともに、私の中の指揮者アクションシリーズ屈指のナイスな動き。
シャイーは、もっともっと評価されて良い指揮者ですね。いやー、興奮さめやりません。
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Unknown (ゆうこ)
2007-02-24 15:53:44
追加。チェロの1プルトは、たしかにカッコよかった。
パンツスーツで決めてた女性チェリスト(左側)、素敵。そして右側の首席の男性チェリストのほうは、私の知人にそっくりで大注目。音楽的にも素晴らしかった。
そういえば、私の隣の席の二人組みもチェロの1プルトめのことを話していましたよ。目を奪われる人って、一致しているもんなんですねー。
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Unknown (ともみ)
2007-02-25 00:49:25
ゆうこさん、いらしているかなーと思ってましたが、やっぱり!
私はメインフロアの真ん中らへんにいました。必殺10ドルチケットの
わりには、いい席をいただけました。
トランペットとホルンの首席、すごかったですね。あと、チューバも
大きな拍手をもらってました。
女性チェリスト、格好よかったですねえ。首席男性もうまかったし。
シャイー、シューマンのときから激しい運動量ですごかった~。
日曜のCSOアルペンシンフォニーのマチネにも行こうと思ってます。
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