ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

『女性ニューズ』休刊!?

2006-06-26 02:20:26 | フェミニズム
ファイトバックの会のブログに、『女性ニューズ』休刊というニュースが掲載されていました。

非常に経済的に苦しいという噂は聞いていましたが、まさか休刊(実質上の廃刊?)とは・・ファイトバックの会ブログで書かれているように、これは衝撃的な大ニュースです。『ふぇみん』とならび、女性運動関係のニュースを流してくれる貴重な新聞のうちの一つでした。私も女性団体で働いていた頃は、『女性ニューズ』の記者さんに、取材のお願いをしたり、記者会見にいらしていただいたりしたのをおぼえています。

地味だけれど、女性運動についてニュースを流してくれる、本当に貴重な媒体でした。「『女性
ニューズ』のようなメディアを支えられなかった日本の女性運動、女性学って何だったのでしょう。」という、ファイトバックの会ブログの言葉、本当に考えさせられます。

時代はネットにうつっているということなのか。。。でもまだまだ、ネットはすべての人たちが使う媒体ではなく、日本の草の根女性運動団体になると、正直いってネット使わない人のほうがまだ大半を占めるかもしれません。私も女性団体のML管理やサイト、ブログ作成などに関わってきていますが、メールを使うだけでも本当に一騒動。ウェブやブログを見たり、書いたりする人たちもまだまだ少ない。FAXすら持っていない人もいたりして、そういう場合は連絡は郵便か電話です。
やはりパソコンは、ある程度のスキルも、財力も必要になる媒体ですしね。女性運動を担う層が高齢化しつつあることも、またひとつの原因かもしれません。
女性運動ももっともっと、ネットのリソースを使っていかなくては、、といつも思うのですが、なかなかうまくいかない現状もあります。

そんな過度期ともいえる中ですが、「女性ニューズ」は本当に貴重な情報発信や交換の媒体でした。関係者の方々、本当に大変だったことと思います。お疲れさまでした。そして、復刊することを本当に願っています。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のりさんさん)
2006-06-26 09:57:05
これは、ますます女性運動の歴史を徹底的に残さなくてはいけないということではないでしょうか。すぐにでも始めなければならないことかも。
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Unknown (makiko)
2006-06-28 21:59:48
トランスジェンダーのメディアリテラシーという点では、MTFはインターネット初期、というよりパソコン通信の時代からネット中心の文化を作ってきたのに対し、FTMのサイトが出来始めたのはここ数年、というところがありますね。MTFのITエンジニアは本当に多いですし。あ、逆じゃないですよ。こういうのを見ると、男性の特権は根深いと思いつつ…
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Unknown (ともみ)
2006-06-30 11:22:47
makikoさん、トランスジェンダーのネット利用傾向、そうだったんです
か。興味深いです。IT、運動の中での壁を作ることもあるし、悩みはつき
ません。。
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Unknown (301M)
2007-01-07 10:35:27
女権拡大を狙い男性を排除しようとする姿勢がみえみえ。彼女らの目的は男女平等ではなく弱者権力を利用した女権拡大である。
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