木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝の散歩時の気温は20℃ですが、湿度があり蒸し暑く感じます。

練習は休みたいところですが、そうも言ってられないので、

ボチボチとは知ってきました。

さて、昨日の伊豆山中はしとしと終日雨が降っていました。

おかげで木工がはかどりました。

朝イチの作業は新下駄箱に背面の桟を取り付けです。

次は一時は焼却しようと思っていた旧下駄箱も、捨てるのは惜しいとなり、

こちらにも背面の桟を取り付けます。

カンナを使って、縦横の目違いを払っていきます。

捨てないでよかった、使い物になりそうです。

木工では木端(こば)に近いところに、ほぞを組む時は、

割れることを防ぐために5㎝ほど木端を伸ばします。

これを「角(つの)」と言います。

組みあがったらその部分に墨線をして、

横切り盤で落としていきます。

これが角落としです。

そして、木口はカンナまたはノミで面取りをします。

新(手前)旧(奥)がそろったところで昼にしましょう。

お昼はいつもの勝又製麵の焼きそばですが、今日はキャベツではなくもやしがメインです。

軽く昼寝をしたら、

午後は下駄箱の一番上は

抽斗(ひきだし)をつけます。

実寸を計って、部材を取ります。

ドブテイルジグというものを使います。

テストカットを行ってから、ルーター盤で作業を行います。

試作でセッティングをうまくやれば、作業は特に難しくはありません。

こんな形で箱組が出来ます。

仮に納めてみると、新も

旧もうまく収まりました。

来週こそは、多分2台同時に、抽斗の完成、塗装と順調に作業を進め、

2台同時の完成を目指します。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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