木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

穏やかな曇り空ですが、湿度が高く蒸し暑く感じます。

山荘前の仁科川はこの水量、昨日はもう少し多く濁っていました。

帰りの仁科峠の道路も結構荒れていたので、台風13号の影響はけっこうあったようです。

今朝の朝活は

コーヒー豆の焙煎です。

今朝の豆はタンザニアとグアテマラです。

コーヒー豆焙煎にはもれなく掃除がセットで付いてきます。

掃除機の紙パックがいっぱいになりました、備忘録、三菱MP3。

朝食は野菜がありませんが、タンザニアがおいしいです。

昨日は午前中は積算の講義です。

先月作った0.5坪の小屋を材料費から人工(にんく)まで積算します。

一番下に書いてある35×45は積算とは関係なく

秋に申し込みをする技能検定3級の願書に張る写真の大きさです。

備忘録 35×45の写真。

そして、午後は待望の刃物研ぎの実習です。

2~3年生は入学当初に教えられたそうですが、

我々1年生は作業台の製作から始まったので、肝心の研ぎを教わっていません。

講義室にブルーシートを敷いて、黙々と研ぎます。

時々、講師の見本や助言をもらいながら。

面白いのは、講師の年代や師匠によって研ぎ方が違うということです。

昭和に弟子入りした大工は普通の研ぎ方、

平成に入門した大工は横研ぎです。

私は迷わず、刃先が安定し、経験もそれほど要しない横研ぎにします。

教わったこと2点メモっておきます。

 ・カンナはより細かい番手で仕上げる、ノミはほどほどで十分

 ・戸面は常にダイヤモンド砥石で平らに(これは今もうやってます)

ですが、前日のブログでも紹介した癖のあるカンナ、喜之助。

やっぱり切れません。

講師の山田先生があれこれ見てくれます。

研ぎには問題が見つからず、台を直していきます。

それでも削ってみると小さな傷がつきます。

実習の片付け間際に出した結論が、

刃先にわずかながら研げてない所があるということです。

講義終了なので、カンナを山荘に持ち帰り、

お風呂が沸くまで、中砥石から研ぎ直し。

30分かかった(それでもけっこう短縮)ので、風呂は沸いてしまいましたが、

こんどは刃先までよーく小さな傷まで見ました。

最近、視力に自信はありませんが、これならイイでしょう。

刃物は使ってなんぼです。

今日は主屋下屋増築の要、梁の架け替えです。

もちろん、喜之助も中カンナも出番はあるでしょう。

切れ味はどうでしょう。

それでは皆様も良い日曜日をお過ごしください。

 



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